2002,Dec F−キット シュウ酸 (半量法:20回用) 紫外部吸光度測定法 約10回測定用 製品番号 755699 ㈱J.K.インターナショナル 一般、食品分析酵素試薬 測定原理 Oxalate decarboxylase formate + CO 2 (1)Oxalate formate dehydrogenase (2)Formate + NAD + + H2O HCO 3- + NADH + H + (2)式で生成したNADHの量を340nmでの吸光度の増加で定量します。 Oxalate decarboxylase:シュウ酸脱炭酸酵素 formate dehydrogenase:ギ酸脱水素酵素dd 試薬溶液の調製 ビン1 1本 包装内容 ビン3 ビン2 ビン4 溶液Ⅱ 溶液Ⅳ 溶液Ⅲ ビン1の内容物をそのまま ビン2の内容物をその ビン4の内容物をビン3の ビン5の内容物を1.2mlの 蒸留水で溶解 使用(3ml) まま使用(0.5ml) 緩衝液で溶解(45ml) 1本 1本 溶液Ⅰ ビン5 1本 (リン酸カリウム 緩衝液) (β-NAD) 1本 溶液の成分 リン酸カリウム/クエン酸 シュウ酸脱炭素酵素 β-NAD:約420mg リン酸カリウム緩衝液 :約8U 緩衝液:pH5.0 :0.1M,pH9.5 安定化剤 ギ酸脱水素酵素 :約80U(約200mg) 4℃で2週間 4℃で1年 4℃で20日間、-20℃で 4℃で1年 使用前に20∼25℃に加温 使用前に20∼25℃に加温 6週間 ※ シュウ酸標準液を添加回収試験、日常のコントロール、スタンダード法、検量線法にご利用下さい。 調製後の安定性 測定操作法 測定条件 下記の如くセミマイクロキュベットに採取します。 ブランク 試料 溶液Ⅰ 0.050ml 試 料 0.100ml 0.050ml 0.100ml 溶液Ⅱ - 0.025ml 混和し、20∼25℃で30分間インキュベーションします。 溶液Ⅲ 1000ml 1000ml 蒸留水 0.225ml 混和し、2分後にE1を測定します。 0.200ml 0.025ml 0.025ml 溶液Ⅳ 波 長 : 340nm 光 路 長 : 1cm 温 度 終 量 対 照 : 20∼25℃ : 1.40ml キ ュ ヘ ゙ ッ ト : セミマイクロキュベット(約1.5ml用) :水 試 料 量 : 1キュベット当りシュウ酸1∼10μgを含む 測定限界 混和し、20∼25℃で20分間インキュベーション(セミマイクロキュベット はパラフィルムでおおう)した後、E2を測定します。 シュウ酸の量は1セミマイクロキュベット当り1μg∼10μgまでが限界ですので 試料液はシュウ酸濃度が0.01∼0.1g/lの範囲になるように希釈して下さい。 シュウ酸g/l 蒸留水 < 0.1g - 1 計 算 0.1 ∼ 1.0g 1 + 9 10 シュウ酸の量は次の式で求めます。 V×MW シュウ酸(g/l)= × △E ε×d×v×1000 1.0 ∼ 10g 1 + 99 100 △E = (E2 - E1)試料-(E2 - E1)ブランク V(反応液量) MW(分 子 量) d(光 路 長) ε(分子吸光係数) もし、試料の濃度で0.01g/l以下の場合、キュベットに秤取する試料の量を0.25ml まで増やすことが出来ます。この場合、反応液量をかえないために蒸留水を減ら して下さい。また、計算時にvがかわってきます。ご注意下さい。 :1.40ml :90.04 :1cm :6.3cm〔1×mmol -1×cm-1〕 1.4 × 90.4 シュウ酸(g/l)= × △E 6.3 × 1 × 0.1 × 1000 = 0.200 × △E 希釈率(F)
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