紙パルプ業界 システム製品 カタログ PULP & PAPER INDUSTRY ノリタケの コアテクノロジー スタティックミキサーの特長は、紙・パルプ業界における各プロセスの インライン連続処理化に最適です。 分 割作用 転 換作用 反 転作用 流体は、ひとつのエレメントを通過する 流体は、エレメント内のねじれ面に沿 流体は、1エレメントごとに回転方向 ごとに蔘分割されます。 って管中央部から壁部へ、管壁部から が変わり、急激な慣性力の反転を受け 分割数 N=蔘n 中央部へと入れ替えられます。 乱流撹拌されます。 n:エレメント数 特 長 断面形状が一定 圧力損失が少ない シンプルな構造 スケールアップが容易 滞留部がほとんどない 洗浄が容易 安全な作業環境 インライン構造 外気と遮断 衛生的な操業 省スペース スタティックミキサー 様々な制御系の安定化 ラジアル混合 理想に近いピストンフロー 連続で均一な操作 スケールアップが容易 メンテナンスフリー 消耗部がほとんど無い 取付方法が簡単 駆動部がない 電源が不要 CONTENTS システム製品 ラインアップ 1 混合・希釈システム P-03 蘆カラー液調整供給システム 蘆硫酸希釈システム 蘆苛性ソーダ希釈システム 省エネルギー 防爆エリア設置可能 直接加熱システム P-04 蘆温水製造システム 蘆製紙用澱粉糊化システム 蘆ノリタケミニクッカー 蘆PVA連続溶解システム 蘆コーティング剤連続調整システム スタティックミキサーのシンプルで独特な形状のエレメントが有する機能は 高品質な製品の製造に欠かせない物となっています。 スタティックミキサーは 混合 安全で確実な混合を実現します ■蔘液混合における従来方式との比較 ●従来の混合システム M ●スタティックミキサー方式 A液 B液 B液 A液 〈スタティックミキサー〉 インライン連続式 バッチ式 メリット 蘆工程の連続化、自動化が達成 蘆外気と遮断される為、衛生的 蘆駆動部が無く、電源不要・メンテナンスフリー 蘆省スペース スタティックミキサーは 加熱 加熱工程の品質と効率の向上を実現します ■スチームによる直接加熱における従来方式との比較 ●従来の加熱システム スチーム 液 体 ●ノリタケクッカー スチーム 液 体 〈スタティックミキサー〉 加熱に時間を要する メリット 蘆瞬時に加熱が完了 間接加熱・冷却システム P-07 蘆PVA連続溶解システム 瞬時に加熱する 蘆加熱ムラ・焦げ付きなし 蘆温度制御が容易 脱泡・脱気システム P-08 蘆マルチ回転ディスク式連続脱泡システム 粉体溶解システム P-09 蘆スーパーショックディゾルバー 蘆コーティング剤連続調整システム 蘆インライン粉体溶解装置 蘆エマルジョン塗工液製造システム 蘆バッチ式溶解システム 2 混合・希釈システム カラー液調整供給システム 自動可変制御方式を採用して、広いレンジアビリティを持ち、流量設定変更に 迅速に追従可能なシステムです。 カラー液 INV FIC 1 INV FIC 2 INV FIC 3 (黒) INV カラー液 (赤) INV カラー液 カラー液 (黄) INV 仕様例 処理能力 ユーティリティー 寸法・重量 ポイント 黒: 25∼240cc/min 赤: 25∼240cc/min 黄:220∼640cc/min 蘆板紙用の蔬色カラー (黒・赤・黄) を、定量で混合して、マシンチェストへ供給します。 蘆各カラー毎に、バックアップポンプを装備して、常に操業状態を維持できる様にしています。 蘆抄紙機に設置の上位カラージャジメントからのカラー供給信号を受け、リモート運転も可能です。 蘆調成工程の設備設置において省スペース化が図れます。オールインワン装置で設置も簡単です。 エ ア ー:50N雀/min 電 源:200V 3相 0.8kW 1,400L×950W×1,800H(㎜)約800㎏ 硫酸希釈システム 濃硫酸をインラインで希釈して、一定濃度の硫酸を連続して生産します。 ディスパージョンミキサーで所定濃度に希釈され、希釈熱により高い温度になっ た硫酸は、熱交換器で所定の温度まで冷却されます。 