協働とは?

3地域でのお取り組みのご発表から
【佐方】
つどいあい、ふれあい、助け合う
パトロール、キャンプ、敬老会
力仕事中心で申し訳ない。。
行事数・アットホーム感 想像以上 計画立案時から参加してほしい
青壮年層 参加率、町内会の意義
【廿日市】
立ち位置、時間、子どもの安全
夏祭り、敬老会、街道まつり
地域からの情報注目度up
会議:参加しても発言できず。。
あいさつ、好きになった!
地域活動に積極的に参加
地域から必要とされる
知る・手伝う・参加する
+コミュニティを大切にする
ニーズに応える熱意+向上心
【平良】
ふれあいコンサート、もちつき、
夏祭り→準備の積み重ね!
「前回と同じ」、平日参加は難しい
お三方のご発表から
【吉岡さん】
【河崎さん】
先輩チューターさんを通じて
仕事・家庭・地域
国際交流にも関心→大丈夫? 四季が丘在住26年目
仕事に追われ忘れてた気持ちを「えぇ加減にしんさいっ!」
思い出しました!
⇔「押し付けられるのでは?」
協働のまちづくり条例の説明
【向平さん】
→「地域で顔が見えんで!」
消防本部の戦略・戦術・戦法 →町会班長も、料理教室も!
子どもの公民館まつりでの発表 在住職員の飲み会も!
地域・仕事・人に惚れること
田上・長崎市長のお話から(管理職研修)

協働は「発想」から!





一人芝居から、プロデューサーに!


事業・業務の執行段階だけでなく、連携・紹介でも成果に
「自然環境を守る・育てる」課の目的→市民はパートナー
特別なことじゃなく、日常・普段の仕事の進め方として
行政「だけ」で事業・予算→成果を大きくするために転換を
周囲の人びとが資源に見えてくる→誰に何ができるか
市民とコミュニケーションする力!

市民が求めるのは「普通の言葉で会話できる職員」
「制度の説明だけ!」、「自分の担当だけ!」、「コロコロ異動する
職員より、自分のほうが詳しい!」
 「この申請に来たのはなぜか?」にまで遡ることで、より深い解決
や満足に結び付く


トラブルを減らす&市民の喜びを高める・増やす!
竹山・堺市長のお話(区長・局長・部長&中堅職員対象)
・憲法が保障する地方自治(第94条)
→ 他から干渉されない団体自治から住民自治へ
・自然権としての基本的人権(ルソー)同様に
地域も自治を志向した時点で地域主権(×地方分権)
・「基礎自治体優先」「自助+補完性」「近接性」原則
(欧州自治憲章:公的責務は、市民に最も身近な地方
自治体が優先的に履行する)→民主主義の基本
→ 権限と財源は現場に!→手が届く都市内分権を
・人が人を支える社会、お任せ民主主義からの脱却
→ 強力なリーダー待望論は日本を滅ぼす
→ 自立=相互依存(inter-dependent 阪大 鷲田教授)
・ドライバーは市民。職員はナビゲーター。知るため現場へ
・見て見ぬふりしない、おせっかいな市職員に!
廿日市市も、これまで20年と、これから20年は違う
1990年
計(人)
0~14歳
15~64歳(A)
2000年
A÷B
75歳~
2020年
2030年
101630 114981 114038 108624 100168
▲12%
+12%
20946 18310 15027 12169
9616
▲36%
▲28%
68032 76685 71716 60859 53596
(生産人口)
65歳~(B)
高齢者率
2010年
▲25%
+5%
12593 19971 26611 35596 36956
12.4%
17.4%
23.3%
+113%
5.4人
3.8人 2.6人 1.7人 1.4人
8452 13193 17667 23657
+56%
32.8%
+32%
36.9%
+37%
+33%
2020年の廿日市市は?

高齢者率は→32.8%(全国より10年以上早い)!


高齢者1人を支える生産人口は、わずか1.7人!
75歳以上は→約1.7万人(人口の6人に1人)!
ヘルパーなど、福祉の担い手をどれだけ必要?
 社会保障(医療・介護)費は、いくら増える?
 高齢者の健康 = 地域の資源+資産!


生産人口は?→15%減(00年比 20%減) !


既存インフラの補修コストは?



