2013-05-30 MR1127 まさ 競技かるたはスポーツ! 競技かるたは小倉百人一首を使って行われる。 競技には瞬発力・記憶力・精神力が必要とされ、札を払う時の 激しさ、試合が長時間にわたり気力、体力も求められることな どから「畳の上の格闘技」とも言われている。 2 一般的なスポーツとの違い 年齢や男女によるハンディがないこと 小学生から高齢者まで幅広く、性別を問わず行われている 誰にでも平等な競技 3 ルール ※「かるたらいふ」より参照 ( 準 備 ) 100枚の下の句の書かれた札のうち50枚を使用 そこから25枚をとり自分のもち札とする もち札を三段に分け自分の好きな形に並べる ~15分間の暗記時間~ 読み手は百人一首の歌を無作為に読んでいく。 読み手に読まれた歌の札をすばやく取り、自陣の 札が先に全て無くなったほうが勝ち。 4 記憶力と集中力の高上!? 百人一首を憶えたり、競技かるたなどで札を取ったりするときに使う場所 前頭葉 (前頭葉は記憶を取り出すときに使われる場所で、様々な場面で活躍している部位) 読み札と取り札の結びつきを迅速にしようと脳が働くため、 記憶力は増し、頭脳全体の集中力を高める効果 競技かるたの大会は「超暗記」と「超集中」の繰り返し、 次の対戦のためさっき覚えた札をすべて忘れ、また一から暗記し直す。 これを5~7回繰り返す。 記憶力と集中力が身に付いてくる 5 といっても、 いきなりこれを行うのは無理があると思う・・・ まずは自分の中に競技かるたに対しての興味を持つことが第一だと思うの でいくつかメディアミックスを紹介したいと思う。 競技かるたを題材にした青春漫画『ちはやふる』 (末次由紀・作、講談社) 瞬間の記憶力 競技かるたクイーンのメンタル術 (楠木早紀・著、PHP新書) 6 まとめ 競技かるたの選手は実際にその集中力や記憶力が仕事や学 業、日常などで活かされているという事例を今回調べるにあ たってよく目にした。 だが、いきなり現役選手と同じように取り組むことは無理だと思 うので豪快に勢いよく札取りにいく競技かるたを自分の中での ひとつの趣味、ストレス発散法などという軽い気持ちとして少し ずつ取り組んでみてはどうだろう。 そのついでに集中力と記憶力が高まっていけば一石二鳥だ。 まずは楽しみながらというのが大事だと思う。 今回の発表で少しでも競技かるたに興味を持ってくれたら幸い だ。 7 参考文献 [3][4][6][7]楠木早紀、瞬間の記憶力 競技かるたクイーンのメンタル術, PHP新書, 2012-12-14 [5]はじめてのかるた(百人一首)入門, 20130-05-27, http://karuta.11service.net/ [5][7]東洋経済ONLINE, 2013-05-27, http://toyokeizai.net/articles/-/12725 [2]WEEKLY OSAKA NICHINICHI, 2013-05-28, http://www.pressnet.co.jp/osaka/kiji/110205_09.shtml [6]PHP INTERFACE, 2013-05-28, http://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-80905-2 [6]講談社コミックプラス, 2013-05-28, http://kc.kodansha.co.jp/product/top.php/1234595569 [4]かるたらいふ, 2013-05-27, http://karutalife.sakura.ne.jp/game/index.php [2][3]競技かるた, Wikipedia, 2013-05-27 8 9
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