現場の病害虫・雑草管理のお役に立ちたい!! 第7号 平成 24 年 12 月 21 日発行 協友アグリ株式会社 普及部・開発部 TEL:03-5645-0706 FAX:03-3639-5299 現場での病害虫・雑草管理に少しでもお役立て頂く事を目的に、当社の主要農薬に関する新知見・適用拡大等のトピック や最近問題となっている病害虫・雑草とその対応方法などの情報を同紙にて紹介させて頂きます。お読みになる皆様方の 病害虫・雑草管理、品質の高い作物生産の一助となれば幸甚です。 ご質問等ございましたら、弊社 HP を介して、あるいは上記 TEL 迄、お気軽にお問合せ下さい。 今回の NEWS ですが、 ダントツ粒剤専用散粒器 『ひと振りちゃん』 をご紹介いたします。 殺虫剤「ダントツ粒剤」は、水稲および園芸作物の登録があり、幅広い作物に御使用いただける殺虫剤です。 家庭菜園では定番の「トマト、なす、きゅうり、キャベツ、ブロッコリー」などに登録があり、育苗期後半~定植時に 御使用いただけます。 植え付け後、気付けば大量発生している「アブラムシ類、コナジラミ類」に対しては、ダントツ粒剤の株当り1g処理 がおススメです! しかし、 「イチイチ はかりで1gを量るのは面倒」、「農薬を直接 手で扱うのは嫌」 という あなた! そんな時役立つのが、ダントツ粒剤専用散粒器『ひ ひと振りちゃん』! ひと振りちゃんの中にダントツ粒剤を入れて、一振りすれば1gがお手軽に量れる仕組みです! ひと振りちゃん 定植時処理の場合 ~活用例~ 定植時の害虫には... ミナミキイロアザミウマ、ハモグリ バエ類には、ふた振り!(2g/株) アブラムシ類、コナジラミ類には ひと振り!(1g/株) きゅうり、すいか、かぼちゃ、 メロン 、ト マト 、ミニト マト 、 きゅうり、メロン、なす、 きゅうり、すいか、メロン トマト、ミニトマト メロン、なす、 トマト、ミニトマト なす 、キ ャベツ、ピーマン 、 いちご、ブロッコリー 更に... きゅうり、メロン、なす、トマト、ミニトマトには、定植後にも、 株元にひと振り~ふた振りするだけで、アブラムシ類が防除可能! ~例えば、トマトを育てる場合~ 放っておけば、写真のようにアブラムシが新芽に集り、初期の生長に影響が出ます。 そこで、ダントツ粒剤を定植時にひと振り。1ヶ月~1ヵ月半後の残効が切れる頃に またひと振り。 定植 1 ヶ月~1 ヵ月半 粒剤を上手に使うことで、お手軽に 長期間 害虫の防除が出来ます。 定植後の株元散布は、計3回まで 使用できます。 ひと振りちゃんの使い方は、HP上にも、使い方指南動画を載せておりますので、そちらも合わせてご覧ください。 (ひと振りちゃんは、緑のラベルのダントツ粒剤取扱 JA 店舗にてダントツをお買い求めいただくとプレゼントいたします。) (ダントツ粒剤の適用害虫と使用法) 作物名 きゅうり すいか 適用害虫名 1g/株 1~2g/株 2g/株 アブラムシ類 1~2g/株 定植後 但し、収穫前日まで アブラムシ類、ミナミキイロアザミウマ 1~2g/株 定植時 アブラムシ類 育苗期後半 アブラムシ類 ミナミキイロアザミウマ、トマトハモグリバエ 1g/株 1g/株 1g/株 1~2g/株 2g/株 アブラムシ類 1~2g/株 アブラムシ類、コナジラミ類 マメハモグリバエ、アブラムシ類、コナジラミ類 なす トマト、ミニトマト 1g/株 1g/株 アブラムシ類 1~2g/株 アブラムシ類、コナジラミ類 アブラムシ類、コナジラミ類、マメハモグリバエ トマトハモグリバエ 1g/株 1~2g/株 2g/株 1~2g/株 だいこん アブラムシ類 レタス アブラムシ類、ハイマダラノメイガ キャベツ かぼちゃ 1~2g/株 ピーマン 非結球レタス コガネムシ類 アブラムシ類 3回 以内 株元散布 1回 株元処理 植穴処理土壌混和 3回 以内 株元散布 4回以内(育苗期の株元処理及び定植時 の土壌混和は合計1回以内、散布及び 