市税収入は?
道路、橋、公営住宅、上下水道、庁舎・施設、・・・・
市債残高は?
消費税は、いくら必要?
廿日市市の高齢者・後期高齢者のくらしは?
2015年
2020年
2000年
2005年
2010年
人口(人)
114,981
115,530
114,038
111,722
108,624
高齢者
19,971
22,984
26,611
32,259
35,596
後期高齢者
8,452
7.4%
11,088
9.6%
13,193
11.6%
15,205
13.6%
17,667
16.3%
世帯数
40,430
42,918
44,644
44,947
44,313
高齢者単身
2,773
3,522
4,093
4,915
5,418
572+2201
813+2709
987+3106 1211+3704
1349+4070
後期高齢者
単身
1,414
2,007
2,487
2,886
3,379
247+1167
425+1582
493+1994
553+2332
637+2742
後期単身率
16.7%
18.1%
18.9%
19.0%
19.1%
高齢者夫婦
3,288
3,968
4,746
5,781
6,417
663
1,144
1,642
2,029
2,447
高齢世帯率
15.0%
17.5%
19.8%
23.8%
26.7%
後期世帯率
5.1%
7.3%
9.2%
10.9%
13.1%
後期 夫婦
廿日市市の後期高齢者のくらしは?
2000年
高齢世帯率
2005年
2010年
2015年
2020年
後期高齢者
15.0%
8,452
17.5%
11,088
19.8%
13,309
23.8%
15,205
26.7%
17,667
(人口比)
7.4%
9.6%
11.6%
13.6%
16.3%
男
女
3,104
5,348
1,414
247
1,167
16.7%
4,173
6,905
2,007
425
1,582
18.1%
5,013
8,296
2,487
493
1,994
18.9%
5,753
9,452
2,886
553
2,332
19.0%
6,896
10,771
3,379
637
2,742
19.1%
8.0%
21.8&
後期 夫婦
663
全国4.2
後期世帯率
5.1%
10.2%
22.9%
1,144
7.3%
9.8%
24.0%
1,642
7.6
9.2%
9.6%
24.7%
2,029
10.9%
9.2%
25.5%
2,447
10.8
13.1%
単身世帯
男
女
(平均)
(男)
(女)
廿日市市の財政はどう推移する?
単位:億円
05年度
10年度
11年度
歳入
市税(対 歳入)
個人(同)
法人(同)
固定資産(同)
公債(同)
440
153(34%)
48(11%)
7( 1%)
82(18%)
54(12%)
432
158(36%)
52(12%)
8( 2%)
75(17%)
49(11%)
472
156(33%)
58(12%)
7( 1%)
73(15%)
82(17%)
歳出
職員給与
435
67
418
60(-11%)
1,042
職員数
985(- 5%)
65
60
公債償還
47
49
公営事業繰入
(国民健康保険)
( 6)
( 6)
(上下水道)
(23)
(19)
(他(介護保険 等)) (16)
(23)
扶助費
38( 8%)
63(15%)
460
59(-13%)
976(- 6%)
60
49
( 6)
(19)
(23)
68(15%)
将来負担(対 税収)
地方債残高
支出予定
積立金
586(3.7倍)
578(- 4%)
95(+51%)
87(-14%)
562(3.7倍)
602
63
102
585(3.7倍)
547(- 9%)
114(+81%)
76(-25%)
15年度?
10年 個人住民税
46,171円/人
生産人口
10年比 - 5%
05年比 -10%
人件費・扶助費・
公債費を除く
歳出額(≒調達額)
239億円(51%)
後期高齢者
10年比 +17%
05年比 +39%
10年 513,651円/人
雲南市の地域自主組織のすごさ
・「公民館」から「地域交流センター」へ
・共益的な生涯学習施設から、住民自治の拠点へ
