平成26年度町内および学校防犯灯設置委託仕様書 本仕様書は、町内会の申請に基づき新たに設置する防犯灯および秋田市教育委員 会で管理する学校防犯灯のLED化についての基準を定めるものである。 業務は、本仕様書のほか、メーカーの仕様に従い実施するとともに、関係法令等 を遵守すること。 なお、本市に設置されているLED防犯灯の管理は、ESCO事業者(※)が一元 管理しており、 今年度設置するLED防犯灯(町内防犯灯および学校防犯灯共)に ついても、市がESCO事業者に別途維持管理を委託することとしている。 したがって、本業務においては、ESCO事業者が現在管理する灯具と同一又は 形状がほぼ同一で、性能においても同一性が認められる下記1(1)の機種を設置す ることとする。 記 1 町内防犯灯の新設について (1) LED防犯灯について ア 灯具の種類 パナソニック製(型番:NNY20452LE1) イ 消費電力 8.0W(電力会社申請入力VA 9.0VA) ウ 設置灯数 (ア) Aブロック 100灯(新設分) (イ) Bブロック 95灯(新設分) (2) 履行場所 市内一円 (3) 取付仕様 ア 照明器具の取付け高さは、原則として、地上面から4.5mとする。 イ 自営柱に限り、低圧幹線の分岐に電線ヒューズ(250V-30A、密閉 型、ホルダー、カバー共)を取付けること。 ウ 東北電力ケーブルとの接続箇所2次側の配線は、EM-EEF2.0-2C (VE16)とする。 エ 電線の接続部分は、防水処理(自己融着テープ等の使用)を施すこと。 オ 電線の露出部分は、絶縁テープで保護し、半幅以上重ねて2回以上巻くこ と。 カ 電線管の支持には、ステンレスバンド(W=10)を使用し、支持間隔は 1m以内とする。 キ 点灯および消灯することを確認すること。 ク 電力会社等の手続きは、すべて代行すること。 ケ 作業中は、歩行者等の安全を確保すること。 コ 高所作業車を使用する場合は、道路使用許可申請を行い交通誘導員を配置 すること。 - 1 - サ シ 工事工程等設置に関しては、事前にESCO事業者と協議すること。 特記なき事項は、内線規程によること。 (4) ESCO事業者との協議について 平成26年度の新設防犯灯の管理は、ESCO事業者に委託し、平成24年 度以降設置したLED防犯灯と同様一元管理を行うこととしており、設置場所 等の情報は、ESCO事業者が構築した地図情報システム等で管理され、灯具 には専用の管理番号が付番されることから、設置等に当たっては、ESCO事 業者と協議すること。 (5) 工程表の提出等について 契約後、市と事前に調整を図るとともに工程表を提出すること。 なお、工程の設定については、夜間における通行の安全と犯罪防止の観点か ら、防犯灯未設置箇所への新設を行う町内防犯灯の新設を優先すること。 (6) 町内会との連携について 町内会とは、連絡を密にし、灯具の設置向き等を確認するとともに、設置後 は町内会の代表者から所定の用紙( 後日配布)に確認印を押印してもらうこと。 また、あらかじめ町内会長宛に送付している「町内防犯灯の設置に当たって の同意書」を回収すること。 (7) 業務の完了 業務が完了した場合は、完成写真を添えて業務完了報告書を提出すること。 なお、完成写真については、すべての防犯灯設置箇所について、次のとおり 撮影し提出すること。 ア 柱全体を撮った写真(完成前、完成後) イ 灯具の取付け状況が分かる写真(完成後) ウ 施工中の写真については、必要に応じ撮影すること。 エ 写真帳では、3箇所抜粋して提出すること(例:東北電力柱1箇所、N TT柱1箇所、その他柱1箇所など。)。 オ 上記エを含むすべての箇所については、CD-Rなど電子データで提出 すること。 (8) その他 本仕様書に定める事項について、疑義を生じた場合又は本仕様書に定めのな い事項については、発注者、受託者協議のうえ、これを定めるものとする。 ※ESCO事業とは、 Energy Service Company 事業の略 - 2 - 2 学校防犯灯LED化について (1) LED防犯灯について ア 灯具の種類 町内防犯灯と同機種とする。 ただし、30W対応の交換を指定する箇所については、パ ナソニック製(型番:NNY20467LE1 )、または 、 同等品とする。 イ 消費電力 8.0W(電力会社申請入力VA 9.0VA) ただし、30W対応の交換箇所については、30.0W( 電 力会社申請入力VA 30.2VA) ウ 設置灯数 (ア) Aブロック 9灯(交換分) (イ) Bブロック 21灯(交換分)うち30W対応 7灯 (2) 履行場所 秋田市立小・中学校の通学路に設置した学校防犯灯設置箇所 (3) 取付仕様 ア 既存防犯灯の撤去後、LED防犯灯を取り付ける場合は、町内防犯灯の新 設における仕様に準ずること。 イ 防犯灯に接続する既存ケーブル等の部材が劣化するなど、今後の維持管理 に支障をきたす恐れがある場合は、その部材も交換した上で取り付けること。 (4) ESCO事業者との協議について 町内防犯灯と同様の理由から、設置等に当たっては、ESCO事業者と協議 すること。 (5) 工程表の提出等について 契約後、市と事前に調整を図るとともに工程表を提出すること(工程表は、 町内防犯灯分と1枚にまとめても可)。 (6) 業務の完了 業務完了報告書は、町内防犯灯分にまとめるものとする。 なお、完成写真については、すべての防犯灯交換箇所について、次のとおり 撮影し提出すること。 ア 柱全体を撮った写真(完成前、完成後) イ 灯具の交換状況が分かる写真(完成前、完成後) ウ 施工中の写真については、必要に応じ撮影すること。 エ 写真帳では、4箇所抜粋して提出すること(小学校2箇所、中学校2箇 所)。 オ 上記エを含むすべての箇所については、CD-Rなど電子データで提出 すること。なお、学校防犯灯分は、町内防犯灯分に含めず別に提出するこ と。 (7) その他 本仕様書に規定されていない事項については、甲乙双方必要に応じて協議し て定めるものとする。 - 3 -
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