FIC 1 希釈水 冷却水OUT INV TI 希釈硫酸 FIC 2 濃硫酸 INV 仕様例 処理能力 ユーティリティー 寸法・重量 PAT. 2933120 3 ディスパージョンミキサー 冷却用熱交換器 冷却水IN ポイント 入口 98%硫酸: 78雀/h 希 釈 水:137雀/h 出口 50%硫酸:200雀/h 温 度:35℃以下 冷 却 水 流 量:4裙/h 冷却水入口温度:7℃ 電 源:200V 3相 1kW 1,300L×1,400W×1,700H (㎜)約800㎏ 蘆ディスパージョンミキサーにて濃硫酸の希釈を行うため、所定濃度の希釈硫酸を安定して連続 的に製造できます。 蘆インラインなので安全です。 蘆希釈により発生する熱は熱交換器で冷却し、所定温度に冷却された希釈硫酸を素早く得られます。 蘆ポンプの他に駆動部がありませんので、メンテナンスがほとんど不要です。 蘆装置はコンパクトで、設置スペースをとりません。 蘆全自動で操作が簡単で安全です。 高濃度の苛性ソーダをインラインで希釈して、一定濃度の苛性ソーダを連続して 生産します。 硫酸希釈装置と同様、工業用の基礎薬液を調合製造するシステムです。 苛性ソーダ希釈システム FIC 1 苛性ソーダ INV 希釈苛性ソーダ FIC 2 希釈苛性ソーダ 純水 P スタティックミキサー 仕様例 処理能力 ユーティリティー 寸法・重量 ポイント 入口 48%苛性ソーダ:20.3t/h 純水:18.7t/h 出口 25%苛性ソーダ:39t/h 蘆高い濃度でのタンクローリーの荷受けができ、同時に必要とする濃度まで希釈することができ ます。 蘆濃度の調節は全自動で、操作は簡単で安全です。 蘆中間タンクが不要になり、また装置はコンパクトで設置スペースをとりません。 エ ア ー:50N雀/min (0.5MPaG) 電 源:200V 3相 4kW 1,800L×1,450W×1,600H (㎜)約800㎏ 直接加熱システム 温水製造システム 実用新案登録済 スチームミキサーに温度センサー、温度調節計、調節弁などの周辺制御機器を 取り付け、コンパクトなユニットに組み立てた温水製造システムです。 TIC スチーム S 水 スチームミキサー 温水 HI LO 仕様例 処理能力 ユーティリティー 寸法・重量 ポイント 温 水 量:95.5裙/h(75℃) スチー 清 エ ア 電 ム:5,450㎏/h (0.3MPaG) 水:90裙/h(0.2MPaG,40∼60℃) ー:300N雀/min (0.5MPaG) 源:AC単相 100V 0.1kW 3,000L×1,200W×1,500H(㎜)約2,000㎏ 蘆スチームミキサーにより、スチームと液体を直接混合して液体を加熱し、温度調節弁により スチーム量を自動的にコントロールし、一定温度の温水を供給します。 蘆広範囲の昇温幅で簡単に、しかも正確に制御できます。 蘆スチームの全熱量を利用しますので、最も高い熱効率で稼働します。 アプリケーション 蘆カレンダーロール加温用温水の製造 蘆シャワー用温水の製造 蘆熱媒用温水の製造 蘆希釈用温水の製造 蘆プロセス用温水の製造 蘆仕込用温水の製造 4 直接加熱システム 製紙用澱粉糊化システム スチームで澱粉スラリーを直接加熱糊化して、その澱粉糊液を希釈し、一定濃度 の澱粉糊液を全自動で生産するシステムです。 カチオン化澱粉用/酸化澱粉用糊化システム フルオートタイプ TIC スチーム 澱粉糊液 スタティックミキサー 澱粉スラリー ホ ー ル デ ィ ン グ 管 リターン FIC 1 排 出 INV 澱粉スラリーポンプ ノリタケクッカー FIC 3 FIC 2 希釈水 P 希釈水ポンプ 仕様例 処理能力 ユーティリティー 寸法・重量 ポイント カチオン化澱粉:12t/day(固形分換算) 入 口 濃 度:30% 出 口 濃 度:1.5∼2% 糊 化 温 度:110℃ スチー 希 釈 エ ア 電 ム:1,200㎏/h (1.03MPaG) 水:35裙/h(0.2MPaG) ー:400N雀/min (0.5MPaG) 源:200V 3相 6kW 3,000L×1,800W×2,300H(㎜)約1,600㎏ 蘆コーン、馬鈴薯など澱粉の種類を問わず、低濃度から高濃度まで安定して糊化できます。 蘆負荷変動に対して幅広く対応ができ、品質の一定な澱粉糊液を連続して得ることができます。 