輸血の歴史

養子免疫療法
福井大学輸血部
浦崎芳正
細胞療法、免疫療法、細胞治療
• 養子免疫療法(adoptive Immunotherapy)
末梢リンパ球を体外に取り出しin vitro
で活性化した後患者体内に戻し免疫反応
を賦括する治療。
• リンパ球アフェレーシス
• IL-2と共培養→LAK(Lymphokineactivated killer)細胞
• IL-2とともに患者に戻す。
養子免疫療法の期待される疾患
• メラノーマ。腎癌。結腸、直腸癌。
• これらの疾患でIL-2併用時に腫瘍縮小
効果が認められた。メラノーマでは4
年生存率よりよい傾向があった。
• 有効性の改善のために腫瘍細胞との混
合培養、IL-12併用、局所動脈への返還
など試みられているが、まだ多くの課
題がある。