相馬標準砂 石英ダスト - 日本粉体工業技術協会

(種類別詳細・APPIE 相馬標準砂
石英ダスト)
APPIE
相馬標準砂
石英ダスト
相馬標準砂
相馬砂は、福島県相馬地方で産出される天然けい砂
で、品質のバラツキが少ないため、セメント強度試験、
粉砕性試験等の標準試料として使用されている。
採掘された原砂は、水洗により粘土等の異物が除去
される。
粒子形状は、角部が摩滅していくぶん丸みがある。
粒径分布は、そのままでも、かなり揃っているが、
APPIE 相馬標準砂は、更にふるい分けにより、500∼
850μm に調整している。
【主要用途】
粉砕機器の性能試験、砂状材料試験の基準物質
【主な物性】
外 観 :
銀白色
化学成分: SiO2 95%以上
粒子密度: 2.6∼2.7 g / cm3
粒 度 : 500∼850μm
相馬標準砂
(走査電顕)
石英ダスト
高純度な天然石英を粉砕により粒径分布を調整し標
準粉体としたものである。
その粒径分布は、オーストラリア規格・ASE35.Part
Ⅱ-1970 に規定された自動車用安全ベルトの試験に使
用されるものと同じである。
石英ダストは硬質で、粒子が鋭い角度を持つことか
ら磨耗促進性があり、各種機器の磨耗試験に用いられ
る。
【主要用途】
各種機器の磨耗試験
【主な物性】
外 観 : 白色
化学成分: SiO2 99%以上
粒子密度: 2.45 g / cm3
粒径分布
粒子径
比率
%(体積基準)
149 μm 以下
99∼100
105 μm 以下
76∼86
74 μm 以下
60∼70
(社)日本粉体工業技術協会
( 2006. 7. 22. )