★★★ 病害虫診断のポイントと防除対策NO17 形の|Tlさいたま rLL イネもみ枯細菌病 0イネもみ枯細菌病 」 「 望 閨・’二 態と生態 言 イネもみ枯細菌病は九リ'11|から東北地方までの各地lこ発生するイネの病害で、以前は九リ'111地方Iこ多 い病害でしたが近年は関東地方でも増加の傾向|こあります。細菌|こより発生する病害で、病原細菌 い はPseUc/○m。/7039/umOeです。種子伝染するため、種もみが第一次伝染源となります。罹病も み琶浸種すると、病原細菌か遊出して健全もみを侵し、’ず種後|こ苗腐敗を生じます。また、苗腐敗 を生じない苗も、体内lこ保菌し、出穂前後に穂|こ移行してもみが発病します。発病穂は周囲の穂へ の二次伝染源となり、被害が拡大します。 被害のようす ミョ副一一一一 ② 箱育苗と本田の穂に発生します。 苗では緑化時から硬化時|こ葉鞘部が淡褐色|乙変化し、し危い|こ濃褐色|こなり、腐敗枯死します。 葉令が進んでから感染した場合は、葉鞘が褐変・腐敗し、芯葉は基部が腐敗し抜けやすくなるか、 葉の基部が退色し白くなります。苗の腐敗は坪状に発生します。 穂では出穂・開花期以降のもみが急に枯死します。初期|こはもみの基部が黄白色となり、のちIこ 変色部は拡大してもみ全体が緑色を失い灰白色となります。やがて全体的仁淡紅色と帯びた黄褐色 となります。通常、発病はもみだけで穗軸や枝梗は緑色を保っており、重病穂では穂が直立したま まとなります。 発病もみは罹病程度が高いと不稔になりますが、程度が低いと死米や不完全米となります。これ らの玄米には、健全部と病斑部の境Iこ褐色帯状斑と0平ばれる褐色の帯が現れることがあります。こ れは本病罹病玄米の特徴的な症状であり、診断する時の重要な指標となります。  ̄-- 苗での発病(苗腐敗症) ~ ̄ 穂での発病(もみ枯症) Wi WOO● iMO I 、 ■ ワ 4=罹病玄米(褐色帯状斑が特徴) }、Ⅲ O●●●■● '■OG, ←健全玄米 I 睦件) 発生条件 ハー(竺QJ 、ノ、ノ、ノ rしr、7k 種子伝染するので保菌種子を使用すると発病します。 催芽温度、出芽温度は30℃を越えると発病苗率が高くなります。 穂の発病は、出穂期から出穂10日後頃まで|こ降雨があり高温に経過すると助長されます。 発生消長 、ノ ⑭ <本県で発生の多い普通栽培の事例> ○ ■ 八 ×~X 収1蔓 lま種田橦出穂 苗腐敗症保菌株内における病原細菌の潜伏 <ロ■■再■■-■U■、■-■■■ 5月 ⑤ 6癌 7厘 11 もみ枯症 ロ■■ ̄ 8局 9陰 10戸 防除適期と 種子で伝染するため、健全種子を使用し、種子消毒を実施することが防除の重要なポイントですc 防除方麓 防隙方法 実施時期 播種前 種子は無病ほ湯から採種します。 塩水選(比重tl3)を行い罹病種子を除去します。 塩水選(比重1.13)を行い罹病種子を除去します。 次のいずれかの方法で種子消毒を実施します。 ○温湯消毒 60℃で10~15分間浸漬し、浸潰後直ちに水で冷却します。使用する種子は乾燥もみを使 60℃で10~15分間浸漬し、浸潰後直ち|こ水で冷却します。使用する種子は乾燥もみを使 用し、保存年限の長い種子は避けましょう。 ○薬剤による消毒 ○薬剤|こよる消毒 スターナ水和剤、テクリードCフロアブル、ヘルシードTフロアプル、スポルタツクス スターナ水和剤、テクリードCフロアブル、へルシードTフロアプルスポルタツクス ターナ水和剤、へルヲードスターナフロアブルのいずれかで消毒します。 浸種 ~育苗野 ~育苗期 前期 穂穂 出出 出穂前 出穂期 30℃を超えないように管理します。 30℃を超えないよう|こ管理します。 次のいずれかの薬剤を散布します。 オリゼメート粒剤、コラトツプ粒剤5 オリゼメート粒剤、コラトップ粒剤5 スターナ水和剤、ブラヲソ粉剤DL、ブラシソフロアブル、カスラブサイド粉剤3DL スターナ水和剤、プラシソ粉剤DL、ブラシソフロアブル、カスラブサイド粉剤3DL 可 客 ' L 、 ■病害虫診断のポイントと防除対策No.17平成16年2月発行 ■発行埼玉県膿林部農産物安全課埼玉県さいた哉市浦和区高砂3丁目15番1号 社団法人埼玉県植物防疫協会埼玉県さいなぎ市大宮区北袋町1-340 TEL 048630-4053 TEL 048-645-2226 ■原稿執筆埼玉県農林総合研究センターTELO48-521-5041・埼玉県病害虫防除所 TEL 048-525-0747 ノ 」
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