平成23年度 指定管理者モニタリング結果及び評価表 1 施設の概要 体育課 0263(32)1818 柔剣道場 昭和51年4月 設置年月 弓道場 平成20年4月 所管課 TEL 施設名称 松本市柔剣道場・松本市弓道場 所在地 松本市中央4-7-21 施設設置目的 市民の保健・体育スポーツの振興と心身の健全な発達を図り、健康増進に寄与する。 施設概要・設備 柔剣道場 : 延床面積 2,029.81㎡ 1F:事務室、会議室、トレーニング室、2F:柔道場(2面)、3F:剣道場(2面) 弓道場 : 延床面積 2,140.01㎡ 1F:事務室、近的射場(12人立ち)、2F:会議室、遠的射場(5人立ち) 指定管理者名(選定方式) 日本環境マネジメント㈱(公募) 指定期間 平成22年4月1日~27年3月31日 指定管理者の 主な業務 ・施設の使用許可、使用料徴収 ・施設及び設備の維持管理 ・自主事業の企画及び実施 利用料金制の導入 なし 委託料方式 利用区分等 施設の利用状況 利用目標 利用実績 対目標比(%) 対前年比(%) 柔剣道場 利用人数 34,787 113.2% 弓道場 利用人数 20,457 106.0% 2,095 9522.7% 自主事業参加人数 (特記事項) 日本環境マネジメント㈱は、H22から指定管理 指定管理者収支(平成23年度) 年度計画額 項目 指定管理料 利用料収入 (使用料) 収入 (歳入) 自主事業収入 計 事業収支 (単位:円) 人件費 事業費 自主事業費 市の収支 収支実績額 金額 項目 金額 平成23年度決算 平成22年度決算 項目 項目 13,813,000 指定管理料 利用料収入 (使用料) 3,690,000 自主事業収入 13,813,000 柔剣道場・弓 17,503,000 14,966,244 計 7,236,000 人件費 6,987,000 事業費 3,280,000 自主事業費 道場使用料 金額 柔剣道場・弓 6,445,020 道場使用料 金額 5,654,020 1,153,244 計 7,767,706 指定管理料 5,981,189 990,685 6,445,020 計 5,654,020 13,813,000 指定管理料 14,013,000 13,813,000 14,013,000 支出 (歳出) 計 損益 (特記事項) 17,503,000 0 計 14,739,580 計 226,664 差引 計 -7,367,980 差引 -8,358,980 2 事業計画書(提案書)の分類 Ⅰ・・・・・指定管理業務の内容として、安全対策、緊急時対応、利用者サービスの向上、自主事業計画等について、選定審議会で高く評価された事業計画書(提案書) Ⅱ・・・・・上記以外の事業計画書(提案書) 分類 Ⅰ 3 市(所管課)による評価 指定管理者の事業計画書(提案書)の内容に基づいて、その水準が達成されているかを市が点検・評価するものです。 評価の手段は、実績報告書(毎月)及び事業報告書(年度終了時)の点検並びに立入検査(随時)等によるものです。 A B C D 大項目 (1.0) (0.7) (0.5) (0.2) 評 価 の 基 準 高いレベルで実施されており、高く評価できる。 事業計画書(提案書)どおり適切に実施されており、問題は見られない。 事業計画書(提案書)どおり概ね実施されていたが、一部に不適切な部分が確認され、改善に向け対応中または対応済みである。 不適切な部分が確認されたので、改善を指示したが、未対応である。 中項目 1 2 3 4 適切な管理運営 5 6 7 市民の平等利用 8 9 適切な組織・体制 10 管 11 理 能 職員研修・人材育成 12 力 13 14 経理及び 15 事務処理等 16 17 18 安全管理 19 20 21 緊急時対応 22 個人情報保護 23 24項目 42 点 秘密の保護 24 25 26 業務内容 27 28 29 業務の第三者委託 30 経費節減・業務効率化 31 施 32 設 備品等の維持管理 の 33 運 利用の促進 34 営 利用者サービス 35 障害者等への配慮 36 苦情・要望等への対応 37 セルフモニタリング 38 環境への配慮 39 地域との連携 40 41 自主事業 19項目 42 42 点 特記事項等への対応 43 経済性 44 事業報告及び決算 6 点 45 団体の概要 評 価 項 目 団体の経営状況は良好か。 