「三層緩衝構造」 - JSP

二層緩衝構造
落石防護擁壁の損傷防止に最適です。
落石覆道に用いられる三層緩衝構
防護擁壁
造以外にも、
落石防護擁壁の損傷を
防 止するための緩 衝 構 造として、
EPS材
EPS材とRC床版で構成された二層
緩衝構造が寒地土木研究所と室蘭
RC床版
工業大学により開発されています。
ロックシェッドの落石緩衝工法
現地の地盤状況に応じて、
以下の概
「三層緩衝構造」
略図に示したような2つの例に大別さ
れます。
二層緩衝構造施工状況
二層緩衝構造
RC
(表層材)
二重緩衝構造
RC版
(表層材)
EPS材
(裏層材)
EPS
(裏層材)
落石防護擁壁
壁式落石防護擁壁
道路
(前面)
側
山
(斜面)
側
山
(斜面)
側
道路
(前面)
側
基礎地盤
重力式落石防護擁壁
鋼管杭
杭付落石防護擁壁
スチロダイアブロックの取り扱い上の注意点
■火気・高温厳禁
難燃処理が施されておりますが、直火に当たると燃えます。高温
(80℃)
になると
軟化変形しますので火気厳禁、高温化での保管・ご使用は避けてください。
■油分・石油類厳禁
酸・アルカリ類には対抗性がありますが、
ガソリンや灯油などの石油製品で溶解し
ます。油分・石油類厳禁で保管・ご使用ください。
■太陽光厳禁
太陽光に含まれる紫外線で徐々に表面が変色劣化します。太陽光下での保管
はシートで覆ってください。
■廃棄上の注意
各地方自治体などの廃棄物処理方法に従って処理してください。
■品質保証
EDO-EPS工法に用いる発泡スチロールブロックにはEPS開発機構の品質規
格適合認定シールが貼られています。
EDO-EPS工法にはEPS開発機構規格
適合製品をご使用ください。
認定シール
緊結金具
(片爪)
緊結金具
(両爪)
ジェイ エス ピーは、
ワールドサプライヤーとしてさらなる社会貢献をめざします。
第一事業本部 建築土木資材事業部
建築土木資材事業部(土木資材部)ホームページ http://www.co-jsp.co.jp/doboku/
土 木 資 材 部 〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-4-2
(新日石ビル)
TEL 03-6212-6364
FAX 03-6212-6369
■お問い合せ先
ジェイ エス ピーは、ワールドサプライヤーとしてさらなる社会貢献をめざします
札 幌 営 業 所 〒060-0003 札幌市中央区北3条西1-1
(サンメモリアビル)
TEL 011-231-2681
(代) FAX 011-231-7850
仙 台 営 業 所 〒980-0811 仙台市青葉区一番町2-4-1
(仙台興和ビル)
TEL 022-262-3271
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大 阪 営 業 所 〒541-0048 大阪市中央区本町1-6-16(野村不動産堺筋本町ビル)
TEL 06-6264-7906
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福 岡 営 業 所 〒812-0013 福岡市博多区博多駅東1-12-17
(五幸ビル)
TEL 092-411-6854
(代) FAX 092-474-1796
発泡スチロール土木工法
11.8.3000
発泡スチロールの軽量性・緩衝特性を生かした
落石緩衝システム
三層緩衝構造は
伝達衝撃力を従来の敷砂単層に比べ
最大で約4割低減できます
敷砂単層90cm厚
EPSを用いた「三層緩衝構造」は、大きな落石の恐れが
あるロックシェッドの上にEPSブロックとRC版、砂単層を敷設
することにより、落石の衝撃力を大幅に低減することができます。
伝達衝撃力
重錘衝撃力
落下高さ H=30m
(kN)
4000
0
−2000
0
40
80
time(msec)
120
160
落下高さ H=30m
2000
1 重量はほとんど従来と変わらない。
①覆道上三層緩衝構造施工状況
0
⇒ロックシェッドに負担増なし
−2000
2 荷重分散効果はRC床版で。
0
⇒分散効果は敷砂単層の15倍以上
3 分散された荷重は発泡スチロールでさらに緩衝。
※三層緩衝構造は、独立行政法人寒地土木研究所と
室蘭工業大学によって開発されました。
三層緩衝構造でロックシェッドを
より経済的に
2000
三層緩衝構造(敷砂厚50cm、RC版20cm、EPS厚50cm)
(kN)
4000
