第4節 道路交通量調査積算基準・目次 1 適用範囲 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 交通量調査業務委託料 3 道路交通量調査標準歩掛 4 交通量観測労務単価 5-4-1 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5-4-1 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5-4-2 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5-4-4 1 適 用 範 囲 この積算基準は、請負により実施する交通量調査(一般交通量調査)作業の予定価格の算定に適用するものとする。 2 交通量調査業務委託料 (1) 業務委託料の構成 直 業 務 価 接 費 間 接 務 費 材 料 費 機械経費 格 業務委託料 労 費 運 搬 費 そ の 他 諸 経 費 消費税等相当額 (2) 業務委託料構成費目の内容 ア 直接費 直接費は、次の項目について計上する。 (ア) 労務費 労務費は、当該交通料調査作業を実施するに要する労務の費用を計上する。 労務単価は、次表のとおりとする。 名 主 任 監 称 監 督 督 基 準 日 額 考 員 測量技師の基準日額を準用する 員 測量技師補の基準日額を準用する 交 通 量 調 査 員 (イ) 備 軽作業員の基準日額を準用する 材料費 材料費は、当該交通量調査作業を実施するに要する材料の費用を計上する。 (ウ) 機械経費 機械経費は、当該交通量調査作業を実施するに要する費用であり、「建設機械損料等算定表」に基づいて積算 するものとする。 (エ) 運搬費 運搬費は、当該交通量調査作業を実施するに要する調査用テーブル・椅子等の運搬に要する費用及び必要に応 じて交通量調査員等の輸送に要する費用を計上する。 5-4-1 イ 間接費 (ア) 諸経費 諸経費は、当該交通量調査を実施するに要する経費で、間接交通量調査作業費及び一般管理費等より成る。 ウ 消費税等相当額 消費税等相当額は、交通量調査業務価格に消費税及び地方消費税の税率を乗じて得た額とする。 3 (1) 道路交通量調査標準歩掛 作業計画 (1作業当り) 表-1 名 称 形 状 寸 法 数 量 単 位 主 任 監 督 員 05 人 監 05 〃 督 員 単 価 金 額 摘 要 計 備考 (2) 作業規模等により、これによりがたい場合は別途考慮するものとする。 準備費 (昼間施工 表-2 名 称 監 督 形 状 寸 法 員 小型トラック運転費 2t 数 量 単 位 05 人 1 式 単 価 金 額 1現場当り) 摘 要 器材運搬(表-3) 計 備考1 2 準備費は、1現場当り、1回計上する。 監督員の数量は次式により求めるものとする。 ( L 30 +n(全観測地点数))× 1 7 L:走行距離(㎞) X観測地点から全観測地点を経由して、X観測地点へ戻るのに要する走行距離 備考 上式により求めた数値は、二捨三入により 0.5 人単位とする。ただし、0.5 以下は 0.5 とする。 5-4-2 表-3 (昼間施工 2t小型トラック運転費 名 称 軽 形 状 寸 法 数 油 運 転 手 損 料 一 般 2t小型トラック 〃 量 単 位 単 価 金 額 1回当り) 摘 要 4 90 ℓ 0 21 人 1 H 運転時間損料 1 日 供用日損料 計 (3) 交通量観測費 表-4 交通量観測費内訳 名 称 形 (1観測点当り) 状 寸 法 数 量 交通量観測費 資 料 整 理 単 位 単 価 金 額 摘 要 測点 (表-5) 式 (表-6) 1 計 備考 交通量観測費の交通量調査員の単価は、基準日額を超過勤務手当による補正した単価とし、 24 時間観測の場合は二交代制勤務として積算する。 表-5 (1観測点当り) 交通量観測編成人員(12 時間観測) 昼間観測(T=7~19) 昼間 12 時間交通量 観 夜間観測(T=19~7) 測 員 夜間12時間交通量 観 測 ~ 5,000 3.0 ~ 5,000 4.0 5,001 ~ 10,000 4.0 5,001 ~ 10,000 5.0 10,001 ~ 20,000 4.0 10,001 ~ 20,000 5.0 20,001 ~ 30,000 5.0 20,001 ~ 30,000 6.0 30,001 ~ 40,000 6.0 30,001 ~ 40,000 7.0 40,001 ~ 50,000 7.0 40,001 ~ 50,000 8.0 10,000 台ごとに1人増す 50,001 ~ 50,001 ~ 備考1 員 10,000 台ごとに1人増す 本表は、両側交通量を測るための、歩掛である。片側のみを計測する場合は、片側交通量により、本 歩掛を適用する。 2 交通量は、道路交通センサスなどから近接地点の予想交通量を用いる。 3 設計変更により計上する場合は、交通量調査計画書等により1観測点当りの調査員数を確認するものと する。 4 交差点は2観測点とする。 5-4-3 (4) 資料整理 表-6 資料整理内訳 名 称 監 督 (1式当り) 形 状 寸 法 数 量 員 単 位 単 価 金 額 摘 要 人 計 備考1 2 4 本表は、上り、下り、合計の全てを記入するためのものである。 監督員の歩掛は、0.4 人/(12H/1箇所)とする。 交通量観測労務単価 労務単価は{基準日額×(1+時間割増し)}で算定する。 表-7 労務単価 r:労務構成比 交 交 通 量 観測時間 量 調 昼間 12 時間 5.0 8 査 員 昼夜間 24 時間観測 昼間 12 時間観測 補正単価 P×(1+ 備考 通 r) P×(1+ P:基準日額 夜間 12 時間観測 夜間 12 時間 5.875 4.375 r) P×(1+ r) P×(1+ 8 8 6.5 r) 8 本表の時間帯は、昼間7~19 時、夜間 19 時~7時の設定であり時間帯がかわる場合は、別途算定のこ と。 5-4-4
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