当該施設管理運営をサポート・バックアップする体制はあるか。 市の方針、施設の設置目的、業務等を的確に理解した管理はされているか。 市が示す施設運営方針や管理の基準等に適合しているか。 公共の仕事という倫理性や法令遵守について認識し、対応しているか。 市や関係団体等と緊密に連携し、責任を持って事業に取り組んでいるか。 正当な理由なく一部の市民に利用制限や優遇が行われていないか。 事業内容に偏りがあり、利用者が限られることはないか。 職員体制や配置人員は適切であるか。 現場責任者、有資格者の配置、指揮系統や責任権限は適切であるか。 労働関係法令等を遵守した労務管理規程等を整備し、業務従事者の適正な労働条件を確保しているか。 職員研修計画や業務指導に関し、適切に実施されているか。 会計処理の基準等に基づき、適正に事務処理が行われているか。 経理帳簿や台帳等を整備し、情報公開や監査請求に適切に対処できるか。 必要に応じパソコン等IT機器を活用できるか。 施設や附属設備の保守点検作業は、必要な基準や仕様を満たしているか。 業務報告や事業報告が適切に作成されているか。 安全対策は明確で、職員の教育・訓練の実施はされているか。 施錠、警備体制等は適切であるか。 利用者の安全確保に関する研修を実施し、職員が内容を熟知しているか。 事故や災害時等緊急時の連絡体制が十分に整備されているか。 避難経路が確保されており、避難時に支障をきたす障害物はないか。 個人情報等の具体的管理方法(書類・電子データ等)においてセキュリティ対策を講じているか。 職員が業務上知り得た秘密について漏洩防止対策を講じているか。 業務について処理・対応が適切に行われているか。 管理区域、業務範囲について漏れなく的確に把握されているか。 事業の内容や施設の有効利用に創意工夫がされているか。 年間の事業量が適切に実行されているか。 業務の第三者委託の範囲、理由、委託先は適当であるか。 再委託先から適切に業務報告をさせるなど、再委託先の業務を適切に管理しているか。 事業計画書どおりの経費節減や業務効率化が実行されているか。 引き渡した備品等に過不足はないか。 引き渡した備品等はその機能が失われていないか。 施設の利用促進に努めているか。 利用者サービスの向上に努めているか。 障害者、子ども、高齢者等の利用に配慮した管理がなされているか。 利用者アンケートが適切に実施されており、苦情や要望、意見等に適切に対応しているか。 セルフモニタリングが適切に行われているか。 省エネ等環境負荷の軽減や周辺環境に配慮するとともに、廃棄物は適切に処理されているか。 地域の住民や団体等との連携に積極的に取り組んでいるか。 サービスの向上につながり、かつ収入増に結び付いたか。 収支のバランスはとれているか。 募集要項における特記事項が考慮されているか。(施設の特性を認識した運営がされているか。) 支出総額は事業計画書の範囲内であるか。 事業計画書どおり、収入が確保できたか。(無料施設では、利用者を確保できたか) 配点 評価 2 1 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 1 1 1 1 1 2 2 2 2 2 2 2 2 2 3 2 1 1 3 1 1 3 4 3 3 3 2 2 2 2 2 3 3 C C B C C B B B C C B B B B B B B B B B C B B B B B C C B B B B B B B B B B B C B B ― B B 小計 57.6 評価の根拠 決算報告書から、問題となる点は見当たらない。 責任者の人的配置が、松本市にないため、迅速な対応が不可能である。 設置目的、管理運営業務を的確に理解した事業計画となっており、適切に計画が履行されている。 概ね、管理運営方針、管理運営業務の内容及び管理基準に適合した事業計画どおり実施されている。 系列の指定管理施設で刑事事件が発生した。 おおむね、責任を持って取り組んでいる。 特定の個人、団体に有利または不利にならない管理運営に留意しており、アンケートからも問題は見られない。 主に施設の貸出が主の施設であり、利用者の限定等は見られない。 職員及び責任者の変更が激しく、施設管理運営上、あまり適切であると言えない。 決定権を持つ責任者が、市内にいないのが、緊急時の不安となる。 業務従事者の適正な労働条件は確保されている。 特に問題はない。 