メッキについて 塗装について

メッキについて
■ メッキとは・・・
金属製品の表面処理方法の1つです。
メッキは地金の表面に目的に応じて他の金属を被覆し、地金を腐食させなくする、
または光沢を与え装飾し製品の価値を高めたりするのに使われます。
また、
摩擦などの抵抗から地金を守る役割も果たします。
メッキの種類と一般的特性
メッキの種類
特 性
使用製品
溶融亜鉛メッキ
鋳物・重量物に対するメッキにおもに使用される。亜鉛の酸化被膜が空気や水を通しにくい安定した状態で
保護する。耐食性に非常に優れる。
自在吊環
クロームメッキ
白色のメッキ。部品の最終仕上げに用いられる。高級感のある金属光沢が特徴。
メッキ表面が硬く、耐摩耗性・耐食性・耐熱性・密着性に優れる。
ニッケルメッキ
銀色で少し黄色みの光沢。メッキを2層・3層と重ねる事ができ、防錆・耐食性能が増す。
ベロアメッキ
ジンクロメートメッキ
(クロメートメッキ)
無光沢・つや消しのニッケルメッキ。
一般につや消しの落ち着いた色合いを出したい場合に多用されている。
ニッケルメッキに比べ耐食性に優れており硬く破壊しにくい皮膜。
黄色みをおび表面が滑らか。塗装の密着性に優れる。
タオル掛け・タオルリング
ペーパーホルダー
ハンガー用化粧ボルト
室名札・階数表示板
屋上マンホール・タラップ
エレベーター吊フック
■ メッキ製品のお手入方法・お取扱注意
メッキ製品の美観を保つため定期的にお手入れをしてください。
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乾いた布で拭くか、水洗いの上、汚れを取り、
カラ拭きして水分を完全に取除いてください。
汚れがひどい場合は、薄めた中性洗剤を布に含ませて拭いてください。洗剤使用後は、洗剤が残らないよう必ず水拭きしてください。
その後、
カラ拭きして水分を完全に取ってください。
次のようなお取扱いはおやめください。
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屋内用製品の屋外への設置。
湿気の多い場所及び直射日光のあたる場所への設置。
その他、
メッキ皮膜を傷つける行為。
強酸性・強アルカリ性の洗剤での清掃。
塗装について
■ 塗装とは・・・
塗装とは塗料を薄い膜にして製品素地の表面を被覆すること。この薄い塗膜は製品素地の表面を外気から遮断し、
汚れや湿気などを防ぎ、製品素地に直接傷がつかないように保護し外観を美しく保つ働きをしています。
■ 塗料・塗装方法について
当社では、おもに下記の塗料・塗装方法で塗装を行っています。
塗料の種類
ポリウレタン樹脂
アクリル樹脂
メラミン樹脂
合成樹脂
特 性
使用製品
主剤と硬化剤を混ぜ合せて使用。乾燥後、塗膜は焼付塗料と同等以上の性能を持つ。
耐候性に優れる。
酸・アルカリにも強く、屋外などの湿度の高い場所、風雨にも強く、耐候性が良い。
長期にわたり光沢を保持。
最も一般的な焼付塗料。ラッカー塗料と比べて塗膜が硬く耐久性で勝る。
アクリル樹脂・メラミン樹脂・エポキシ樹脂を混合し、塗面に剛性を出す塗料。
室名札・ピクト表示板
物干金物
換気ユニット
棟番号
アルミ玄関パネル
※合成樹脂とは
メラミン塗料・アクリル塗料・エポキシ塗料・ウレタン塗料・ラッカー塗料などの総称。
塗装の種類
スプレー塗装
塗装方法
圧縮空気で塗料を霧化させて塗る方法。能率がよく均一に塗れるが、溶剤が多く必要ロスも多い。
粉体塗装
微粉末状の無溶剤塗料を液体または気体を介して被塗装物の表面に付着させ、
加熱させる事によって厚く強固な塗膜を形成させる方法。
塗膜が厚く耐食性が良い。
電着塗装
低濃度の水溶性塗料溶液の中に被塗装物を入れ、対極との間に直流電流を流し、
塗料の薄い皮膜を形成させる方法。カチオン型とアニオン型がある。耐食性に非常に優れる。
※焼付塗装について
焼付塗装を行う事により、常温硬化の塗装よりも強固な塗膜に仕上げています。
■ 塗装製品のお手入方法
塗装製品の美観を保つため定期的にお手入れをしてください。
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乾いた柔らかい布で拭いてください。
汚れがひどい場合は、薄めた中性洗剤を布に含ませて拭いてください。洗剤使用後は、洗剤が残らないよう必ず水拭きしてください。
その後、
カラ拭きして水分を完全に取ってください。
製品をお手入れする際は、化学薬品(シンナー・ベンジン・アルコールなど)
やクレンザー・タワシなどは使用しないでください。
キズ・変色・塗装のはがれなどの原因になります。
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