蘆ノリタケクッカーの圧力損失は小さく比較的低圧なスチームでも安定して運転ができます。 蘆運転を停止する時は、自動的に装置内を温水で洗浄します。 (セルフクリーニング機能) 蘆全自動ですので操作が簡単です。 蘆コンパクトで設置スペースをとりません。 蘆澱粉スラリー流量、一次希釈水、二次希釈水流量は、デジタル調節計によりコントロールされ ます。また、カスケード制御機能により澱粉スラリー流量の変更で希釈水流量の変更はリアル タイムで行われます。 蘆独自の混合機能を内蔵したノリタケクッカーと制御機能を組合せた温度コントロールシステム を搭載しています。 蘆オプションでDCSとのリンクも可能です。 セミオートタイプ TIC スチーム 澱粉糊液 リターン スタティックミキサー 澱粉スラリー 排 出 ホ ー ル デ ィ ン グ 管 INV 澱粉スラリーポンプ 流量計 ノリタケクッカー 定値流量制御弁 希釈水 P P 仕様例 処理能力 ユーティリティー 寸法・重量 5 定値流量制御弁 希釈水ポンプ ポイント カチオン化澱粉:4.3t/day(固形分換算) 入 口 濃 度:25% 出 口 濃 度:1% 糊 化 温 度:110℃ スチー 希 釈 エ ア 電 ム:560㎏/h (0.5MPaG) 水:20裙/h(0.1MPaG) ー:400N雀/min (0.5MPaG) 源:200V 3相 5kW 2,050L×1,300W×1,950H(㎜)約1,200㎏ 蘆コストパフォーマンスに優れたタイプです。 蘆自動運転、セルフクリーニング等のフルオートタイプの基本機能はそのまま受け継いでいます。 蘆澱粉スラリー流量は澱粉スラリーポンプインバータで、希釈水流量はセルフコントロールバル ブで調節が行われます。 酸化澱粉連続自製システム 酸化澱粉を自製するシステムであり、安価な澱粉に酸化剤を加え、熱化学変性させることにより、従来の酸化澱粉と同等の澱粉 糊液を全自動で連続的に生産するシステムです。 清 水 TIC 2 温水 スチーム ミキサー スチーム P 希釈水タンク FIC 4 温水循環ポンプ 温水ポンプ P ス チ ー ム FIC 3 pHI 1 澱粉スラリー TI 1 排 気 PIC スタティックミキサー S フラッシュ チャンバー TIC 1 S FIC 1 INV ノリタケクッカー ホールディ INV 澱粉スラリー ング管 ポンプ INV APSタンク FIC 2 pHI A INV INV HI pHI 2 清水 排出 苛性ソーダ タンク LO FIC 6 温水 INV INV TI 2 LIA ペースト タンク APSポンプ FIC 5 INV 苛性ソーダポンプ P 清水 仕様例 処理能力 ユーティリティー 寸法・重量 澱粉糊液 ペースト移送ポンプ ポイント タピオカ化澱粉:2.3t/day(固形分換算) 入 口 濃 度:35% 出 口 濃 度:7∼15% 糊 化 温 度:150℃ スチー 希 釈 エ ア 電 蘆酸化剤として過硫酸アンモニウム(APS)を微量定量添加し、スタティックミキサーで澱粉スラ リーを均質に混合することで、変性準備を正確に行います。 蘆ノリタケクッカーは、粘度の急変するタピオカ澱粉等の加熱にも優れた温度安定性を備えてい ます。 蘆中和剤としての苛性ソーダ、濃調用の希釈水を安定して供給混合し、所定の濃度、温度、pHの 澱粉糊液にします。 蘆薬液タンク、希釈用温水製造ユニット等のユーティリティーユニットも取り揃えています。 ム:690㎏/h (1.0MPaG) 水:10裙/h(0.2MPaG) ー:700N雀/min (0.5MPaG) 源:440V 3相 12kW 本 体:4,900L×1,700W×1,900H(㎜)約2,000㎏ ペーストタンク部:1,700L×1,700W×3,000H(㎜)約300㎏ N a O H タ ン ク 部:1,000L×1,000W×1,200H(㎜)約100㎏ ノリタケミニクッカー 研究設備で簡単に使えるコンパクト化を実現しました。 温度調節手動バルブ スチームIN ドレン 移送ポンプ 排気 T P 小型クッカー 原料OUT 仕様例 処理能力 ユーティリティー 寸法・重量 ポイント 入口流量:12∼30㎏/h 入口温度:20℃ 加熱温度:Max150℃ スチーム:8㎏/h 電 源:AC100V 0.2kW 1,500L×300W×900H(㎜)約50㎏ 蘆テーブルサイズのコンパクト化を実現しました。 