算数『引き算』(求補)

平成24年度 島田市立相賀小学校 1年学級通信
平成24年7月27号
算数『引き算』(求補)
算数では、引き算(求補)の場面、意味を考え
ました。具体的には、次の学習問題を出しました。
【学習問題】みんなで、8人います。男の子
は、4人です。女の子は、何人
でしょうか。
今までのように
「 残 り は … 。」 が あ
りません。逆に、
「み
ん な で … 。」 と い う
言葉が入っていま
す。子どもたちは、
これに惑わされまし
た。「“みんなで”と
あるから足し算だよ。」
「簡単だよ。」と言います。
式を聞くと、
●8+4=12
だと言います。そこで、「じゃ、女の子は12人
いるんですね。」と問い返しました。子どもたち
は、「おかしい。」「8人しかいないはず。」と言い
ます。そのうち、「そうか。」「わかった。」という
声が上がりました。
●8+4=4
と言うのです。そこで、「8+4は、12じゃな
いですか。」と聞いてみました。子どもたちは、
困ってしまいました。そこで、ちょうど通りかか
った2年生に聞いてみることにしました。すると、
「これは、引き算だよ。」
「8-4=4となるよ。」
と教えてくれました。「なるほど。」と全員が納得
しました。どのやり方でも、4人になりました。
●8−4=4になることがわかったよ。
●“みんなで”とあっても引き算になることがある。
●足し算だと思ったけれど引き算になった。
とわかったことを言っていました。また成長です。
【算数の授業の一場面】