定植後の株元散布は合計3回以内) 株元処理 1回 3回 以内 植穴処理土壌混和 株元散布 播溝処理土壌混和 株元処理 3回以内(は種時の土壌混和は1回以内、 は種後は2回以内) 3回以内(育苗期の株元処理は1回以内、 散布は2回以内) 覆土後セル成型育苗トレイまたは ペーパーポットの上から散布する 1回 定植時 株元処理 3回以内(は種時の散布、育苗期の株元 処理及び定植時の土壌混和は合計1回 以内、散布は2回以内) 植穴処理土壌混和 4回以内(定植時の土壌混和は1回以内、 散布は3回以内) 植付時 2回 以内 1回 2回 以内 植付時 6~9kg/10a 植付前~植付時 6~9kg/10a 6kg/10a 育苗期 1g/株 育苗期後半 株元散布 植溝処理 株元散布 2回以内 植溝処理土壌混和 4回以内(植付時の土壌混和は1回以内、 植付後は3回以内) 作条処理土壌混和 全面処理土壌混和 1回 4回以内(植付時の植溝処理は1回以内、 株元散布は2回以内) 株元処理 1回 3回以内(育苗期の株元処理及び定植時 の土壌混和は合計1回以内、散布は2回 以内) 1回 アブラムシ類、ハイマダラノメイガ 0.25g/株 は種時 コナガ、アオムシ、アブラムシ類、ハイマダラノメイガ アブラムシ類 コナガ、アオムシ、ハイマダラノメイガ 0.5g/株 1g/株 2g/株 育苗期後半 0.5g/株 育苗期後半 株元処理 定植時 植穴処理土壌混和 3回以内(育苗期の株元処理は1回以内、 散布は2回以内) 1回 生育期株元散布 4回以内 アブラムシ類 ミカンキイロアザミウマ アブラムシ類 マメハモグリバエ、アザミウマ類 花き類・観葉植物 (ばら、きくを除く) 6kg/10a 株元処理 定植時 アブラムシ類 きく 6kg/10a 4回以内(定植時の土壌混和は1回以内、 散布は3回以内) 1g/株 1g/株 セルリー ばら 育苗期後半 3~6kg/10a 収穫21日前まで いちご ブロッコリー 0.5g/株 株元散布 4回以内(育苗期の株元処理及び定植時 の土壌混和は合計1回以内、散布及び 定植後の株元散布は合計3回以内) 植穴処理土壌混和 定植後 但し、収穫前日まで 3~6kg/10a 収穫21日前まで アブラムシ類 1回 定植時 は種時 植穴処理土壌混和 植穴処理土壌混和 定植後 但し、収穫前日まで 育苗期後半 定植時 定植後 但し、収穫前日まで 育苗期 育苗期後半 アブラムシ類 あさつき(露地栽培)、 わけぎ(露地栽培) 3回 以内 定植時 0.5g/株 クロチアニジンを含む農薬の 総使用回数 使用方法 株元処理 1回 定植時 0.25g/株 1g/株 1~2g/株 2g/株 ネギアザミウマ、ネギハモグリバエ かんしょ 育苗期後半 3~6kg/10a は種時 ネキリムシ類、コナガ、アオムシ、アブラムシ類、 ネギアザミウマ、ハイマダラノメイガ アブラムシ類 ハイマダラノメイガ コナガ、アオムシ ねぎ(露地栽培) ばれいしょ 本剤の 使用 回数 使用時期 アブラムシ類、コナジラミ類、ミナミキイロアザミウマ アブラムシ類、コナジラミ類 ミナミキイロアザミウマ コナジラミ類 メロン 使用量 *2012 年 4 月末現在の登録 一部抜粋 アブラムシ類 2g/株 6kg/10a 1~2g/株 2g/株 6kg/10a 1g/株 2g/株 6kg/10a 1g/株 定植時 発生初期 植穴処理土壌混和 覆土後セル成型育苗トレイまたは ペーパーポットの上から散布する 株元処理 1回 4回 以内 植穴処理土壌混和 4回以内(は種時の散布、育苗期の株元 処理及び定植時の植穴処理土壌混和 は合計1回以内、散布は3回以内) ダントツ粒剤は、上記作物以外に、だいず、はなっこりー、らっきょう、れんこん、サトウキビ、げっきつ、かんきつ(苗圃)に登録があります。 *ご使用の前には、必ず製品の適用表をご確認ください。
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