インスリン抵抗性:インスリンの作用

インスリン抵抗性:インスリンの作用
三大標的器官
ブドウ糖取り込み
筋肉
グリコーゲン
ブドウ糖取り込み
膵臓からの
インスリン分泌
肝臓
グリコーゲン
合成
糖新生
×
×
ブドウ糖取り込み
脂肪
脂肪合成
×
糖新生
脂肪分解
(FFA)
1
インスリン抵抗性:機序
脂肪細胞から大量のアディポサイトカインが分泌され、インスリン受容体とGLUT
4が減少 (トランスロケーションの阻害)
糖
インスリン
PT3 kinase↓
インスリン受容体
トランスロケーション↓
IRS蛋白↓
GLUT4(糖輸送体)
TNF-α
糖新生にブレーキ
が掛らない
体細胞
糖取込みが
亢進しない
2
インスリン抵抗性:運動の効果
慢性効果・・・血糖を取り込むタンパク質が増えインスリンの効きがよくなる。
(抵抗性改善)
糖
インスリン
運
動
刺
激
インスリン受容体
トランスロケーション↑
GLUT4(糖輸送体)
体細胞
運動刺激によりGLUT4が細胞表面に移動。インスリンが少なくても、糖の取り込みが促
進され血糖が下がり、長期的にはインスリン抵抗性が改善。
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