厚木市防犯灯設置等に関する要綱 (趣旨) 第 1 条 この要綱 は、夜間 における 歩行者 の安心・安全 の確保と犯罪の防止を 図る ため、防犯灯の設置及び維持管理等について必要な事項を定める。 (定義) 第 2 条 この要綱 において 、次の各号に掲げる 用語 の意義は、当該各号に定め ると ころによる。 (1) 防犯灯 夜間における 歩行者の安心・安全 の確保 と犯罪 の防止を図るた め、 終夜 点灯 する 照明灯(商店街 の装飾灯 、広告灯及 び観光灯 、公園灯並 びに交 通 安全施設としての道路照明灯を除く。)をいう。 (2) 東電柱 東京電力株式会社が所有する電柱をいう。 (3) NTT電柱 日本電信電話株式会社が所有する電柱をいう。 (4) 新設 防犯灯が設置されていない東電柱及びNTT電柱又はポールに防犯灯を設 置することをいう。 (5) 修理 防犯灯 の撤去(ポール 及びポール の基礎 を含む。)、器具交換、ポ ール 交換、ポール移設、カバー交換、センサー交換及び器具移設をいう。 (6) 照度アップ 既存 の20W蛍光灯 の防犯灯 から32W蛍光灯 の防犯灯 へ器交 換を し、照度を上げることをいう。 (7) 移管 都市計画法(昭和43年法律第100号)第4条第12号に規定する開発行為 及 び 個人 、法人 、自治会等 によって設置された 防犯灯 の維持管理等 の権限 を 、 市へ移すことをいう。 (設置等の基準) 第3条 防犯灯の新設、修理、照度アップ及び移管(以下「設置等」という。)を行 う場合の基準は、別表のとおりとする。 (設置等の申請) 第4条 自治会の代表者(以下「自治会長」という。)は、防犯灯の設置等の申請を する とき は 、申請書 に必要な事項 を記入し、関係書類 を添えて市長へ申請するも のとする。 (土地の承諾等) 第 5 条 自治会長 は、前項 の規定による申請をする 場合 において 、次に掲げる とき は 、 あら かじめ 該当する土地 の所有者 から 書面 により承諾を得なければならな い。 (1) 防犯灯のポールを新設又は移設しようとする土地が私有地であるとき。 (2) 私有地に東電柱又はNTT電柱が設置されているとき。 (3) 移管する防犯灯のポールが私有地に設置されているとき。 2 前項に規定する私有地又は東電柱、NTT電柱又はポールに係る土地の使用料は、 無償とする。 (設置等の決定) 第 6 条 市長は、第4条に規定する 申請書 を受理したときは 、速やかに現地調 査等 を 実 施し 、第3条に規定 する 設置等 の基準 により 設置の可否 を決定し、設置等す るときは、自治会長に通知するものとする。 (管理移管手続) 第 7 条 自治会長 は、防犯灯 の維持管理を市へ移管 しようとするときは、申請 書に 必要な事項を記入し、関係書類を添えて市長へ申請するものとする。 2 市長 は 、前項 の申請書 を受理したときは 、速やかに 現地調査等 を実施 し、 第3 条 に 規定 する 設置等 の基準により 移管の可否を決定 し、移管 するときは 、自治会 長に通知するものとする。 附 則 1 この要綱は、平成17年4月1日から施行する。 2 防犯 灯設置要領 、防犯灯修理要領、防犯灯移管要領、防犯灯照度 アップ要領 は、廃止する。 附 則 この要綱は、平成20年4月1日から施行する。 別表(第3条関係) 設置基準 修理基準 照度アップ基準 移管基準 (1) 原 則 と し て 、 公 道 に 面 し た 場 所 で 、 東 電 柱 又 は N TT 電 柱への直付けとする。ただし、不特定多数の者が通行す る私道又は袋路状の私道で、かつ、接する住宅が 3 戸以 上ある私道については、申請者と協議するものとする。 (2) 東 電 柱 又 は N TT 電 柱 へ の 直 付 け に よ る 防 犯 灯 の 設 置 間 隔 は 、 原 則 と し て 、 お お む ね 25m と す る 。 た だ し 、 防 犯 及び道路形状等の理由によりやむを得ないときは、この 限りでない。 (3) 防 犯 灯 は 、 原 則 と し て 、 東 電 柱 又 は N TT 電 柱 へ 共 架 す る も の と す る 。 た だ し 、 東 電 柱 又 は N TT 電 柱 が な い と き は、ポールを設置するものとする。 (4) ポ ー ル 式 防 犯 灯 の 設 置 は 、 設 置 場 所 に 東 電 柱 又 は N TT 電柱がなく直付けができないときであって、低圧線のあ る 東 電 柱 か ら 25m 以 内 と し 、 中 継 用 の ポ ー ル ( 照 明 器 具 の未設置)は、認めないものとする。また、連続して設 置する場合は、ポールの強度等を考慮して最大5本まで とする。 (5) ポ ー ル 式 防 犯 灯 の 設 置 場 所 は 、 原 則 と し て 私 有 地 と し、設置可能な私有地がないときは、市と協議するもの とする。 (6) 引 込 線 は 私 有 地 の 上 空 を 横 断 し な い こ と と す る 。 ( 7 ) 照 明 器 具 に つ い て は 、 2 0W 又 は 32 W の 蛍 光 灯 と す る 。 ただし、地域の事情等により、犯罪の未然防止に絶大な 効果が見込めるときは、この限りでない。 (1) 市 が 行 う 修 理 は 、 防 犯 灯 の 撤 去 ( ポ ー ル 及 び ポ ー ル の 基 礎 を 含 む 。)、 器 具 交 換 、 ポ ー ル 交 換 、 ポ ー ル 移 設 、 カ バ ー交換、センサー交換、器具移設その他自治会が行う修 理以外の修理とする。 (2) 自 治 会 が 行 う 修 理 は 、 防 犯 灯 の 球 交 換 、 グ ロ ー ラ ン プ の 交換及びカバー清掃とする。 (1) 照 度 ア ッ プ の 実 施 基 準 は 、 次 に 掲 げ る 事 項 と す る 。 ア 近くに街路灯、公園灯等の照明設備がなく、街頭犯 罪が発生した箇所や発生するおそれがある箇所とする イ 実施箇所の周辺住民の承諾が得られる箇所とする。 ( 2 ) 照 明 器 具 に つ い て は 、 3 2W の 蛍 光 灯 と す る 。 ( 1 ) 東 電 柱 、 N TT 電 柱 及 び ポ ー ル に 設 置 さ れ て い る 防 犯 灯 であり、かつ、防犯上必要と認められる場所に設置さ れ、市の設置する防犯灯の仕様に準ずるものに限る。た だし、地域の事情等により、犯罪の未然防止に絶大な効 果が見込めるときは、この限りでない。
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