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子どもを守る通学路防犯カメラ設置促進事業
H27年度当初要求額:50,000千円
事業の意義(効果)及び内容
地域(校区)や市町村の子どもの登下校時の安全見まもり活動を
支援・奨励し、期間限定により、府内全域での通学路における
防犯カメラの設置取組の完成を是非
【事業効果】
・ 小学校の登下校時の子どもを狙う犯罪の抑止
・ 地域における子どもの見まもり活動の重要なツールに
・ 子どもへの不審者早期発見にも効果
府内における犯罪の現状
□子どもの登下校時の安全に対する府民(保護者)の“不安”大
・神戸市女児殺害事件の影響
・大阪では、教育大池田小、寝屋川中央小事件もあり
・13歳未満の「声かけ・つきまとい」が増加(H20年:554件→H25年:617件)
⇒特に、14時~18時台の下校時:約77%、道路上・公園:約90%
□13歳未満への強制わいせつ事案認知件数も残念だが全国ワースト状況
【声掛け等事案(13歳未満)発生場所状況 】
【事業内容】
小学校の通学路に設置する防犯カメラ整備費を補助
(自治会等に補助する場合または市町村が公設置する場合)
(ランニングは地元負担、後年度以降は市町村単独事業のみで実施)
参考 ・自治会等への補助制度を有する市町村:27市町(H26年度末見込み)
・大阪府防犯カメラ補助制度の実施要望:8市町(H27年度)
【事業根拠】 大阪府安全なまちづくり条例第2条
【事業規模】
1小学校区につき5台を目安
H27年度は、100校区を対象
【補助率等】
補助対象経費の1/2以内
(1台につき、10万円が上限)
【事業計画】
H27年度~H28年度(2カ年)
※補助制度を有さない16市町村への通学路の防犯カメラ促進
事業 を2か年で促進し、府内全市町村における制度化を図る。
【強制わいせつ事案(13歳未満)認知件数】
300
215
200
131
100
92
78
74
0
※H25大阪府警調べ
大阪
東京
神奈川
愛知
兵庫
※H25暫定値
対策と効果
子どもを犯罪から守るため、子どもの登下校時の安全見まもり体制確保に
より、地域住民、市町村、警察と一体となった地域防犯力の強化推進中
その有効手段が通学路エリアでの防犯カメラ設置
【子どもや女性を犯罪から守る防犯カメラ設置補助事業(H25~H26)】
【通学路の防犯カメラ設置効果(一例として東大阪市)】
◇犯罪抑止効果:ひったくり(-24.6%)、路上強盗(-73.7%)、声かけ事案等(-34.2%)
※H24.25の10月~9月比較(大阪府警による)
◇地域・市町村の防犯活動の高まり:子どもの安全見まもり隊活動の活性化
【事業費】
H27年度当初要求額:50,000千円(100小学校区)
(内訳)補助単価100,000円×5台×100小学校区
:青色防犯パトロール車の増台
:小学生に対する防犯ブザーの配布