プログラミング演習 のための 学習状況把握支援

第1回論文講読
システムゼミB
社会情報システム学講座
0312003016
岩淵 直人
選択理由
• 選択した論文
– 数学リメディアル教育におけるe-Learningの実践
• 卒業研究を行う上でREADというサービスを
利用することにした。
• そのシステムが実際に使われたときの成果
を調べるのにちょうど良かった
2015/10/1
情報システムゼミB
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はじめに
• リメディアル教育を実践する事例が増えて
いる
• 大学教員の教授ノウハウの不足や教員の
リソース不足といった問題点が考えられる
• 高大連携プグラムを適用したe-Learningを
介した取り組みを行っている
2015/10/1
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取り組みの概要
• 大学でのリメディアル向け教科書を想定するた
め高校・中学の教員の教授ノウハウを取り入れ
た
• 教科書のコンテンツは現場教員が実際の授業
に用いる板書のイメージ
• 演習問題では学習者が満足に学習できるよう
さまざまな機能が実装されている
2015/10/1
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大学での利用事例
• 大学では大きく分け3つの利用体系がある
– 初年次教育
– 入学前教育
– 専門教育基礎
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初年次教育
• 実施方法
– 補習クラス(授業とは別)で2つのPC教室を利
用し教員1名TA2名でe-Learningを利用
• 評価方法・結果
– A・B 2つのクラスに分け1つのクラスでシステ
ムを利用し紙ベースの学習との差を検証
– システムを利用したクラスの方が試験の結果
が良かった
2015/10/1
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入学前教育
• 利用体系
– AO入試等の面談時に各自の学習計画書をも
とに学習指導を行い、e-Learningで学習させる
– 進捗の思わしくない学習者には春休み中に学
習指導を行う
– 取組状況を担当教員に渡すことで入学者の学
習傾向を掴む
2015/10/1
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専門教育基礎
• 利用体系
– 4週分の復習の内容をe-Learningを用いた在
宅学習に切り替えた
– 4週の内1回は口頭試問の機会を設け質問の
場が出来るよう配慮を行った
• 評価・結果
– 授業評価アンケートを実施
– e-Learning実施後の方が評価が上がっている
2015/10/1
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最後に
• 様々な角度からの意見を受け
より良いe-Learningの開発に努めたい
2015/10/1
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質問・意見・自分の卒論との相違
• 高大連携プログラムということもありしっか
りしたプロジェクトだと感じた
• 学習コンテンツの量にも納得
• 補習クラスを分ける際に行った試験でクラ
スに差があるように振り分けた理由は?
相違
• システムを利用するまでの過程が異なる
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