エム・アール・アイシステムズ,金沢工業大学大学院,特許戦略工学分科会の連携案 Ver.1 (2005年1月14日作成) 方針: 1. ソフトウェア特許分野に限定して、PCMLの言語仕様 の完成を4ヶ月以内に行なう。 2. PCMLシステムにおける概念辞書には、 RDFを基盤としたセマンティックウェッブを用いる。 3. 請求項のPCML化によって、次のことを1年で 実現して、次年度での本格開発の基礎とする。 注)次年度には、産総研の参加も呼びかける。 (1) PCMLエディタおよびPCMLブラウザの完成 (2) グラフィック表示された請求項構造を用いた パテントマップ作成ツールの実証実験システム構築 (3) PCML化請求項のユビキタスネットワーク用 知識情報への変換ツール作成 (4) 前記変換ツールの出力としての知識情報を 用いたユビキタスネットワーク応用の実証実験シ ステムの構築 請求項は構成要素と、構成要素を結合するリンクからなるグラフ構造である。これをXMLで 記述できる。(次ページ参照) K 請求項の構造のイメージ リンク B 入 力 D 出力 そして、他の構成要素との接続に使用 されるリンクがその構成要素の性質に 適合し、外部からの入力と請求項の構 構成要素 成要素およびリンクの作用で出力が形 成される過程が定性的に説明可能であ る場合、その請求項は、人間またはコ 概念展開 ンピュータに、発明の構成と作用・効 リンク 果の関係が理解可能に記述された請求 項であると言える。 A C C3 C1 請求項を理解するために用いる「請求 項の構成要素やリンクを記述した用語 定義情報」が、請求項の外部で、理解 の主体者に利用可能に保持されていな ければならない。 C2 C 請求項の理解可能性を支えている 階層構造 構成要素やリンクの意味 を定義した概念辞書 請求項を理解する主体である人間またはコ ンピュータが保持している。 ユビキタスネットワークに、PCML化請求項起源の知識情報を利用 K 請求項の構造のイメージ リンク センサ 現実世界 B 入 力 センサ D 出 力 A センサ センサ C コンテキスト化 概念展 開リン ク C3 C1 機能合成用知識 C2 C 画像DB 階層構 造 構成要素やリンクの意 味を定義した概念辞書 サ ー ビ ス 合 成 、 処 理 機 能 合 成 センシング データの 統合用知識 現在状態 目的状態 状態空間ナビゲータ 状態空間 ルートマップ 必要サービス、機能 産+学+分科会の連携の体制 (案) 産学連携グループ エム・アール・アイ システムズ株式会社 金沢工業大学大学院 服部教授,中沢 助教授+(知的財産分野の教授陣) プロトタイプおよび商用システムの開発を担当 PCML用 概念辞書 請求項理解 システムの 構造モデル 基本モジュール開発、標準化、理論研究を担当 PCML エディタ PCML 言語仕様 請求項の 構造モデル の理論 PCML化 請求項 応用ソフト 特許戦略工学分科会 理論やニーズの提供、ユーザの立場からのシステムの評価、 標準化の推進支援、産学連携での補助金獲得の支援など
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