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終章
人事制度の歴史と国際比較
D班 島田・西田・安部・日高・高島
1
企業の人事制度に影響を与える要因
①労働力構成:少子高齢化による人口減少
②労働に対する考え方:長期勤続志向減少
③進学率:大卒者の増加
④家計の状態:世帯人員の減少
2
⑤経済成長:高成長から低成長へ
⑥失業率と有効求人倍率:市場変動を反映
⑦労働法制:制定と改正による影響
①②③④⇒労働供給へ影響
⑤⇒労働需要へ影響
⑥⑦⇒需給バランスを表す
3
人事制度の変遷
□電産型賃金
□年次別学歴別管理
□職務給導入への挑戦と挫折
□能力主義管理と職能資格制度
4
職能資格制度の問題点
• バブル崩壊後、職能等級に見合っ
た仕事が用意できない状態が続く
⇒従業員のやる気を引き出せない
成果主義の誕生
5
成果主義と目標管理制度
目標管理制度・・・期首に設定した目標を
基準にして期末に評価
問題点 ・目標チェックがおろそかに
・難しい仕事に挑戦しない→業績低下
・判断基準の曖昧さ
・目標が古くなる
⇒職場の実態を配慮していない
6
人事労務管理の国際比較
“何を比較するのか?”
他の変数をコントロールする
①産業
②企業規模
③従業員タイプ
7
“国際比較3つのタイプ”
第1 地域間で異なる資本国籍企業を比較する
第2 同一多国籍企業の中で本社を進出先の現地法人とを比
較する
第3 同一多国籍企業を異なる進出先間で比較する
8
マーケット効果かホームカントリー効果か
①米系・・・・・部門完結型
②欧州系・・・部門プラス人事部門混合型
③日系・・・・・人事部門主導型
マーケット効果だけでなく
ホームカントリー効果も非常に重要!!
9
表Ⅰ③:進学率の推移
(単位:%)
年
高校
大学・短大
1955
51.5
10.1
1960
57.7
10.3
1965
70.7
17.0
1970
82.1
23.6
1975
91.9
37.8
1980
94.2
37.4
1985
93.8
37.6
1990
94.4
36.3
1995
95.8
45.2
2000
95.9
49.1
2006
96.5
49.3
2009
97.9
53.9
(出所)文部科学省
10
図Ⅰ ⑤:実質GDP成長率簡略版(対前年)
%
(出所)内閣府
11
図Ⅱ ⑥:有効求人倍率の推移
(出所)厚生労働省
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