平成24年第1回八橋警察署協議会開催状況

平成24年第1回八橋警察署協議会開催状況
開催日時
平成24年3月12日(月)午後1時30分から午後3時30分までの間
開催場所
八橋警察署
委
出 席 者
員
大会議室
会長、副会長、委員4名
警
察
署長、管理官、生活安全刑事課長、交通課長、地域課長、
警備課長、会計課長、警務係長
議
1
以上6人
(定数6人)
事
概
以上8人
要
挨拶
会長及び警察署長の挨拶
2
業務推進状況等説明
警察署長(担当課長)から、平成23年中の管内の治安概況等についての説明を
おこなった。
3
協議事項
(1)独居高齢者宅を回る下水道修理業者の訪問について
委
員:
独居高齢者宅に、下水道の修理業者が回って来る。
修理業者の様子をうかがうと、独居高齢者宅にしか回っていないよ
うで、着けている名札もはっきりせず不審である。
警
察:
必要がなければ、はっきりと断ることが大切。
オレオレ詐欺のみでなく、なにかあれば困りごと相談に、気楽に相
談してもらいたい。
(2)交通規制の変更にかかる広報について
委
員: 地区の道路の交通規制が時速30キロになったが、今までの規制を変
える場合、地域に広報があるのか。
警
察:
委
員: 交通死亡事故は事故後、何日以内に亡くなった場合が該当になるの
か。
警
察:
公示しなければならない決まりはないが、駐在所速報で広報したり、
行政無線で放送して周知している。
統計上は24時間以内に亡くなられた場合である。
(3)パトカー等を利用した防犯活動について
委
員:
一昨年はパトカーをよく見るが、今年は見かけることが少ない。
赤色灯もあまり点けてない。
赤色灯を点けてパトロールしてほしい。
パトカーが走っているのがよく見られれば、犯罪の抑止力になるの
ではないかと思う。
警
察:
赤色灯を点灯してのパトロールは、死亡事故抑止、犯罪防止に効果
がある。
緊急時の対応のため、警らのパトカーには赤色灯点灯の指示をして
ないが、交通パトカー、ミニパトカーは、事故現場への往復など、注
意喚起のため点灯させている。
交通死亡事故の発生が多い場合は、全パトカーを赤色灯で走行して
注意喚起している。
委
員: これから卒業式や春休みのシーズンになるが補導の強化やスクール
サポーターの活動等を何か考えているか。
警
察:
卒業式もあるが、来月は新学期、新入学がある。
駅でのあいさつ運動や、前回の協議会で意見があった自転車教室等
の安全教室の開催を考えている。
こういった働きかけを通じ、早い内に少年に対する良い方向付けを
したいと考えている。
委
員:
先ほど、振り込め詐欺に対する良い防止事例の説明があった。
この事例を、差し障りのない範囲で住民に知らせることは出来ない
か。
警
察:
委
員:
良い対応事例を広報する方が効果があるのではないか。
警
察:
駐在所速報を作って広報させるようにする。
隣接警察署で発生があれば、次に管内でも犯罪が起こる可能性があ
るので、老人ホームなどで、署員が講演したり、防災無線等で広報を
している。
(4)八橋警察署の移転問題について
委
員:
警
察:
先日、八橋警察署の移転問題が新聞に載った。
警察署の移転について聞きたい。
新聞報道のとおり移転計画がある。
八橋警察署は、昭和47年築で建て替えの時期である。
今回、県議会で、調査費として50万円要求している。
移転場所は未定である。
東日本大震災を受けて、万一、島根原発に事故が発生した場合、境
港警察署、米子警察署が警戒エリア圏内にかかることから、八橋警察
署が代替拠点となる。
今後、交通状況、事件・事故の発生状況等を考慮して、場所を考え
ることになるが、まだ調査段階である。
(5)警察施設見学の希望について
委
員: 個人的な希望であるが、何年かに一度、協議会の委員で警察本部や
警察学校など警察施設の見学をしたい。
警
察:
検討する。
(6)山岳救助隊について
委
員:
警
察:
山岳救助隊は何隊、何人編成であるか。
そのときの状況によって異なる。
先日の遭難者捜索時は、山岳協会員も含めて15人くらいである。
そのほかに、防災ヘリが7人くらい、消防隊員は29人くらい出動して
いただいた。
委
員:
大変な人手と費用がかかる。
遭難を防ぐために、国立公園内に看板を立てて注意したらどうか。
警
察:
すでに注意を呼び掛ける看板は立ててあるが、遭難がなくならない。
警
察:
山岳協会員に出動していただく費用は遭難者に請求が行く。
委
員:
遭難者は私たち50代60代の世代である。
警
察:
今、中高年に登山がブームである。
遭難者は、携帯を持っているが、大山では電波の届かない所が多く
あるので、携帯を持っていても安心できない。
(7)警察署協議会代表者会議について
警
察:
先日、警察本部で開催された警察署協議会代表者会議について、こ
の中で、八橋警察署協議会でも取り入れてほしいものがあれば意見を
いただきたい。
八橋警察署からは、名和中の信号機設置と、オレオレ詐欺を防災無
線の広報で防止した事例を発表した。
黒坂警察署作成の詐欺防止カレンダーが良いものであるので、来年
度の作成を考えている。
(8)交通施設について
委
員:
警
察:
ポート赤碕前の国道9号のセンターポールを改修してほしい。
右折ができないようになっているところを、西向きの車両が無理矢
理通ることがあり、危険である。
国土交通省に連絡し早急に対処してもらう。
(9)八橋地区防犯協議会について
委
員:
八橋地区防犯協議会について説明してほしい。
警
察: 琴浦・大山町の役場が資金を出して、各職域の方がボランティア活
動をしてくださっている。
委
員:
警
察:
警
察:
委
員:
警
察:
具体的な活動はどのようなことをしているのか。
季節ごとの防犯活動があり、年末年始の特別警戒、秋の全国地域安
全運動等、年間を通じての侵入窃盗犯防止、少年非行防止活動等を行
っている。
広報媒体としては、防災無線、新聞、テレビ、警察ミニ広報誌等を
利用している。
各種の防犯活動の団体が参加しておられる。
金融防犯協力会、少年健全育成指導連絡会、企業暴力追放協議会な
どの団体である。
いじめ問題については、警察官は関与しないのか。
いじめの問題については、主管は学校、教育委員会である。
問題児童については、平素から学校と連携して対応しており、暴力
事犯で、傷害になった等、警察が対応するべき問題があれば、積極的
に介入するため、学校と常々情報交換している。
警
察:
いじめ問題は、警察がいきなり介入するのではなく、学校で対応で
きることは学校で対応していただき、犯罪にあたる部分は警察で対応
するようにしている。