・多様な主体の「総働」による「小規模多機能自治」
・行政機能縮減を補う「適地適作(策)」の地域づくり
・幼稚園放課後に住民主導で預かり保育(海潮)
・旧・農協で産直市&100円喫茶(中野・笑んがわ市)
・水道検針を受託し毎月全戸訪問(鍋山)
・共通の「基本機能」と独自の「魅力づくり」
・最小限の安全・安心をどう維持するか?
・文化・伝統をどう残すか?
・経済的な循環・競争力をどう維持するか?
→年2回の「自慢大会」と課題別「円卓会議」で事例共有
自治会・町内会は、
行事を半減して、事業=福祉+経済を!
【現在】
親睦も安全も福祉も行事の連続。。
→地域の住民が気軽に付き合い、
日常生活に必要な情報交換や
安全確保などを行なうとともに、
地域生活をより快適にするため、
自主的・自発的に共同活動しな
がら、まちづくりを進める。
問題解決 (交通安全、防火・防災、
防犯・非行防止、資源回収)
生活充実 (福祉、青少年育成、
健康増進、祭礼・盆踊り、
運動会、文化祭など)
環境・設備維持 (清掃・整備、
集会所管理など)
広報・調整
【今後】
「小規模多機能」自治!
→行政機能の集約化を補い、
住民減少・高齢化などに伴い
必要性が高まる安全・安心の
確保のための「適地適作(策)」
型の地域づくりを進める。
共通の「基本機能」と
独自の「魅力づくり」
・最小限の安全・安心の維持
・文化・伝統の継承
・経済的な競争力の維持・向上
協働から総働へ
中長期の視点で、
地域を耕す意欲としくみ
NPO
協
働
?
当事者
専門家
行政
学校
公共サービスを担う
(教員+生徒)
意欲とスキル
総
働
事業者
金融機関
行政
NPO
「1対1の業務・責任分担」から「多様な主体による協働」へ
「団体の支援」から「(小規模多機能)自治の確立・維持」へ
すべての部署・業務が、調達も含め、よりよい成果へ
→定義・ねらいも、進め方も抜本的に見直す「協働2.0」へ!
横浜型地域貢献企業支援事業(07年~)
地域と企業を信頼とネットワークで結ぶ!
地域や社会を意識し、
地域貢献の視点を持って社会的事業に
取り組み、
地域とともに成長・発展をめざす。
地元ブランド販売
4.雇用:女性活躍促進(よこはまグッド
バランス賞)、出産育児 ・介護支援、
高齢者・障害者
5.環境:認証取得、地域活動、リサイクル
6.品質:認証取得、高齢者対応・健康配慮
・「最上位」「上位」「標準」の3段階
・公共工事におけるインセンティブ発注 【一般】
(認定企業であることが入札参加条件) 7.財務・業績:黒字、出納・帳簿作成分離
会計参与設置
・低利融資資格認定+保証料3/4助成!
(金利2.1%以内、最長7年、2億円まで) 8.労働安全衛生:認証取得(OHSAS等)、
健康・労務相談窓口設置
CSRマネジメントシステム(PDCA)評価 9.消費者・顧客対応:顧客対応窓口設置
+地域性評価((1)項目+(2)地域性基準) 顧客対応教育・訓練制度
10.情報セキュリティ:PC・文書管理、
(1)取り組み項目評価
Pマーク、顧客情報管理
【必須】
1.コンプライアンス:法令遵守宣誓書、 (2)地域性基準評価(下記のいずれか)
1.地域志向性:特性・文化を重視した取組
納税証明書、許認可
2.地域限定性:在住・所在限定の取組
【重要】
2.地域社会貢献:ボランティア、文化事業、3.地域性比率:対象者中在住者5割以上
地域への寄附
すでに200社以上!
13
3.地元活用・志向:業者選定(地元優先)、→「横浜スタンダード推進協議会」
行政は総働をどう促すか?
(団体自治偏重から、住民自治充実へ)
地縁団体は「行事・活動→事業」
「役割・運営→経営」へ
行政は「要望を聞いて対応
→事業と組織の経営支援:
定量情報の提供+基盤の整備」
(→地域が自ら現状を理解して、
小規模多機能化を進める支援を)
地域が「自治=経営」者として自ら現状を知り、
小規模多機能化を進めるために
まず行政がすべき準備
⓪小規模多機能自治の必要性を
首長・議会・職員に徹底する
← 長期見通し(±10年)をつくる
+地域状況を定量化・相対化する
+先進地域から学ぶ
①小規模多機能自治を促す制度
・施策をつくる
(例:公民館→自治拠点)
②小規模多機能自治の必要性を
住民に伝え、取り組みを促す
③「自慢大会」や「円卓会議」で
