道具の紹介と使用方法 滑石の造形はカービングという“削る”作業になり,道具は 必要不可欠となります。正しい道具の使い方でより完成度 の高い制作が可能となります。また,刃物等の使用のため 怪我をしないよう,各自で細心の注意をはらって下さい。 快適な制作環境作りのためにすること ○不必要な道具は机に置かない ○刃物の先に自分の指,手を添えない ○道具の片付けをしっかりする ノコギリ類 最初の段階で使用します。滑石を大まかな形にカットするために 使用します。各自で好みのタイプを選んでください。ノコギリは 手前に引く時に力を入れるのが早くカットするためのコツです。 金ヤスリ類 用途に応じて使い分けます。主にノコギリでのカットの後 形を整えるために使用します。削りが大きい物から小さい 物へと移行していきます。 削りが大きいタイプ 削りが小さいタイプ 彫刻刀 向かって左より、丸刀・平刀・切出し刀 金ヤスリの使用後,より細部を整えるために使用します。 ヤスリ等では難しい曲面などの処理に適しています。 用途、場所に応じて使い分けましょう。 紙ヤスリ類 向かって左より、サンドペーパー(荒)・フィニッシング ペーパー(中間)・耐水ペーパー(細) 金ヤスリ・彫刻刀使用後に表面処理として使用します。目の タイプが荒い→中間→細かい順に丁寧に磨いていきます。 耐水ペーパーは水を付けて使用します。 研磨用ヤスリ類 青→赤→黄の順で使用します。 最後の仕上げとして,重要な役割を果たします。 紙ヤスリ同様、荒→中間→細の順で磨いていきます。 根気よく作業することで鏡面仕上げが可能です。
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