PowerPoint プレゼンテーション

数学未解決問題
白柳研究室
5510004
飯塚 晃世
3x+1問題とは…
偶数
2で割る
1になる
自然数
奇数
3倍して1加える
繰り返す
1
10 →5 →16 →8 →4 →2 →
÷2
×3+1
÷2 ÷2
÷2 ÷2
任意の自然数に対して、
それが偶数の場合は2で割
り、奇数の場合は3倍して
1を加えるという操作を繰
り返していくと、必ず有限
回で1に到達するであろう
1937年
ローター・コラッツが問題を提示

一昨年の藤田先輩
奇数
3倍して1加える
π , e

昨年の田渕先輩
奇数
3倍して1加える
5,7,9,

3x+1問題の変形を引き継ぎ、数式処
理システムMapleを用いて3x+1予想を
解決する糸口を探る。
奇数
3倍して1加える
1引く

操作回数についても注目をし、何か興味
深い特徴を見出したい。
①1に収束
②5を含むループ
5→14→7→20→10
③17を含むループ
17→50→25→74→37→110→55→164→82
→41→122→61→182→91→272→136→68
→34
初期値が2~700までのうち、1に収束する時の
初期値nと、1に到達するまでの回数を散布図で示
す
初期値が2~700までのうち、1に収束する時の初
期値nと、1に到達するまでの回数を散布図で示す
3x+1問題と3x-1問題の操作回数を比較
してみる。回数を細かく以下のように定義す
る。
<3x+1問題>→1に到達するまでの操作回数
<3x-1問題>
A
1に収束→1に到達するまでの操作回数
B
C
5のループ→ループの最小値“5”に到達
するまでの操作回数
17のループ→ループの最小値“17”に到達
n
13
26
35
52
70
81
93
104
140
162
181
186
208
241
280
324
357
362
372
416
455
482
483
3x-1
3x+1回数 3x-1回数 グループ
9
9
B
10
10
B
13
13
B
11
11
B
14
14
B
22
22
B
17
17
B
12
12
B
15
15
B
23
23
B
18
18
B
18
18
B
13
13
B
21
21
B
16
16
B
24
24
B
32
32
B
19
19
B
19
19
B
14
14
B
40
40
B
22
22
B
22
22
B
・3x+1問題の操作回数=3x-1問題の操作回数
・初期値n≠2のべき乗
ならば
初期値nは3x-1問題の操作の結果、
5を含むループに到達する
3x+1問題
3x-1問題
<5を含むループ>
3x-1問題の操作回数に着目していく
と、興味深い特徴を見出すことができた。
その特徴が何を表しているのかを探ること
を今後の課題としていきたい。