有効座席(出席と認められる座席) 左 列 中 列 右 列 第5章 エネルギー 演習 目 次 「第5章 エネルギー」要点 演習1 スタートダッシュ 演習2 棒高跳び ページ 0 1 2 3 4 演習3 滑車 操 作 法 進むには キー Enter 又は、マウス左クリック 戻るには キー 又は Back space を押す ページに跳ぶには をクリック 各ページからここに戻るには 5 各ページ右下 目 をクリック 6 各章のファイルは スライド フォルダから開いてください。 終了には キー Esc 又は マウス右メニューで終了を選ぶ 「第5章 エネルギー」要点 単位 Nm=J sf 仕事 W = Fss =Fscosθ = Fs W = Fsds (ジュール) si F:力, s:変位,Fs:Fのs方向成分, θ:Fとsのなす角 仕事率 P = dW / dt = Fv v:速度, 単位 J/s=W (ワット) エネルギー 系がすることのできる仕事 1 2 mv (mは質量) 運動エネルギー K = 2 位置エネルギー U = (言葉) 保存力がすることのできる仕事 地表付近重力による位置エネルギー U = mgh (h は高さ) 力学的エネルギー保存の法則 K i U i = K f U f エネルギーは 熱、化学エネルギー等に他の形に変換される。 微視的には全てのエネルギーは力学的エネルギーである。 目 エネルギー保存の法則 全エネルギーは保存する。 0 5章演習1 スタートダッシュ 質量m=70kgのランナーがスタートダッシュで1.0s間、一 定の加速度a=10m/s2で加速する。加速する力、時間 t=1.0s間加速するに要する仕事、スタート1.0s後の運動エ ネルギー、スタート1.0s後の仕事率を求めよ。 解答 力: F= ma = 70kg × 10m/s2 = 7.0×102N 1.0s 2/2 = 5.0m t=1.0sまでに走る距離 : x= at2/2 = 10m/s2 ×(1.0s) 仕事: W= Fdx = F x = 7.0×102N×5.0m = 3.5×103J t=1.0sのときの速度 : v= at = 10m/s2×1.0s = 10m/s 運動エネルギー : K= m v2/2 = 70kg (10m/s) 10m/s 2/2 = 3.5×103J 目 仕事率: P= dW/dt = Fv = 7.0×102N×10m/s =7.0×103W 1 5章演習2 棒高跳び 問題 棒高跳びでは,選手は助走時の運動エネルギーを ポール(棒)を利用して位置エネルギーに変換して体を上昇さ せ設定されたバーを飛び越す。選手の体重を70kg、助走の 速度が10m/s、重心の高さが1.0mであった。運動エネルギー が過不足なく位置エネルギーに変換されたとすると選手の 重心はどの高さまで上昇するか。ただし、最高点での速度は 0としてよい。 実際は重心は地上6.4mま で上昇したとする。このと き選手が重心をさらに上 昇させるために使った内 部エネルギーはいくらか。 目 2 5章演習2 問題 棒高跳び 問題 棒高跳びでは,選手は助走時の運動エネルギーを ポール(棒)を利用して位置エネルギーに変換して体を上昇さ せ設定されたバーを飛び越す。選手の体重を70kg、助走の 速度が10m/s、重心の高さが1.0mであった。運動エネルギー が過不足なく位置エネルギーに変換されたとすると選手の 重心はどの高さまで上昇するか。ただし、最高点での速度は 0としてよい。 質量 70kg = m 速度 高さ 始 10m/s =v 1.0m =h 0m/s 未知 = h' 終 運動エネルギー 位置エネルギー 1 mv 2 mgh 2 1 2 m0 2 mgh' 目 2 速度 高さ 運動エネルギー 位置エネルギー 始 10m/s =v 1.0m =h 1 2 mv 2 0m/s 未知 = h' 1 m 02 2 終 mgh mgh' 質量 70kg = m 質量 70kg = m 速度 高さ 始 10m/s =v 1.0m =h 0m/s 未知 = h' 終 運動エネルギー 位置エネルギー 1 mv 2 mgh 2 1 2 m0 2 mgh' 目 速度 高さ 運動エネルギー 位置エネルギー 始 10m/s =v 1.0m =h 1 2 mv 2 0m/s 未知 = h' 1 m 02 2 終 mgh mgh' 質量 70kg = m 力学的エネルギー保存の法則 1 1 2 mv mgh = m 0 2 mgh' 2 g 2 v2 h'= h = 2g 6.1m 答 目 3 速度 高さ 運動エネルギー 位置エネルギー 始 10m/s =v 1.0m =h 1 2 mv 2 0m/s 未知 6.4m = h' 1 m 02 2 終 mgh mgh' 上昇に使った内部エネルギーをEとする。 