蘆1リットル程度の原料でテストが可能です。 蘆温度調整は微調弁 (手動) で簡単に行えます。 アプリケーション 蘆澱粉の液化テスト (澱粉物性確認・液化酸素の評価) 蘆製紙用澱粉の糊化テスト 6 直接加熱・間接冷却システム PVA連続溶解システム 固体のPVAを水と均一に溶解分散させ、スチームにより直接加熱することにより、 溶解したPVA水溶液を全自動で連続的に生産するシステムです。 粉末PVA HI 清 水 FIC 1 粉体フィーダー LO INV INV 分散機 TIC 清水ポンプ 冷却水 スチーム 排気 V IN PVAポンプ TI 1 PVA スラリー ドレン LI FIC 2 フラッシュ タンク ホールディング管 INV 仕様例 ユーティリティー 寸法・重量 PVA 水溶液 TI 2 ドレン ノリタケクッカー 処理能力 PIC LIC 昇圧ポンプ 200㎏/h (PVA固形分換算) PVAスラリー濃度:20% PVA水 溶 液 濃 度:17% スチー 清 冷 却 エ ア 電 冷却水 SM二重管形 熱交換器 排出 ポイント ム:200㎏/h (0.7MPaG) 水:900雀/h(0.2MPaG) 水:10裙/h(0.3MPaG) ー:700雀/min (0.5MPaG) 源:200V 3相 10kW 蘆一定濃度に溶解したPVA水溶液を連続して得ることができます。 蘆装置がコンパクトで設置スペースをとりません。 蘆PVA (固体) の投入から溶解まで全自動ですので、操作が簡単です。 蘆接液部がサニタリー仕上げですので、分解することなく自動的に洗浄できます。 6,000L×2,000W×3,000H(㎜)約3,500㎏ コーティング剤連続調整システム 酸化澱粉、炭酸カルシウム、酸化チタン、PVAなどが配合された原料を塗料化し、 染料を添加して、所定の塗工液を全自動で連続的に生産するシステムです。 FI 塗工機へ LO フィルター 清水 スチーム 排出 SM二重管形 熱交換器 冷却水 スタティックミキサー FIC 2 T TIC ドレン INV INV FIC 1 INV 染料B添加ポンプ 原料移送 ポンプ P ノリタケクッカー 原料昇圧ポンプ インジェクションティーB ホールディング管 インジェクションティーA FIC 3 TI T INV 洗浄用ポンプ TI ドレン 仕様例 処理能力 ユーティリティー 寸法・重量 7 冷却水 排出 染料A添加ポンプ ポイント 原 料:1,000雀/h(装置入口) 加 熱 温 度:95℃ 冷 却 温 度:50℃ スチー 冷 却 エ ア 電 ム:120㎏/h (0.5MPaG) 水:5裙/h(0.2MPaG,20℃以下) ー:700N雀/min (0.5MPaG) 源:200V 3相 13kW 3,500L×1,900W×2,150H(㎜)約2,300㎏ 蘆所定の濃度に配合された原料をノリタケクッカーによりスチームで直接加熱し、クッキングし ます。 蘆独自の熱交換器(SM二重管形熱交換器)で所定の温度まで冷却し、安定した品質のベース塗工 液とします。 蘆冷却されたベース塗工液に染料を定量添加し、スタティックミキサーにより均ーに混合し、所 定の塗工液にします。 蘆接続部がサニタリー仕上げですので、分解することなく自動的に洗浄できます。 蘆蔘つのインジェクションティーを装備し、染料替えが短時間で正確にできます。 間接加熱システム エマルジョン塗工液製造システム インライン混合システムとSM熱交換器を用いた温度調整システムを組み合わせて エマルジョン塗工液を連続的に製造するシステムです。 温水製造ユニット TIC 2 TIC 1 調整液 FIC 2 スタティックミキサー INV M FIC 3 P 原料A 添加剤 FIC 1 原料B INV SM多管形熱交換器 INV スタティックミキサー 仕様例 処理能力 ユーティリティー 寸法・重量 ポイント 水溶性樹脂:450雀/h 純 水:20雀/h 安 定 剤:1雀/h 電 蘆工程が短縮化、連続化でき省力化ができます。 