グリーンコンシューマー 新しい環境行動のスタイル 環境市民「グリーンコンシューマーガイド」から 消費者のモノ選びが、 スーパー、生産者に影響を与えていく 「みどりの消費者」 =「環境を大切にする消費者(生活者)」 「グリーンコンシューマー・ガイド(The Greenconsumer Guide)」 イギリス、ジョン・エルキントン、ジュリア・ヘインズ共著 1988 誰にもでき、 社会に影響を与えることのできる活動 環境に配慮したライフスタイルへの転換の必要性 しかし「息苦しい」「そうはしたいが時間がない」「何をし たらいいかわからない」 誰もが日常的にしている“買い物”を少し変えるだけで でき、商品の作り手、売り手に影響を与えることのできる 取り組み。 グリーンコンシューマーのもの選びは、価格・性能・安 全性を大切にしつつ、これに「環境」という視点をプラス。 生活の「出口」からではなく 「入口」から 「リサイクル」は、生活の出口での工夫の代表例。出口 で努力に励んでも、生産量や消費量に影響を与えること はできない。 本当に必要なものは何か、生活の入口で考え、行動する こと。 受け身の「消費者」から、 主体的な「選択者」に 環境に配慮された商品、環境対策に熱心な店・企業の 応援を基本。 私たち消費者が、もの選びの時に「環境」を意識すれば、 生産者のものづくりや、流通事業者の品ぞろえにも、今 までより強く「環境」を意識させることができる。 グリーンな市場をつくり出す グリーンコンシューマー グリーンコンシューマー活動は、買い物情報の発信に よって、いいものを広めることが基本。 企業の中にも、環境への負担の少ない製品を作り、消費 者の支持を得たいと考えているところは多くある。 グリーンコンシューマーは、そのような企業といっしょに、 グリーンな商品の市場を作り上げることができる。 無理なく、納得できるところから 無理なく利用できるもの、納得できるところから取り入れ、 徐々に他の商品に広めていけばよい。また、ひとりでも、 グループでも実践できる。 「グリーンコンシューマー」の普及 「環境に優しい買い物」ガイドの作成 (地域版・全国版) 「グリーンコンシューマー」ワーク ショップの開催(「買い物シミュレー ション」の体験とディスカッション、 プレゼンテーション) 地域グループづくり グリーンコンシューマー 10の原則 グリーンコンシューマー全国ネットワーク著 「グリーンコンシューマーになる買い物ガイド」 (小学館)より グリーンコンシューマー 10の原則 1.必要なものを必要な量だけ買う 2.使い捨て商品ではなく、長く使えるものを選ぶ 3.包装はないものを最優先し、次に最小限のもの、 容器は再使用できるものを選ぶ 4.作るとき、使うとき、捨てるとき、資源とエネル ギー消費の少ないものを選ぶ 5.化学物質による環境汚染と健康への影響の少 ないものを選ぶ グリーンコンシューマー 10の原則(続) 6.自然と生物多様性を損なわないものを選ぶ 7.近くで生産・製造されたものを選ぶ 8.作る人に公正な分配が保証されるものを選ぶ 9.リサイクルされたもの、リサイクルシステムのあ るものを選ぶ 10. 環境問題に熱心に取り組み、環境情報を公開 しているメーカーや店を選ぶ グリーンコンシューマー 自分の生活と「グリーンコンシューマー」に ついて、思うところを書いてください。 実行していること、できそうなこと。 今後の生き方、暮らし方の考えについて。 「先生あのね」
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