2030年のエネルギー需給展望 13 2030年に向けた中長期的エネルギー戦略 ■LPガスの効率的かつ環境調和的利用 LPガスは、PM(粒子状物質)の排出 がない等、環境負荷が相対的に小さく 天然ガスとともにクリーンなエネルギー であり、また、災害時における安定供給 の確保に資する等、国民生活に密着した 分散型エネルギーの一つである。 LPガスのより効率的かつ環境調和的な 利用を促すため、LPガスのコージェネ レーションや燃料電池等における幅広い 利用拡大を促進すべきである。 大規模集中型と分散型の適切な組み合わせ コージェネ、燃料電池……分散型供給システ ムは……地震等の災害時の安定供給リスク ……を軽減できる可能性がある。 LPガスの位置付け拡大 「エネルギー基本計画」での表現は 次の4点。 ①クリーンなエネルギー ②災害時の安定供給 ③国民生活に密着した分散型エネ ルギー ④効率的・多様化を図るため幅広 い利用を促進 分散型の位置付け 要約すると、 ①全ての分散型エネルギーを対象 に環境を整備。 ②安定供給・環境対応のメリットかr ら普及を促進。 ③分散型エネルギーネットワークの 研究(マイクログリッド等)。
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