■住宅対象侵入盗住宅対象侵入盗は、留守の家や家人の寝静まった家の中に侵入して現金や貴重品を盗む犯罪です。家の人に見つかると、強盗に早変わりする場合もあります。１．外出時、就寝時には、全ての出入り口、窓を確実に施錠する。２．ちょっとした外出でも、必ずカギをかけ、お隣りへ留守をお願いする。３．出入り口や窓には、主錠のほか補助鍵を取り付け、ワンドア・ツーロックにする。４．施錠したカギは必ず各自が持ち、郵便受けや簡単に発見される場所には置かない。５．夜間は家の周囲を明るくする。 ■ひったくりひったくりは、追い抜き時にハンドバックなどをひったくる犯罪で、被害者のほとんどが女性や高齢者です。外出するときなどは、バックの持ち方や自転車の前カゴに、ちょっと気を付けることが、ひったくり被害を防ぐ秘訣です。１．ハンドバックなどは、車道と反対側にしっかり抱えて持つ。２．自転車の前カゴにハンドバックなどを入れる時は、防犯ネットを取り付ける。３．不審な自転車やオートバイが近づいてきた時は注意してカバン等は胸に抱えるようにしっかりと持つ。４．携帯用防犯ブザーを活用する。 ■自転車・オートバイ盗自転車・オートバイ盗は、窃盗犯罪被害の約３０％を占めています。また、少年非行との関連も大きく、これらの犯罪を防ぐことは少年の健全育成の上でも重要なことです。１．カギかけ、エンジンキーの抜き取り、ハンドルロックを励行する。２．ワイヤー錠などの補助鍵を活用する。３．必ず防犯登録をする。４．路上駐車はやめ、駐輪場などの決められた場所に置く。５．夜間には、屋内などに入れておく。 ■車上ねらい・自動車盗駐車中、停車中の自動車から金品を盗む車上ねらいは、このところ非常に増加しています。また、自動車盗は、他の犯罪に悪用されたり、暴力団盗によって外国に持ち出されてしまう事も多い犯罪です。自動車を保有している方は、日頃から次のことを守り、犯罪被害にあわないように注意して下さい。１．自動車から離れる時は、必ずキーを抜き、ドアロックする。２．車内の見えるところに、カバン・衣類・貴重品を置かない。３．管理の行き届いた駐車場に駐車する。４．長時間または夜間の路上駐車はしない。５．警報装置などを取り付ける。