14.床としての取扱い

法第2条第5号
14.床としての取扱い
(1)建築物の床部分をエキスパンドメタル等のような材料を使用した場合、次の各号
の一に該当する場合は、建築基準法上の床としては取り扱わない。
①キャットウォーク又は工場の保守点検用の通路等で幅が 1m 程度のもの
②建築設備の架台等で小規模なもの
プ ラ ン ト 架 台が 階数 に 算入 さ れ な い 場合 の 条件
プ ラ ン ト 架台と みな す 場合の条件
( ① 及 び ②に よ る ) [ 架 台 O R 建 築 物 の 判 断 ]
① 床 は グ レ ー チ ン グ 等 上 下 が透 か す 事 がで き る 材質 と す る 。
( 但 し 、 通 路 等必 要 最 小 幅で 1 m 程 度は C H P で も 可 と す る )
① 屋 根 を 設 置し な い こ と 。
② 床はグ レ ーチ ン グ 等上下が透かす事がで き る 材質と す る 。
( 但 し 、 通路 等 必 要 最 小 幅 で 1 m 程 度 は C H P で も 可 と す る )
例ー2
Q:
下 図 のよ う な 場合
A:
階数と みな す
プ ラ ント
例ー1
Q:
A :
既存3 層グレ ーチ ン グ 床に屋根を 設置し た 場合
平 屋 建 の 建築 物
( 但 し 、 2 , 3 層 部 分 が ② を 満 た さ な い 場 合 は 階 数 と みな す )
屋根を設置し た場合
1 5 00
グレ ーチン グ床
C H P床
1 5 00
(2)図書館(学校の図書室を含む。)の屋内に設ける積層式書庫については、次の各号
に該当するものに限り、その床版(層)を建築基準法上の床としては取扱わない。
①書架が設置される周囲の壁、柱、床、はり及び屋根は耐火構造とする。
②主要構造部以外の構造部分(床版(層)、棚、階段等)は全て不燃材料とする。
③書架が設置される部分の階高は 5m 以下とする。
層
2階
( 5 m以 下 )
床
階段
棚
1階
( 5 m以 下 )
関連告示
参考
17