専用の会計帳簿により適切に利用料金の収受、管理経費の収支を管理しており、問題は見られない。 情報公開等に対応できる内容となっている。 予約システムを導入し、利便性が良くなった。 施設、備品について定期点検、整備業務の内容が日報管理されており、管理基準を満たしている。 実績報告書の記載も正確であり、事業報告も期限までに提出されている。 マニュアル等の整備がされている。 教育訓練、マニュアルの整備により、施錠、警備については徹底が図られており問題はない。 指定管理者として研修等の取り組みがある。 平日昼間が、1人勤務なので、コードレスホン設置の改善が行われたにもかかわらず、連絡が取れないことがあった。 施設内は整然と管理され避難時の支障はない。 松本市個人情報保護条例に沿ったマニュアルが整備され、利用申請書等適切な管理が行われている。 業務従事者へ徹底を図り問題はない。 概ね事業計画書どおり適切に行われている。 定期巡回、清掃等が適切に行われており、管理区域、業務範囲について的確に把握されており、問題はない。 自主事業が、あまり開催されなかった。 事業計画書の事業が実施されなかった。 保守点検業務等において、第三者委託をしているが、委託範囲、理由、委託先とも適当であり、問題はない。 再委託先から業務報告書の提出を受け、実績等を管理しており、業務内容を適切に管理している。 自ら工夫して、施設修繕等を実施してほしい。高圧電力の契約先を変更して、経費節減に努めている。 指定管理者自らが備品の補充等を行い備品等の過不足はなく、問題はない。 指定管理者自らが修繕等を実施しており、備品の機能等に問題はない。 HP作成や、チラシの作製を行い、情報提供が行われている。 筆談スペースの設置や、トイレの改善に努めた。 モニタリング結果において障害者、子ども、高齢者の利用に問題はない。 セルフモニタリング等を行い業務改善を行っている。 業務日誌等からセルフモニタリングの結果が確認でき問題ない。 ゴミの分別や不要な電気の消灯等心掛けている。 近隣施設との関係があまり良好でない。 計画的に自主事業が、行われた。 自主事業で、プラス決算となった。 募集要項への特記事項はなし。 かなり支出は抑えられた。 自主事業により、収入がのばせた。 4 利用者による評価 (協定書で指定管理者に実施を義務付けている利用者アンケートの内容) 実施時期 平成24年2月17日~25日 利用者アンケート 調査対象 柔剣道場・弓道場利用者 調査方法 アンケート 利用者の意見・要望を聞く形式のアンケートを実施しました。 調査結果 【柔剣道場】 ・冷暖房設備が欲しい。 利用者からの意見 ・シャワーが欲しい。 要望・苦情等 【弓道場】 ・寒い。 ・掲示板の照明が暗い。 5 指定管理者による自己評価 平成23年度の 自己評価 自主事業により、利用者増につながった。 サービス向上のため、施設パンフレット作成、季節の飾り付け、フェイスブックページの作成等 行った。 改善できる点は、早急に改善して行きたい。 要望・苦情への 対応状況 積極的に自主事業を行い、施設の活性化を図り、利用者数の増加を目指したい。 今後の目標 6 市(所管課)による総合評価 A B C D 総 合 (1.0) (0.7) (0.5) (0.2) 評 価 (5段階評価) の 基 準 アンケート調査結果、セルフモニタリングの内容等を含め、総合的観点から高く評価できる。 アンケート調査結果、セルフモニタリングの内容等も含め、総合的観点から標準を満たしていると評価できる。 アンケート調査結果及びセルフモニタリングの内容等、ほぼ標準を満たしているが、今後改善を必要とするところがある。 標準を満たすためには、改善点が多い。 計画していた自主事業がほとんど行われず、施設の有効利用が認められなかったので、次年度は努力して いただきたい。また、緊急時に対応できる職員が、在住していないため、有事の対応に不安があるので、責 任者が常に地域や団体、市と連携が取れる環境作りが望ましい。 配点 評価 10 C 点数 5 合計点数 判 断 の 基 準 75点以上 「良好」 60点以上75点未満 「標準」(普通) 45点以上60点未満 「要改善」 45点未満 ※「不可」 ※「不可」の場合、指定管理者の取り消しの処分を含め 早急な改善対応を検討する必要がある。 62.6 判断結果 標準(普通)
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