蘆外気の影響を受けず、また異物の混入がありません。 アプリケーション 源:200V 3相 15kW 2,750L×1,300W×2,450H(㎜)約1,500㎏ 蘆アルミ缶下地の調整 蘆グラビアインクの調整 蘆粘着剤の製造 脱泡・脱気システム マルチ回転ディスク式連続脱泡システム 真空状態で物理的効果を与え、低粘度液から高粘度液に含まれる気泡や溶存気体 を連続的に取り除くシステムです。 原料 排気 PIC 1 INV M 吸気 混合タンク P INV 添加物タンク 真空ポンプ INV 貯蔵タンク 添加物流量計 原料供給ポンプ 回転ディスク 洗浄液ポンプ クーラー INV P フラッシュチャンバー INV 添加物供給ポンプ 供給 INV 原料充填ポンプ インライン脱泡システム 仕様例 処理能力 ユーティリティー 寸法・重量 スタティックミキサー インライン混合システム ポイント 原 料:1,500㎏/h 真 空 度:20Torr 冷却水・封水:7雀/min (14℃) 電 源:200V 3相 8kW 2,500L×900W×2,500H (㎜)約900㎏ 脱泡効果剤 脱泡前 原料移送ポンプ ポリマー原料(10,000mPa・s,25℃) 蘆回転するディスク上で、薄膜化と分散作用を受けた液体は真空との接触面が大きくなり、脱泡 が促進されます。 蘆マルチディスク(多段式)の採用で蔘倍以上の処理能力(当社比)と高いコストパフォーマンスを 実現しました。 アプリケーション 蘆充填ロスの改善:塗料、ポリマー原料、トマトケチャップ、マヨネーズ 蘆酸素の除去:果汁、ドレッシング、たれ 蘆歩留まりの向上:接着剤、乳化剤、樹脂、インク 蘆脱溶剤・脱水:ポリマー原料、顔料、インク 蘆色合いの改善:化粧品、洗浄剤、香辛料 脱泡後 8 粉体溶解システム スーパーショックディゾルバー 食品工場等で、小麦粉や脱脂粉乳の溶解に用いられます。タンクへの循環方式で、 ホッパーに粉体を投入して使用します。サニタリー仕上げで、 洗浄も容易に行えます。 M 粉投入 スラリー タンク M スーパーショック ディゾルバー 調整バルブ 仕様例 型 寸 法 溶解時の給水量 式 脱脂粉乳溶解 能力※1(㎏/h) (裙/h) ※2 液 粘 度 式 A B (C) L H W D 吸込口径a 吐出口径b モーター容量 重 量 (kW) (㎏) SSD−5A 400 280 380 1200 800 400 800 2S 2S 3.7 110 S S 型 (mPa・s) ∼ 800 ∼ 3.0 SSD−10A ∼2000 ∼ 4.0 ∼3000 SSD−10A 600 300 530 1350 920 400 1000 2 SSD−15A ∼6000 8.0∼10.0 ∼6000 SSD−15A 600 380 645 1550 980 520 1250 22 ∼8000 10.0∼15.0 SSD−5A SSD−20A ※1 ※2 ∼ 800 SSD−20A ∼7000 PNS/A型 390 680 1700 1200 520 1250 3 2 1 S 22 S 3 S 7.5 200 11.0 300 15.0 350 ①溶解液の粘度が高い場合は、インペラー軸の破損防止の為、必ずインバーターをモーターに接続し、ソフトスタートさ せてご使用下さい。 ②モーターは屋内仕様誘導タイプを使用しています。 (ステンレスカバー付属) ③a、bの継手形状は、ヘルール、IDFネジを選択できます。 ④接液部は、ステンレスでバフ♯400仕上げです。 代表例として、清水 (40℃) に対する脱脂粉乳の溶解量を示します。 溶解液の粘度、比重、吐出側配管条件により変わります。 インライン粉体溶解装置 600 1 S 低床設置が可能な基本構成です。粉体流量レンジが大きい場合や、粉体供給口 から液体との合流点までの距離が離れている場合でも対応します。また、自由な レイアウトが可能です。 ■ オプション フレコンバック フレコンバッグ INV 液体移送用モーノポンプ INV スラリー引抜用モーノポンプ 実績データ ポイント 名 液 体 粉 体 スラリー 称 水 シリカ微紛(湿式)※ 30wt%スラリー 流 量 500∼1000 (㎏/H) 214∼ 429 (㎏/H) 714∼1429 (㎏/H) ※ シリカ微粉は、株式会社トクヤマ製の 軼ファインシール X−37B 軾を使用。 