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授業計画
6.変数・関数の定義と使用(2)
変数の型や概念、および関数の定義・使用方法についての理解
6.1
確認・提出事項
レポート提出
6.2
授業内容
IF 文による条件判断2
VBA で使える関数
配列
演算子
変数の有効範囲
6.3
IF 文による条件判断(2)
IF~THEN~ELSE の使い方
6.4
Excel(VBA)で使える関数
関数の使い方
6.5
配列
配列の宣言、使用方法
6.6
演算子
6.7
変数の有効範囲
宣言場所による有効範囲の違い
6.8
レポート課題
※授業用資料、レポート課題等は
http://ace.cen.kagoshima-u.ac.jp/bunseki/proex/proex.htm
☆質問などはメールでも受け付けます([email protected])
レポート提出のついでに質問をしてもかまいません。
【配列】
※「配列」とは、複数の同じデータ型の変数を一つにまとめたもの
マンションのように、同じ様式の部屋をたくさん用意するようなイメージ
Dim a(100) As String
以下と『基本的には』同じ
Dim a, b, c・・・, zz As String
a(1)="ペリカン"
String型の変数を
a="ペリカン"
a(2)="パンダ"
100個(正確には0~
b="パンダ"
a(3)="ネコ"
なので101個)用意
c="ネコ"
a(4)="カンガルー"
・
・
・
・
・
・
zz="飛脚"
a(100)="飛脚"
a
(1) (2) (3) (4)
ペリカン
パンダ
ネコ
カンガルー
(100)
・・・・・・・・・
飛脚
2
【演算子】
※理系のプログラミングで必要不可欠なのが変数を使った演算である。
計算の時に用いる記号(+とか-とか)を演算子と呼ぶ。
VBAを含み、一般的に普及している言語では、演算子の使い方はだいたい
共通している。
【四則計算】
「+、-、×、÷」は、それぞれ「+、-、*、/」(全て半角)であり、
役割は数学と同じ。
【やや特殊な演算子】
¥ :割る 使用法: a=10 \ 3 (aの内容は3になる)
算術記号の「/」との違いは、商のみがaに代入される点である。
mod :余り 使用法:a=10 mod 3 (aの内容は1(10÷3=3 余り 1)
偶数・奇数の判定や、データをセルに規則正しく並べる場合など、
応用範囲は広い。
【文字列結合演算子】
& :文字列の結合 使用法:a="プログラミング" & "演習" & 6
二つの文字列を結合する。例ではaに"プログラミング演習6"が代入される。
【例題】
Sub 演算子()
MsgBox 5 / 3, ,
MsgBox 5 \ 3, ,
MsgBox 5 Mod 3,
MsgBox "プロ" &
End Sub
【演習】
二つの数字A,Bを入力させ、A1にA÷Bの商の
整数部分、A2に余りを表示するプログラム
"5/3"
"5\3"
を作成せよ。
, "5 mod 3"
a=InputBox("aの入力")
"演", , "プロ & 演"
Cells(行, 列).Value = ・・・
InputBoxを用いて、月、日、曜日を入力させ、
Cells命令を用いて、A1に「今日は○月○日○曜日」
と表示するプログラムを作成しなさい。
さらに、2パターン以上の特定の条件(偶数日や誕生日、元旦など)の場合には
セルにメッセージを表示させなさい。
パターン1の時A2セル、パターン2の時A3セルと、
パターンごとに表示するセルを分けること。
また、特定の条件から外れた場合は、セルを空白にすること。
なお、変数の宣言は適切に行い、InputBoxの質問文もきちんと入力すること。
月の入力
月、日、曜日の表示
例:
火曜日なら、「授業だ!」、
1月1日なら「A Happy New Year!」
日の入力
曜日の入力
※Else命令を使って、特定の条件でなかった場合は
空白を表示(例:Cells(1,1).Value="")