いままでの宇都宮にバイBicycle(バイセクル)部会(PDF - 宇都宮市

いままでの宇都宮にバイ Bicycle
船渡川 晴香副議長
次に,「いままでの宇都宮にバイBicycle」部会34番 宇都宮市立一条中学校2年 小澤 紗季さん,
35番 宇都宮市立泉が丘中学校2年 小田部 剛さん,44番 宇都宮北高等学校2年 上野臺 空さん,46
番 宇都宮工業高等学校3年 平井 貴大さん。
34 番
小澤 紗季議員
議長,34 番。
35 番
小田部 剛議員
議長,35 番。
44 番
上野臺 空議員
議長,44 番。
46 番
平井 貴大議員
議長,46 番。
〔34 番 小澤 紗季議員,35 番 小田部 剛議員,44 番 上野臺 空議員,46 番 平井 貴大議員 登壇〕
35 番 小田部 剛議員,46 番 平井 貴大議員
35 番 宇都宮市立泉が丘中学校 2 年 小田部 剛です。
46 番 宇都宮工業高等学校 3 年 平井 貴大です。
私たちは「中高生の交換交流事業」について提案します。
宇都宮市では現在,都市ブランド戦略として市内外へ市の魅力を発信しています。また,この事
業の一環として,
“愉快市民”への登録制度があります。しかし,この事業は知名度が低く,現在登
録されている人数は市外の方も対象であるにも関わらず,約1300人と市民全体の1%にもなり
ません。実際,このジュニア未来議会に参加するまで,私たちも知りませんでした。それは,登録
後の具体的な活動不足や,この活動自体のアピールの場が少ないからだと思います。
そこで,私たちは愉快市民制度を活性化させる活動の1つとして,中高生を対象にした他都市と
の「中高生の交換交流事業」を提案します。これは,他県の同規模の都市に市の愉快市民である中
高生を派遣し,逆に他都市から中高生を受け入れて,市民同士が交流するものです。具体的には,
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愉快市民の中から希望して集まった中高生が,他都市へ行ってその都市のPR方法やブランド商品
などを調査し,また,他都市の中高生を受け入れ,その際に本市のブランド商品などを宣伝したり,
同じようにPR方法などを紹介したりします。さらに,宇都宮市に対するイメージや活動に関する
感想などを聞くことで,本市のPR面での問題点などを客観的に把握できるとともに,市民同士の
交流も深まり,さらなる本市のイメージアップが期待できると考えます。
この事業を行う利点は第一に,市の宣伝効果が挙げられます。他都市から市民を受け入れる際に
市のブランド品,具体的
には「餃子パイ」や「か
りまん」など,意外と知
られていない宇都宮の新
名物や魅力を口コミとい
う強力なネットワークで
アピールすることで,宇
都宮の良さが広がると考
えます。
第二に,他都市のPR
方法などを市の更なる発
展のために取り入れるこ
とができるからです。市は今までの方法を改めて見直し,良いものを取り入れることで,さらに効
果的に宇都宮の魅力を発信することができるようになると考えます。
以上で,私たちの「中高生の交換交流事業」について終わります。ご検討,よろしくお願いしま
す。
34 番 小澤 紗季議員,44 番 上野臺 空議員
34 番 宇都宮市立一条中学校 2 年 小澤 紗季です。
44 番 宇都宮北高等学校 2 年 上野臺 空です。
私たちは,
「宇都宮市の自転車利用促進策」について,提案します。私たちは,事前研修のなかで,
「レンタサイクル事業」と,
「自転車走行空間の確保」について学びました。
「レンタサイクル事業」
では,現在110台の自転車があり,4箇所の市営駐輪場で借りられることを知りました。また,
「自転車走行空間の確保」では,現在,危険箇所がある路線を優先的に整備しています。これらの
現状を踏まえて,2つの提案があります。
まず1つ目として,レンタサイクル事業の充実を提案します。宇都宮市の郊外に住んでいる人は,
中心市街地までは車やバスを利用し,中心市街地内の移動は,徒歩やレンタサイクル利用が多いと
聞いております。特に最近では,レンタサイクルがすべて貸し出されてしまうこともあるそうで,
利用者ニーズが高まっていると思われることから,レンタサイクルの台数や,駐輪場の数を増やす
必要があると考えます。しかし,自転車の台数,駐輪場が増えれば管理が大変になりますので,管
理の効率化,利用者の利便性向上のためにも,私たちは「サイクリングカード」の提案をします。
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これは,図書館の利用カードのように,誰が,いつ,どこで借りたかがすぐにわかるようにするも
ので,管理がしやすくなると同時に,利用者も簡単に使えるようになります。
2つ目は,自転車走行空間につ
いての提案です。私たち中・高校
生はよく自転車を利用しますが,
道によっては,自転車で走れる空
間が少なく,車や歩行者と接触し
そうになることが多々あります。
例えば,一条中学校周辺では,自
転車通学,通勤中の高校生や社会
人が多く通り,危ない状況にあり
ます。このような状況を改善する
ためにも,学校周辺の道路の自転車走行空間の優先的な整備を提案します。また,より快適な自転
車走行空間を確保するために,サイクリングルート沿いに利用者が行きたい場所へ簡単に行けるよ
うな道路案内看板を設置することを提案します。
これらの提案を実行することによって,自転車の利用者は増加すると,私たちは確信しています。
「走れば愉快だ宇都宮」を皆さんで広めていきましょう。