かさ比重:0.175(g/裘) 、平均凝集粒子径:3.5∼3.9 (μm) 9 蘆粉体ポンプのホッパーにフレコンバックより直接粉体を供給できます。 アプリケーション 蘆シリカ微粉 蘆澱粉 蘆珪藻土 蘆消石灰 蘆活性炭 等の連続溶解 粉体流量計 バッチ式溶解システム 澱粉を分散し、スラリー化するバッチ式システムです。フレコンバック・紙袋に 適したタイプがあります。 フレコンバックタイプ 貯蔵タンク 清水 溶 解 タ ン ク HH H L LL LIA 澱粉スラリー P INV 循環ポンプ 洗浄水 澱粉スラリーポンプ 仕様例 処理能力 ポイント 18t/day(固形分換算) 澱粉スラリー濃度:35% ユーティリティー 清 水:10裙/h(0.2MPaG) エ ア ー:400N雀/min (0.5MPaG) 電 源:200V 3相 5kW 寸法・重量 4,000L×2,000W×2,700H(袢)約2,000㎏ 蘆フレコンバックの全量投入溶解に適しています。 蘆連続バッチ方式ですので、澱粉スラリー供給は安定して行えます。 紙袋タイプ 集塵フィルター 希釈水 P 希釈水ポンプ 撹拌機 澱粉 H L LL P 澱粉スラリーポンプ 粉体輸送機ユニット (UNIT-1) 溶解タンクユニット (UNIT-2) 澱粉スラリー 供給タンクユニット (UNIT-3) ロードセル 仕様例 処理能力 ユーティリティー 寸法・重量 ポイント 100㎏/5min (固形分換算) 澱粉スラリー濃度:25% 澱粉スラリー供給量:20雀/min 蘆澱粉の粉体輸送機ユニットへの投入以外は自動ですので操作が簡単です。 蘆澱粉投入は低床で作業できます。 蘆スラリーは常に流動状態にありますので、澱粉が沈降することがありません。 清 水:170雀/min (0.2MPaG) エアー:300N雀/min (0.5MPaG) 電 源:200V 3相 5kW UNIT-1:1,400L× 650W×2,000H(袢)約300㎏ UNIT-2:2,400L×1,400W×1,700H(袢)約600㎏ UNIT-3:2,000L×1,800W×2,000H(袢)約700㎏ 10 カタログのご案内 スタティックミキサー スラリー化設備 総合カタログ 総合カタログ エンジニアリング設備のご紹介 高速連続塗工液供給装置 カタログのご用命は、下記お問い合わせまでお願いします。 安全に関する注意 ご設計の前に ご購入の前に 蘆代理店または当社に使用目的をご提示の上、正しい使い方 (選定方法) をご確認下さい。 蘆製品改良のために、仕様・外観は予告なしに変更することがありますのでご了承下さい。 蘆カタログに掲載しているものは標準仕様であり、実際は貴要求仕様により、形状、寸法、材質等を変更することがありますのでご了承下さい。 蘆カタログに掲載している図表、数式は参考としてご利用いただくもので、保証値ではありません。 蘆印刷物と実物とでは多少色味、形状が異なる場合があります。また印刷物は各シリーズの代表写真であり全てとは一致しません。 あらかじめご了承下さい。 蘆詳細については、代理店または当社にお問い合わせ下さい。 株式会社 環境エンジニアリング事業本部 お問合せ先(業務代行) 株式会社 ノリタケエンジニアリング 流体テクノ営業部 化工グループ ●本 社 営 業 部 〒451_8501 名古屋市西区則武新町蔬丁目1番蔬蔔号 TEL(蓴蔕蔘)蔕蔔蔗_蕣蕀蓼蔘 (ダイヤルイン) FAX(蓴蔕蔘)蔕蔔蔗_蓼蔗蔟蕣 ●東 京 営 業 所 〒105_0001 東京都港区虎ノ門1丁目13番蕀号 TEL(蓴蔬)蔬蔕蓴蔗_蔔蔬蔟蔟 FAX(蓴蔬)蔬蔕蕣蔕_蓴蔘蔔蓴 ●ホームページ http://www.noritake.co.jp/eeg ●メールアドレス [email protected] 古紙含有率100%の再生紙を使用しています。 環境に配慮した植物性大豆油インキを使用しています。 ISO 9001 ISO 14001 JQA-2456 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