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BNP一言集・内科用(1)
①
②
日本内科学会雑誌
Volume94,Number2
February10,2005
特集 心不全
高血圧患者の心保護のアンケートで、一般医科の先生は心疾患が疑われても
BNPを測っている率が20%とか30%しかないという結果がありました。
一般医科の方はもうちょっとBNPを測定していただいたほうが良い。
(社内用資料)
リーフレット題名
BNP心不全の
病態把握
(P314,秋田大学;伊藤)
慢性心不全
の重症度
神経体液因子の中では、BNPがNew York Heart Association(NYHA)
心機能分類や,病態を最も反映する。
慢性心不全
の重症度
(P224,滋賀医大;蔦本助教授)
③
心不全ではさまざまな神経体液因子の上昇が病態の増悪・進展と関係する。
BNPなどの液性因子測定は心不全の生化学的指標として有用である。
(P221,滋賀医大;蔦本助教授)
心不全は運動能力の予備能の問題で、普段の活動が以前と比較して変化しています。
駅の階段も最近はエスカレーターが整備され問診しにくくなりました。
④ 夜間の頻尿、上半身を起こさずに寝られるか、前胸部の発汗、口渇感、咳や痰も
大事です。手指の冷たさは心出量低下や交感神経の緊張をあらわします。
BNP心不全の
病態把握
慢性心不全
の重症度
BNP心不全の
病態把握
(P310,東京大学;永井教授)
⑤
心不全の確実な診断を評価する上で、従来の問診、身体所見、胸部X線、
心臓超音波検査などに、BNPをあわせて評価することが有用である。
(P227,滋賀医大;蔦本助教授)
BNPと
心電図
慢性心不全
の重症度
(社内用資料)
BNP一言集・内科用(2)
日本内科学会雑誌
Volume94,Number2
February10,2005
特集 心不全
リーフレット題名
⑥
⑦
フィジカル・イグザミネーション(打診、聴診など診察における基礎)のプロが見ても
BNPは極めて有用であると実感している。
フィジカルに自信が持てなかったらBNPを積極的に活用すべき。
BNP心不全の
病態把握
(P314,はせ川内科循環器;長谷川)
慢性心不全
の重症度
BNPは日常の活動度を指導する指標であり、
プライマリーケアの現場において心不全の診断に非常に有用である。
慢性心不全
の重症度
(P219,群馬大学;倉林教授)
⑧
高齢者の心不全例では高頻度に拡張障害が関与し、
診断方法の中でBNPは非常に簡便で有効である。
(P220,群馬大学;倉林教授)
⑨
一般内科医が多忙な日常診療において、心エコー検査を行なったり
心機能有無の評価のために循環器専門医に容易に紹介できない場合が少なくなく
血液検査の際にBNPを追加することが望ましい。
(P251,北海道大学;村上)
BNP心不全の
病態把握
慢性心不全
の重症度
BNPと
心電図
慢性心不全
の重症度
(社内用資料)
BNP一言集・内科用(3)
日本内科学会雑誌
Volume94,Number2
February10,2005
特集 心不全
リーフレット題名
⑩
BNPは心不全にβーブロッカーの導入時やその後の経過を見ていく上で有用です。
専門医でなくともBNPを見ておくと、手遅れを防止できると思います。
(P315,東京大学;永井教授)
心不全かどうか判断に困る症例、
例えば気管支喘息と心臓喘息の鑑別にBNPを活用すべきです。
⑪
(P315,東京大学;永井教授)
まとめ
BNPは
心不全の診断、重症度診断、予後予測に
非常に有用であり、
日常診療に活用すべきである。
(P214,群馬大学;倉林教授)
BNP心不全の
病態把握
慢性心不全
の重症度
BNP心不全の
病態把握
慢性心不全
の重症度
(社内用資料)
周術期におけるBNP
医療問題にからみ
外科系医師による、術前心臓リスク評価の必要性が
問われています
外科系医師から循環器内科に、
術前心臓リスク評価の依頼が増えています
周術期の、心臓障害をもつ無症候者の
心不全の病態把握に
容易・迅速・的確な
BNPの測定はいかがでしょうか
第67回日本臨床外科学会総会 「循環器内科からみた周術期におけるBNPの有用性」
をお示ししながら、説明してください。
(社内用資料)
BNP検査要項
実施料
項
目
名
検体量(ml)
容器
保存
所要日数
判断料
検査方法
基準値
C
2578 9
ヒト脳性ナトリウム利尿ペプチド
(BNP)
血漿 0.5
↓
X
絶凍
2~4
140点
※4
CLEIA
18.4 pg /mL
備
考
採血後、冷蔵保存に て6時間以内に血
漿分離し、速やかに凍結保存してください。
以下
ヒト脳性ナトリウム利尿ペプチド(BNP)精密測定は、入院中の患者については急性心不全または
慢性心不全の急性憎悪時の病態把握のため、入院中の患者以外の患者については心不全の病態把握
のために実施した場合に月1回に限り算定する。
1週間以内にヒト脳性ナトリウム利尿ペプチド(BNP)精密測定とヒト心房性ナトリウム利尿ペプチド
(HANP)精密測定を併せて実施した場合は主たるもののみ算定する。本検査を実施した場合は、
診療報酬明細書の摘要欄に本検査の実施日(ヒト心房性ナトリウム利尿ペプチド(HANP)精密測定を
併せて実施した場合は、併せて当該検査の実施日)を記載する。