以上で,提案を終わります。よろしくお願いいたします。
佐藤 栄一宇都宮市長
議長,市長。
船渡川 晴香副議長
市長。
〔佐藤 栄一宇都宮市長
登壇〕
佐藤 栄一宇都宮市長
小田部議員,平井議員におか
れましては,本市の都市ブラン
ド戦略「宇都宮プライド」に着目していただくとともに,若者らしい,新鮮で積極的な提案をいた
だき誠にありがとうございました。それでは,ご質問にお答えいたします。
本市におきましては,市民が誇りを持って住み続け,また,市外の人や企業から選ばれる都市と
なるため,平成20年度から,都市の魅力やイメージを高める「宇都宮ブランド戦略」に取り組ん
でおります。現在,宇都宮の生活拠点としての豊かさや楽しさを表現したブランド・メッセージ「住
めば愉快だ
宇都宮」を掲げて,市民や企業と一体となって,様々な市民参加型の取組を展開して
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いるところであります。
その1つであります「宇都宮愉快市民」につきましては,宇都宮が好きで,宇都宮をもっと愉快
にしたいという思いを持つ方を「愉快市民」として任命し,宇都宮を積極的にPRしていただく制
度であり,昨年11月から募集を開始し,本年7月末現在で,約1,300人の方に登録いただい
ております。この制度につきましては,最終的には,市民全員に,本市のプロモーション大使にな
っていいただくことを目指しており,中高生の登録が少ない状況のなか,宇都宮の未来を担う中高
生の皆さんに「宇都宮ブランド戦略」に参加いただくことがとても重要であると考えております。
議員ご提案の「中高生の交換交流事業」につきましては,他都市の中高生と交流することで,本
市の魅力のPRや他都市の優れた取り組みを学ぶ機会が得られる有効な取り組みであると考えてお
りますが,
まずは,第一段階として,ジュニア未来議会議員の皆さんに是非,「愉快市民」となっていただき,
学校生活や家庭生活など,身近なところから「愉快市民」の輪を拡げていただくとともに,スポー
ツや文化活動などで他都市の中高生と交流される際には,積極的に,本市の魅力のPRや意見交換
を行っていただくなど,本市のプロモーション大使として,活躍していただくことを期待しており
ます。
次に,自転車利用促
進策について利用者の
目線から,具体的です
ばらしいご提案をいた
だき,ありがとうござ
いました。それでは,
小澤議員と上野臺議員
のご質問に順次お答え
いたします。
まず,
「レンタサイク
ル事業の充実につい
て」でありますが,現在,中心市街地4箇所の市営駐輪場において実施しているレンタサイクルに
つきましては,買物や通勤・通学,観光など様々な目的にご活用いただいており,昨年度は年間3
万2千人の方に利用され,配置台数が不足する状況となってきております。このようなことから,
今年度,利便性の高い電動アシスト自転車55台を含めて,レンタサイクルの台数を増やすととも
に,
「JR宇都宮駅東口第2」,
「JR鶴田駅」,
「JR雀宮駅東口」の3箇所の市営駐輪場におきまし
て,新たにレンタサイクルの貸出場所を設置する予定となっております。また,ご提案の「サイク
リングカード」につきましては,より効率的な維持管理が可能となることや貸出手続がスムーズに
なることにより,利用者の利便性向上にもつながりますことから,今後,さらなるレンタサイクル
の貸出場所や配置台数の拡充を図るなかで検討してまいります。
次に,
「自転車走行空間の整備について」でありますが,本市では,自転車が安全で快適に走行で
きる環境の創出に向けて,自転車レーンなどの自転車走行空間の整備に積極的に取り組んでおり,
特に,自転車利用者が多い学校周辺におきましては自転車と歩行者のさらなる安全確保が必要であ
ると考えております。
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このようなことから,昨年12月に策定いたしました「自転車のまち推進計画」におきましては,
自転車交通量や交通事故の発生件数が多い路線などに加え,高等学校周辺の路線につきましても
優先整備路線として選定し,整備を進めているところであり,今後は,中学校周辺におきましても,
自転車走行空間の状況把握に努めながら,自転車や歩行者の安全確保に取り組んでまいります。
次に,
「自転車利用者のための道路案内看板の設置について」でありますが,本市では,多くの方
にサイクリングを楽しんでいただくため,現在,自転車利用者向けにサイクリングルートや観光情
報などを案内する自転車マップの作成や休憩スポット「自転車の駅」の整備などに取り組んでいる
ところであります。ご提案の道路案内看板の設置につきましても,目的地まで迷わず走行できる情
報の充実や来訪者に対する「おもてなしの向上」にもつながる大変効果的な取り組みでありますこ
とから,今年度,地区市民センターなどに整備する「自転車の駅」をはじめ,サイクリングロード,
駐輪場などをわかりやすく案内する看板につきましても,引き続き,設置を進めてまいりたいと考
えております。
今後とも,様々な自転車利用促進策を推進し,より魅力ある「自転車のまち宇都宮」を目指して
まいりますとともに,市民の皆様と一緒に「走れば愉快だ宇都宮」を広めてまいります。
船渡川 晴香副議長
以上で,「いままでの宇都宮にバイBicycle」部会の質問を終わります。
発言通告者の発言はすべて終了しましたので,一般質問を終わります。
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