三層緩衝構造を使えば・
・
・
落石緩衝システム
実ロックシェッドを用いた
性能確認実験
(美幌覆道 北海道)
40
80
120
time(msec)
重錘衝撃力および伝達衝撃力波形
160
※伝達衝撃波形の主波動緩衝時間は、三層緩衝構造の場合には
敷砂単層に比べて2倍以上長くなる。
※三層緩衝構造はロックシェッド本体に作用する伝達衝撃力を減少
させる。
6000
砂
20cm
RC版
50cm
EPS
②EPS敷設状況
5000
三層緩衝構造の構成
4000
敷砂
(表層材)
RC版の直接的損傷を防ぐ
一次緩衝材
衝撃力
(kN)
50cm
3000
2000
+
RC版
(芯材)
衝撃力を広い範囲に分散させ
るための構造部材
1000
敷砂厚90cm敷き均し
敷砂厚90cm締め固め
三層緩衝構造
0
分散された衝撃力を強度的・
時間的に緩和する二次緩衝材
三層緩衝構造による覆道防災工事全景
200 400 600 800 1000 1200 1400 1600 1800 2000 2200
落下エネルギー
(kJ)
落石の落下エネルギーと衝撃力の関係
※頂版上の衝撃力は、敷砂単層の場合には締め固め状況により落下エネルギーに
大きく影響されるが、三層緩衝構造の場合には最大衝撃力が最大でも2,500KN程度である。
8 ロックシェッ
※出典:土木学会 構造工学シリーズ□
ドの耐衝撃設計
+
EPS
(裏層材)
③EPS敷設完了
落下衝撃力(落石重量30kN)
CASE-1
CASE-2
敷砂単層
三層緩衝構造
CASE-3
落下高20m
落下高30m
落下高40m
1,945kN
1,836kN
2,485kN
1,951kN
2,954kN
1,847kN
※敷砂厚 CASE-1∼3 90cm
※三層緩衝構造
CASE-1 敷砂厚 50cm RC床版厚 20cm EPS厚 50cm 〈層厚合計〉120cm
CASE-2 敷砂厚 50cm RC床版厚 20cm EPS厚 50cm 〈層厚合計〉120cm
CASE-3 敷砂厚 50cm RC床版厚 25cm EPS厚 100cm 〈層厚合計〉175cm
※「三層緩衝構造の伝達衝撃力算定式の定式化」
(構造工学論文集 Vol. 42A, 1996年3月)
により算定
④RC版施工状況
⑤敷砂敷設状況(三層緩衝構造完了)
二層緩衝構造
落石防護擁壁の損傷防止に最適です。
落石覆道に用いられる三層緩衝構
防護擁壁
造以外にも、
落石防護擁壁の損傷を
防 止するための緩 衝 構 造として、
EPS材
EPS材とRC床版で構成された二層
緩衝構造が寒地土木研究所と室蘭
RC床版
工業大学により開発されています。
現地の地盤状況に応じて、
以下の概
略図に示したような2つの例に大別さ
れます。
二層緩衝構造施工状況
二層緩衝構造
RC
(表層材)
二重緩衝構造
RC版
(表層材)
「三層緩衝構造」
EPS材
(裏層材)
EPS
(裏層材)
落石防護擁壁
道路
(前面)
側
ロックシェッドの落石緩衝工法
壁式落石防護擁壁
山
(斜面)
側
山
(斜面)
側
道路
(前面)
側
重力式落石防護擁壁
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■火気・高温厳禁
難燃処理が施されておりますが、直火に当たると燃えます。高温
(80℃)
になると
軟化変形しますので火気厳禁、高温化での保管・ご使用は避けてください。
■油分・石油類厳禁
酸・アルカリ類には対抗性がありますが、
ガソリンや灯油などの石油製品で溶解し
ます。油分・石油類厳禁で保管・ご使用ください。
■太陽光厳禁
太陽光に含まれる紫外線で徐々に表面が変色劣化します。太陽光下での保管
はシートで覆ってください。
■廃棄上の注意
各地方自治体などの廃棄物処理方法に従って処理してください。
■品質保証
EDO-EPS工法に用いる発泡スチロールブロックにはEPS開発機構の品質規
格適合認定シールが貼られています。
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認定シール
緊結金具
(片爪)
緊結金具
(両爪)
ジェイ エス ピーは、
ワールドサプライヤーとしてさらなる社会貢献をめざします。
第一事業本部 建築土木資材事業部
建築土木資材事業部(土木資材部)ホームページ http://www.co-jsp.co.jp/doboku/
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