低床型床吹出し空調システム LUFT ( 1.1MB)

Lower Under Floor
Air Conditioning System
of
TAKASAGO
低床型床吹出し空調システム
®
ルフトは、電気や通信配線用の床下100mm空間を
有効活用。省エネルギーで快適なオフィス環境を創造する
当社独自の床吹出し空調技術です。
上部空間
排気
居住域
給気
低床フリーアクセスフロア
独自技術を駆使して最適化を図ります。
圧力調整フィルタ
高さ100mmの低床フリー
アクセスフロア
整流板
フィルタによる吹出し抵抗の最適化(特許第 3365526 号)
整流板を使った床下気流の均一化(特許第 3040910 号)
標準型床吹出し口(特許第 3752030 号)
高さ100mmの低床二重床を有効活用。
オフィスで最も多く使われている高さ100mmの低床フリーアクセスフロアをエアダクトとして有効活用。床下の圧力バラ
ンスを均一化し、最適風量をムラなく分配します。
ワンランク上の快適環境を実現。
旋回吹出し気流によってドラフト不快感を防止し、かつ居住域の温度ムラがありません。同時に熱気や汚れた空気は上
部空間に押し上げ、居住域を清浄で心地よい快適環境に保ちます。吹出し空気による塵埃巻き上げもほとんどありません。
天井の高い開放感のあるオフィスを構築。
天井ダクトなどの設備が不要です。ルフトは低床二重床ですむことから、天井圧迫感の少ないオフィス環境を構築できます。
吹出し口のレイアウト変更が容易。
低床二重床全体が空調用ダクトになるため 、吹出し口のレイアウト変更が容易です。その際、ルフトはエアバランス調整
が不必要です。
省エネルギー空調といえばルフト。
居住域に直接給気を行うので、高め
(低め)の給気温度で居住空間を快適温度に冷却
(加熱)できます。ダクトレス化に
よる搬送動力の低減など、合理的な省エネルギー化が図れます。
可変風量型の吹出し口もご用意。
モータダンパ付きの可変風量型吹出し口の場合、1 台の空調機で複数の部屋ごとに個別の温度制御が自在です。なお、
可変風量型は、標準型から交換が可能です。
従来の
天井ダクト方式
冷房
熱損失が大
暖房
ダク
天井に
トレスで
ダク
天井スッキリ
トが必要
上部空間も冷房
熱損失が大
コールドドラフト
温風が届かず足下が寒い
ドラフト感が不快
ルフトにすると快適になります。空調負荷も削減できます。
ルフト
冷房
(加圧式床吹出し方式)
上部空間は高温
熱損失が小
暖房
ダクトレスで
天井スッキリ
熱損失が小
居住域を快適冷房
足下まで暖か
可変風量型の吹出しシステムにすると
部屋ごとにきめ細やかな温度制御が可能です。
吹出し口の移設・増設も簡単です。
温度コントローラ
TC
可変風量型
吹出し口
温度コントローラ
TC
コントロールユニット
CU
信号変換器へ
INV
CU
AC100V
AC100V
可変風量型吹出し口は高さ100mmの低床に対応。
吹出し口への配線はケーブル1本でワンタッチ接続です。
可変風量型吹出し口
コントロールユニット
信号変換器
●コントロールユニット
(CU)
は、1基で 8台までの可変風量型吹出し口を接続できます。CUは、1ゾーニング当た
り最大 20 基(吹出し口最大 160台まで)まで増設が可能です。
ボタン1つで個々の吹出し口を全開/全閉/自動運転に切り替えら
れます。動作不良を検出し、保守を簡単にします。
LED 点灯
PUSH
自動運転
運転表示
LED
翌朝
PUSH 自動復帰
翌朝
自動復帰 PUSH
運転切替
ボタン
混入物などでダンパが目標位置に動か
手動全閉 LED 消灯
手動全開
PUSH
ない場合には、モータへの通電を停止し、
LEDが点滅。簡単に目視確認ができます。
(中央監視盤への発報も可能)
遅い点滅
光センサでダンパ位置を検出。
ルフトならではのきめ細やかな風量制御を実現します。
100
2.0
60
40
20
0
0
25
50
75
ダンパ開度(%)
1.0
設定値との偏差≦0.5℃
0.0
-1.0
100
-2.0
80
(W/m2)
60
40
コンセント負荷
20
照明負荷
100
負荷
設定温度との温度偏差︵℃︶
吹出し風量︵%︶
80
10:00 12:00 14:00 16:00 18:00 20:00
0
負荷に応じて空調機風量を制御する可変風量方式にすれば、
さらに省エネ性が高まります。
®
36%削減
可変風量方式
®
熱源
定風量方式
送水
13%削減
送風
従来天井
ダクト方式
0
20
40
60
年間消費エネルギーの比率
80
100
●年間運転時間2,500h、照明・コンセント負荷50W/m2、 熱源COP(空冷ヒートポンプ相当。冷房4.0、
暖房3.4)、 外気条件(東京)
とした場合です。
ルフトの快適性は、様々な物件で
実証されています。
オフィスビル内の異なるフロアで、ルフトと天井吹出し方式を
それぞれ設置して得た実測結果の一例です。 冷房時の温度分布比較
ドラフト不快感の比較
ルフトは人のいる居住域だけを快適に空調しているこ
ルフトはドラフト不快感が少ないことがわかります。
とがわかります。
®
床面からの高さ︵
天井吹出し
2.0
1.0
15
居住域を
効率冷房
®
23
25
27
ドラフト感が
少ない
5
0
温度
(℃)
快適
0.5
0
21
®
10
)
m
ドラフトによる不満足者率︵%︶
2.5
1.5
天井吹出し
20
A
B
C
D
E
F 測定位置
居住域の粉塵濃度比較
ルフトは、在室人員が3 倍でも、粉塵濃度は約半分というデータです。
(一般的に人員が多いほど、粉塵発生量は多くなります。)
10
天井吹出し
8
粉塵濃度
6
在室人数が3倍でも
粉塵濃度は半分です
4
(μg/m3)
0
9:00
清浄
2
®
10:00
11:00
12:00
13:00
機械メーカーオフィス
製薬研究所オフィス
エントランスホール
大学研究棟
金融サービスオフィス
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〒160-0022 東京都新宿区新宿 6-27-30( 新宿イーストサイドスクエア)TEL.03-6369-8200 FAX.03-6369-9102
本仕様は、改良のため予告なく変更することがあります。
○特許第3752030 号 ○特許第4430436 号 ○特許第4528009 号 ○特許第4929198 号、他
2014.07