状況や知恵の共有を促す
④次世代育成を促すために、
雇用者に働きかける
地域が自ら進めるべき取り組み
①地域状況を長期的・定量的・
相対的に把握・共有する(知る)
②地域内外から学び続ける
地域の詳しい見通しをつくる
(後期)高齢者率、独居世帯率
→買物、移動、見守り、配食、
清掃・雪下ろし、耕作放棄 など
生活必須ニーズの推移予測
③行事・会議・組織を棚卸しする
地域の行事(小規模も含む)、
会議、組織をすべて書き出し、
労力(=時間)を可視化する
④多機能化の取り組みを進める
⑤組織づくりを進める
各部署で協働を力強く進めるために
・協働推進担当を置き、事例収集を進める
・月1回以上、10分間程度の勉強会を開く
・協働候補リストを作成する
協働対象「事業・業務」リスト
協働対象「団体」リスト(市・県外含む)
・協働推進担当の引き継ぎは、
新任者「以外」に行う
2015年・20年に備えるために
①特に重要な変化は?
生産人口▲人減 → 税収▲億円減?
高齢者〇人増 → 扶助+介護○億円増?
②その変化に、どう備える?
(協働を進めるべき事項は?)
道路などの簡易補修
避難所運営・要援護者支援
買物・移動・ゴミ出し支援
あなたの課で協働を進める(やってみる+α)ために
当課ですぐに行うこと
・推進担当の任命
・月例勉強会の設定
・過去事例の(再)確認
・候補事業・団体一覧作成
・部長に(再)確認
・・・
実施スケジュール(案)
123
当課で来年度から始めること
・協働推進中期計画 策定
←中期見通し策定
・課内向け簡易版手引き作成
・(主管課経由で)団体と協議
・他課との合同勉強会
・・・
状況・事例共有:月例勉強会→
候補一覧:
事業分作成→
団体分調査→
中期計画:
「見通し」作成
合同勉強会
→(毎回の資料を集めてDB化)
PDF公開→団体と協議→予算?
作成→個別調査→協議→予算?
→中期目標+主要方針協議→内定
→(ある程度でまとめてPDF公開)
4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3
各課・係の「やってみる+α」の進め方を共有する
~15:20
当課ですぐに行うこと
当課で来年度から始めること
・推進担当の任命
・協働推進中期計画 策定
おひとり3分以内で、
・月例勉強会の設定
←中期見通し策定
「すぐ行うこと」「来年度から始めること」
・過去事例の(再)確認
・課内向け簡易版手引き作成
「実施スケジュール」を発表していただき、
・候補事業・団体一覧作成 ・(主管課経由で)団体と協議
聞いている人は必ず「質問」か「提案」を
・部長に(再)確認
・他課との合同勉強会
・・・ (発表を聞いている間に)付箋に書き、
・・・
質疑応答(3分以内)時に口頭で伝える。
実施スケジュール(案)
15:20から、
11 12 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3
「すぐ」「来年度」の特徴的なポイントと
状況・事例共有:月例勉強会→
→(毎回の資料を集めてDB化)
候補一覧:
事業分作成→ PDF公開→団体と協議→予算?
「主管課・講師への質問」2問以内を
団体分調査→ 作成→個別調査→協議→予算?
1分にまとめていただき、ご発表ください。
中期計画:
「見通し」作成
合同勉強会
→中期目標+主要方針協議→内定
→(ある程度でまとめてPDF公開)
特徴的な「すぐ」・「来年度」すること、「質問」
【すぐ!】
分野・地域別事例集
地域づくり担当との連携・意思統一 全員参加型で推進担当任命!
スケジュール作成、勉強会
(情報収集担当など)
困窮者支援⇔個人情報:地域内共有 【来年度】
社協と連携
包括C推進計画策定、相談C
福祉施設増設困難:包括C推進会議 協働先&事業検討
協働とは 職場共有(4)、事例再確認 現状確認・計画・地元協議・次年度
候補一覧作成(2)自主防災・消防団 共有できる関係部署と勉強会(2)
地域カルテ(2):事例作成
公聴
月例勉強会、担当者間のしくみ検討 【質問】(なし)
関係課を考える&他市取り組み調査
電子申請、協働の担い手育成方針
地域を知る機会:帰り道を日々変える
+企業・保育園などに
地域の現状+将来像(2)
コミュニティ推進協議会:経過+今後