質量 70kg = m 問題後半 実際は重心は地上6.4mま で上昇したとする。このと き選手が重心をさらに 上昇させるために使った 内部エネルギーはいくらか。 目 4 速度 高さ 運動エネルギー 位置エネルギー 始 10m/s =v 1.0m =h 1 2 mv 2 0m/s 6.4m = h' 1 m 02 2 終 mgh mgh' 上昇に使った内部エネルギーをEとする。 質量 70kg = m 力学的エネルギー保存の法則 1 1 2 mv mgh E = m 0 2 mgh' 2 2 1 2 mv E = mg ( h' - h ) 2 = 3704J - 3500J = 204J 答 2.0 10 J 2 目 4 5章演習3 滑車 質量m=3.0kg,m'=4.0kgの物体A,A'を図 のように滑車にかける。初速度0で運 動し始め、物体Aが1.6m下降した瞬間 のA, A'それぞれの速度v, v' を求めよ。 滑車と紐の質量は無視する。 解 それぞれの物体の始の位置を 位置エネルギーの基準とする 速度 始 高さ A A' 運動エネルギー 位置エネルギー A A' 終 A 目 A' 5 5章演習3 問題 質量m=3.0kg,m'=4.0kgの物体A,A'を図 のように滑車にかける。初速度0で運 動し始め、物体Aが1.6m下降した瞬間 のA, A'それぞれの速度v, v' を求めよ。 滑車と紐の質量は無視する。 解 それぞれの物体の始の位置を 位置エネルギーの基準とする 始 速度 高さ A 0m/s 0m A' 0m/s 0m v A' 運動エネルギー 位置エネルギー 1 1 2 m 0 m '0 2 mg0+ m'g0 2 2 h=-1.6m 1 1 2 2 mv m ' v ' 終 2 A' v'=v/2 h'=-h/2 2 A A mgh m'gh' 目 5 速度 高さ 運動エネルギー 位置エネルギー 1 1 0m/s 0m Am=3.0kg,m'=4.0kg 2 2 m 0 m '0 mg0+ m'g0 始 2 2 0m A' 0m/s v h=-1.6m 1 1 2 2 mv m ' v ' 終 2 A' v'=v/2 h'=-h/2 2 A mgh m'gh' m=3.0kg,m'=4.0kg 始 速度 高さ A 0m/s 0m A' 0m/s 0m v 運動エネルギー 位置エネルギー 1 1 2 m 0 m '0 2 mg0+ m'g0 2 2 h=-1.6m 1 1 2 2 mv m ' v ' 終 2 A' v'=v/2 h'=-h/2 2 A mgh m'gh' 目 速度 高さ 運動エネルギー 位置エネルギー A 0m/s 0m 0m/s 0m mg0+ m'g0 A' 1 1 2 2 m 0 m '0 2 2 h=-1.6m 1 1 2 2 mv m ' v ' 終 2 A' v'=v/2 h'= -h /2 2 mgh m'gh' 始 A v m=3.0kg,m'=4.0kg 力学的エネルギー保存の法則 1 1 1 1 2 2 2 2 mv m ' v ' mgh m'gh' m 0 m '0 mg0+ m'g0 = 2 2 2 2 1 1 2 2 0 = mv m ' ( v / 2 ) mgh m ' g ( - h / 2 ) 2 2 4(2m - m ' ) 2 v = 2.8m/s v =hg = 7.84m 2 /s 2 答 目 4m m ' v ' = 1.4m/s 6 「第5章 エネルギー」 演習 終り 目
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