WFPによる緊急食糧援助の効果 総合政策学部3年 佐山 麻子 発表の流れ 研究の背景 研究の目的 キーワード 研究手法 今後のスケジュール 期待される成果 参考文献 研究の背景 冷戦終結以降、WFP(世界食糧計画)の 食糧援助活動において、減少の様子を見 せない緊急食糧援助。 ・被援助国においてこの緊急食糧援助 が半ば恒常的な性格を持つものとなっ ていないか? ・緊急食糧援助からプロジェクト援助へ の移行時期(程度)は適切か? ⇒この援助が、飢餓に苦しむ人々へ将来の 「自立」を本当の意味で促せているのか。 研究の目的 長く続く緊急食糧援助が、被援助国にとっ て恒常的なものとなってしまっていないか、 過去のデータをもとに検証する。 実際に現場で活動に携わった経験のある 方へのインタビューによって、この機関の 現場について理解を深める。 キーワード WFP(世界食糧計画) 緊急食糧援助 プロジェクト援助 被援助国の自立 研究手法 WFP日本事務所の方へのインタビュー WFP・FAOが公表している報告書・ データ等 該当する文献 今後のスケジュール 中間発表まで ・緊急食糧援助に関する現状整理 ・インタビュー 最終発表まで ・インタビューの結果を踏まえたうえで、過去 に緊急食糧援助からプロジェクト援助へと 移行した事例の分析・比較 ・被援助国の自立を可能とする適切な移行時 期を考察 期待される成果 現場での実情も踏まえたうえで、被援助 国にとって、WFPによる緊急食糧援助が 結果的に被援助国の自立を妨げるものと ならずに、この援助によって受益者がより 早期の自立を可能にすることを目指す。 参考文献 荏開津典生(1994)『「飢餓」と「飽食」』(講談社) M・ベルトラン(1995)『国連の可能性と限界』(国際書院) 服部正也(2001)『援助する国される国』(中央公論新社) 家正治 他(1999)『国際機構(第三版)』(世界思想社) L・デローズ他(1999)『誰が飢えているか』(清流出版) R・カッセン(1993)『援助は役立っているか』(国際協力出版会) 佐藤寛(1994)『援助の社会的影響』(アジア経済研究所) S・デブロー(1999)『飢饉の理論』(東洋経済新報社) 「もう一枚の世界地図」作成委員会(2001)『もう一枚の世界地図』 Ross B Talbot (1994) Historical Dictionary of the International Food Agencies FAO,WFP,WFC,IFAD The Scarecrow Press 参考URL 世界食糧計画(WFP)ホームページ http://www.wfp.org 世界食糧計画日本事務所ホームページ http://www.wfp.or.jp 国連食糧農業機関(FAO)ホームページ http://www.fao.org/ 国連食糧農業機関日本事務所ホームページ http://www.fao.or.jp/
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