カンルンガンチャリティーコンサート 2012 開催報告書 - ストリート

カンルンガンチャリティーコンサート 2012 開催報告書
フィリピンストリートチルドレン支援事業、カンルンガンチャリティーコンサート 2012 が
無事終了いたしましたのでご報告申し上げます。
Ⅰ、事業概要報告
事業概要報告
1、 事業名称:カンルンガンチャリティーコンサート 2012 ‐彼らが今求めていること...‐
Presented by HIKARI GROUP
2、開催日時:2012 年 3 月 25 日(日) 15:00 開場
甲友会館
15:30 開演
18:30 終了
3、 会
場:甲南学園
大ホール
4、主
催:特定非営利活動法人 AWPS 学生スタッフチーム
5、後
援:兵庫県、神戸市
6、協
力:学校法人 甲南学園(甲南大学、甲南高等学校、甲南中学校)
7、特別協賛:HIKARI GROUP
8、協
賛:岡安商事株式会社、株式会社ベストバイ、不二熱学工業株式会社
株式会社 JTB 西日本 教育旅行神戸支店、オリバーソース株式会社
アサヒカルピスビバレッジ株式会社、高嶋酒類食品株式会社
株式会社エイティズ、株式会社セイカ、株式会社三石ハイセラム
9、特別ゲスト:SKY(関西を中心に活躍する姉妹デュオ)
10、 出 演 校:神戸大学附属中等教育学校
コーラス部
甲南高等学校
ブラスアンサンブル部
novem(ノウェム)
高校3年生有志
大阪青凌中学校・高等学校
吹奏楽部
武庫川女子大学附属高等学校
コーラス部
Ⅱ、事業内容報告
1.
来場者数
:178 名
2.
参加数
:145 名
3.
募金額
:64,333 円
4.
チャリティーグッズ売上
:21,050 円
①〔ステージイベント〕
◇中学校・高等学校 音楽系クラブによる演奏
関西圏の中学校・高等学校の音楽系クラブの皆さんに、各出演校 20 分程で 2~4 曲
を演奏・合唱を披露していただきました。
◇カンルンガン・サ・エルマについて
フィリピンのストリートチルドレンの現状や、AWPS の支援先団体であるフィリピン
マニラの NGO カンルンガン・サ・エルマの活動について、弊団体学生スタッフの椹木
晴子より紹介いたしました。
◇カンルンガングッズの紹介
NGO カンルンガンで生活している、元ストリートチルドレンが作ったカンルンガング
ッズについて、弊団体学生スタッフの渡辺愛里より説明いたしました。
◇AWPS 学生スタッフチームの活動について
AWPS 学生スタッフチームの活動や当チャリティーコンサートの趣旨について、学生
スタッフの恒枝郁より説明いたしました。
◇特別ゲスト SKY チャリティーライブ
今回は特別ゲストとして関西を中心に活躍する姉妹デュオ SKY のお二人に出演して頂き
ました。ライブでは「YES or NO」
、
「花鳥風月」、
「Shining Star」の三曲を披露して
頂きました。透き通った素晴らしい歌声で、息のぴったり合った演奏でした。
また、出演校とのコラボレーション企画としまして、CM 曲にも起用されている SKY
のメジャーデビュー曲「夢ひとつ」を、SKY の方々と novem が一緒に披露しました。
会場を巻き込むような、楽しい雰囲気にしていただけました。
◇神戸海星女子学院小学校
5 年生の児童による作文
神戸海星女子学院小学校 5 年生を対象にフィリピンのストリートチルドレンの現状を
学生スタッフが伝えるインフォーム事業を行いました。そして、話を聞いた感想を書い
てもらいました。そのうち 2 名が書いた作文をコンサート当日、弊団体学生スタッフが
代読。小学生のまっすぐな気持ちの作文に多くの人から『感動した』とのコメントを頂
戴しました。
◇テーマソング合奏
出演校の各校の選抜メンバーで本コンサートのテーマソングである 「世界がひとつに
なるまで」を合奏。SKY のお二人にも加わって頂き、例年以上に迫力のあるテーマソン
グ合奏となりました。
②〔ロビーイベント〕
◇元ストリートチルドレン自立支援グッズプロモーション
カンルンガンで生活する、元ストリートチルドレンたちが作った、ミサンガ、ポストカ
ード、ピアスやカンルンガンファームで収穫されたコーヒー豆、黒コショウなどを紹介。
また、ご来場者の強いご要望があったため、販売も行いました。
◇募金活動
各ブースに募金箱を設置しました。また、閉演後、スタッフが手に募金箱を持ってカン
ルンガンへの支援を呼びかけたところ、大勢の方から温かいご支援を頂きました。
◇特別ゲスト Sky スポンサーブースを設置
特別ゲスト Sky のスポンサーであるスカイフーズ株式会社、東かがわ鳥骨鶏ファーム
株式会社から商品をご協賛いただき、スポンサーブースで販売いたしました。
また、このブースでは Sky の CD も販売。CD の売上の一部とスポンサーブースで販売
した商品の全売上をご寄付いただきました。
Ⅲ総括
今回、カンルンガンチャリティーコンサートを開催するにあたり、様々な団体、学校、
企業の方々から多大なご支援・ご協力を賜りました。今年は 4 回目の開催ということで昨
年のコンサートよりも盛大なものにするためにスタッフ一同が一丸となって準備を進めま
した。今回のチャリティーコンサートでも、すべての出演校に事前に学生スタッフが訪問
し、各校でフィリピンのストリートチルドレンの現状を伝えるインフォーム事業を実施し
ました。各学校の出演者の方々からは、
「事前にストリートチルドレンの現状について知る
ことができたので、いつも以上に気持ちを込めて演奏することができた」などの感想をお
寄せいただきました。
コンサート当日は天候にも恵まれ 170 名を超える方々にご来場いただきました。
今回のチャリティーコンサートのテーマは『彼らが今求めていること...』。4 回目を迎
えたカンルンガンチャリティーコンサート。ストリートチルドレンが求める支援が年々
変化する中で、本当に彼らが求めている支援を探求したいということでこのテーマにし
ました。
ご来場の皆様から頂戴いたしました感想から、本事業の開催目的である『より多くの人
にフィリピンのストリートチルドレンがおかれている状況を伝える』という目的が達成で
きたものと自負しております。また、ご来場の方々だけでなく、出演校の皆様や弊団体の
スタッフも改めてストリートチルドレン支援について考え直すことができるコンサートと
なりました。
しかし、準備不足な点も多々ありご協力いただきました甲南学園の方々、出演校の顧問
の先生方に多大なご迷惑をおかけしました。来年、コンサートを開催するにあたっては、
今回の反省点を十分に活かし、もっと成長・発展した AWPS 学生スタッフチームをお見せ
できるようにスタッフ一同頑張って参ります。
最後になりましたが、カンルンガンチャリティーコンサート 2012 にご協賛をいただきま
した方々をはじめとする、関係各所の皆様の多大なるご協力に心より厚く御礼申し上げ、
カンルンガンチャリティーコンサート 2012 の開催報告とさせていただきます。
カンルンガンチャリティーコンサート
2012
実行委員長
星野 芽生
実行委員会
スタッフ一同