「辛」 と 「幸」 - 加賀市教育委員会

動 橋 小 だ よ り
平成26年 1月 14日
「辛」
と
発行:学校長
木田康久
「幸」
あけましておめでとうございます。昨年も、保護者のみなさんや地域の皆様のご理解とご協力に
より、子どもたちも安全に過ごし、勉学・運動等に力いっぱいがんばることができました。ありが
とうございました。今年もよろしくお願いいたします。
さて、3学期始業式で子どもたちに話した内容の一部が、上記の
2字についてでした。まず、今年は「午(馬)年」そのごとく力いっぱい
高みに向かってのびやかに駆けてほしいということで「馬」にちなんだ漢字の数が90近くあった
ことを話しました。次に上記の漢字 2 字付け加えたのが以下の話です。
上記の2字は、一見、とても似ていますが意味は大きくちがいますね。
「辛(しん)
」は、
「辛抱(しんぼう)
」
「辛い(つらい)
」
「辛苦(しんく)
」など、くるしさやつらさ
などを感じる字ですね。一方、
「幸(こう)
」は、
「幸福(こうふく)
」
「幸せ(しあわせ)
」など、明
るくすてきな感じの字ですね。ほんの少しのちがいですが、大きなちがいです。
でも「辛」は、そのもうちょっとを継ぎ足すことで「幸」になるんです。
「つらかったりしんど
かったりすることでも、続けたりがんばることで良いこととなり、すてきなことや良い結果につな
がります。だから、ちょっとのがんばりややさしさやあきらめない気持ちを持ち続けていけばきっ
と結果が表れ、願いがかなうはず。4 月からの進級にむけて、この 3 学期をしっかりとがんばりま
しょう。
本県から今世界のサッカープレーヤーとなった「本田圭佑選手」も、小学校のころから文集に書
いた夢を追いつづけ、努力し、人とのつながりを大切にしながら自分の技術や体力を高めていった
ことが、今現実となったわけです。あのイチロー選手も「いま自分にできること。がんばればでき
そうなこと。そういうことを積み重ねていかないと、遠くの大きな目標は近づいてこない。
」と語
っています。
今年2014年(平成26年)も二度ともどってこない大切な大切な時間です。でも、だれもが
分けへだてなく、公平に持つことのできる時間です。毎日のがんばりかた、心のもちかたでどんど
ん前に進んでいけるし、できることがさらにふえていきます!そんな一年間になるよう、この3学
期から、明るく元気に前向きに がんばりましょう!
1
月
の
表
◇ 校内書き初め会入選
(1年)※○北川 愛加
※○中出
(2年)※ 嵐
※
彰
(加賀市書き初め展 審査結果・・・
◎大賞
○特選
※入選 )
※
内藤
深
足立 寿羽
出口 胡亜
宮林 倭那
愛花
※
鈴木 彰英
堺 百々花
坂上 遥香
綿貫 克紀
小夏
※
田中 愛理
宮地 芙果
米口 らく
坂川 詩穂
※
宮地 祐京
(3年)※ 山崎 紗知
※
(4年)※○新井 蓮華
※○北川
※○本田
光
(5年)※○宮地 保奈実
橋村 紳太郎
(6年)※佐野 貴一
大杉 妃香
橋村 みなみ
佐野 華穂
結衣子
新木 日菜音
※◎山口
莉奈
松矢 侑季
米津 莉恵
成田 菜々美
橋本
清水 陸斗
仁
徳田 大和
※○新谷
沙耶
※○松矢
康佑
谷口
匠
池越 菜月
沼田 沙羅
山本 楓佳
※○寺田
谷口
桜弥子
司
※○毛利
柚葉
池越 美月
橋本 愛加
服部 佳純
・全校みんなが集中してどれも力作ばかりでした。
◇ 加賀市児童俳句入選
(4年)西山 もも
末澤 龍也
(5年)中郷 天雅
出嶋 桃花
中村 紅葉
北
(6年)角出 勇美
重田 智哉
東田 麻夢
服部 佳純
佑莉
橋村 紳太郎
・五・七・五 の短い中にいろんなことが表現できる日本のすばらしい文化のひとつですね。
家庭や地域のみなさんとともに・・・
平成 26 年がはじまりました。昨年も本校の教育活動、PTA 活動をはじめ、安全指導や挨拶運動、
「すずかけ
塾」等の補助事業等々、本当に多方面にわたってご理解とご協力をいただき、ありがとうございました。何
より年明けの始業式に動橋っ子のみんなの元気な顔に出会えたことが、心よりうれしく思いました。事故や
事件、災害等に見舞われることなく、日ごろより皆様方に見守られ育まれている子どもたちが幸せだとも思
います。本当にありがとうございます。
そんな中で、さっそく 9 日(木)より地区会館での「すずかけ塾」が開講されました。
夏休みから開講され、平日にも運営委員や指導の町の先生方による学習の補充指導・
支援をしていただいています。和やかに笑顔で指導されている塾の先生の姿と、一生
懸命にその指導を受けている子どもたちの姿を見ることができます。動橋地区の皆様には
他にない素晴らしい教育環境を整えてくださっていることを改めて感謝申し上げます。
また、同センター内の「児童センター」へも多くの子どもたちが利用しています。所長さんや指導員の方
が温かく見守って元気いっぱい遊んだり読書したりしています。正しいマナーとお互いの思いやりの心をも
って、ここも利用してほしいと思います。
上記以外でも様々に子どもたちが関わっております機関や施設が、校区内にたくさんあることと思います。
「甘えさせること」と「甘やかすこと
」の違いのように、世間一般の「あたりまえ」となる習慣やルール、心配りや接し方等々、ご家庭や地域の
中でこれからも教え、育んでいっていただきたいと思います。学校での指導・支援もさらにすすめます。今
後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。