ロールプレイの進め方

NPOが元気になる棚卸し塾2009
宿泊研修!
主催:(財)静岡県労働者福祉基金協会
運営:(特)男女共同参画フォーラムしずおか
合宿の流れ
 課題の原因・背景を確認する
 個人作業→グループ作業
 課題への対策をつくり、
互いに磨き合う
 個人作業→全体作業
 課題・対策を踏まえて、
来年度の事業計画づくり
 個人作業→全体作業
静岡県も、これまで20年と、これから20年は違う
1990年
計(千人)
0~14歳
15~64歳(A)
2000年
2010年
3,670 3,767 3,770
2020年
3,622
568
503
399
▲27%
2,530 2,532 2,372
(生産人口)
3,384
▲10%
+2%
694
2030年
337
▲32%
2,130
▲6%
1,933
▲18%
65歳~(B)
高齢者率
444
665
894
1,091
1,113
12.1%
17.7%
23.7%
+101%
30.1%
32.9%
+24%
A÷B
5.6人
3.8人
272
2.6人
433
1.9人
573
1.7人
692
+58%
+32%
+20%
75歳~
2020年の静岡県は?

高齢者率は? →30.1%!(全国平均より高い!)


高齢者1人を支える生産人口は、わずか1.9人!
75歳以上は? →57.3万人(10年比 3割増)!
ヘルパーなど、福祉の担い手をどれだけ必要?
 社会保障(医療・介護)費は、いくら増える?

 健康増進活動の可視化を急ぐ!

生産人口は? → 10%減(00年比 15%減) !


県税収入は?
既存インフラの補修コストは?

道路、橋、公営住宅、上下水道、庁舎・施設、・・・・
県債残高は?
 消費税は、いくら必要?

NPO: Not-for-Profit Organization
民間で公益かつ非営利の活動を継続する組織

民間: 官から独立し、依存しない運営

自発性・自律性が本質!
活動: 考える・話すだけでなく、行動して実現する
 組織: 目的を共有するチーム



公益: 「共益・私益」=利己ではなく、利他


目的の共有が、責任の共有と、役割の分担を可能にする
「不特定多数」ではない!→求められ、開かれているか
非営利: 「営利」=収益を分配するのではなく、
社会に再投資する

「収益性の有無」ではなく、「収益の使途」の問題!
NPOも同好会も「市民活動団体」
事業や活動は、
何のため・
誰のため?
NPO
公益=利他
必要としている
こと・人のため
何を満たすために
ニーズ
事業・活動する? =求められること
必要な資源は
どうまかなう?
受益者負担も
求めつつ、不足は
寄付・助成・補助
など公費で補う
同好会
共益・私益=利己
「私たちだけ」
のため
ウォンツ
=したいこと
自費
「自己紹介」と「状況共有」を兼ねて
ご所属・おなまえ
団体が得意なこと・自慢したい成果3つ
① ・・・・・・・・・・・!
② ・・・・・・・・・・・!
③ ・・・・・・・・・・・!
最近、団体で困っていること
・・・・・・・・・・・・・・・・。。。
セガサターンを
1000万台売るためには、
10万台売れる理由を
100つくればいい
秋元 康
(当時はセガの役員)
その困りごとは、
課題か、与件か?
 課題は、
目標と現実との差。
その差をどう埋めるか?
放置せず、原因・背景を確認する!
 与件は、まぁ、個性として、
あきらめつつ、付き合い続ける。
目標が明確でないから、
課題・原因・対策を明らかにできない!
目標・理想
↑
課題
残されたお題は何か?
なぜできなかったのか?
↓
成果・現実
課題(=理想と現実の差)を明らかにする
本当は○○でありたいのに
現実は××。。。
(3~5年後は、こうありたい!)
(例)本当は◎◎な地域で
ありたいのに
現実は動く人が少なく、
周囲は文句ばかり。。
本当は会議を時間通り
に始めて終わりたいのに
現実はダラダラと始まり、
グダグダと終わる。。
本当は会費徴収率
100%でありたいのに
現実は40%。。
本当は活発な理事会で
ありたいのに
・
現実は、形式的。。
・
本当は、会議を時間通りに始めて終わりたいのに
現実は、ダラダラと始まり、グダグダと終わる。。
団体名・おなまえ
その時間は、相談して決めましたか?
どういう時間設定ですか?
本当は、会議を時間通りに始めて終わりたいのに
現実は、ダラダラと始まり、グダグダと終わる。。
決めるべきことは確認していますか?
議題や資料は事前に準備できていますか?
団体名・おなまえ
その時間は、相談して決めましたか?
痛ッ!決めたままでした。。
どういう時間設定ですか?
毎月第3木曜19時-21時です
本当は、会議を時間通りに始めて終わりたいのに
現実は、ダラダラと始まり、グダグダと終わる。。
決めるべきことは確認していますか?
ドキッ!その日に伝えてます。。。
議題や資料は事前に準備できていますか?
ゲゲッ!当日つくってます。。
団体名・おなまえ
回して質問&回答する!作業
(スクォーキング)の進め方 14:40まで


最初は、3枚まとめて左隣の人に回す。
右隣から回ってきた紙に、質問して左隣へ(1枚ずつ)
相手に気付きを与えるような質問を!
 「なぜ・・・なの?」「どのように・・してきたの?」
「具体例は?」「特に大切な対象を5つ挙げると?」
→ 早く回すことより、踏み込んでたずねることを大切に!


自分のところに戻ってきたら、回答して左隣へ。




言い訳・釈明でなく簡潔に!
質問はペン・鉛筆で、回答はマジックで。
回答したら、また左隣の方へ。
2回目以降の質問も自由に(新規も、関連もOK!)
課題・本当の原因・これまでの工夫・今後の対策
(17:15まで)
その本当の原因は、
本当は○○でありたいのに ・・・・・・
現実は××。。。
・・・・・・
・・・・・・
団体名・おなまえ
です。
これまでにも、
・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・
という工夫をしていました。
そこで今年度内に、
・・・・・・、・・・・・・、・・・・・・、
来年度から、
・・・・・・、・・・・・・、・・・・・・、
という対策を始めます!
各団体の「課題と対策」提案に、
お互いにコメントしましょう
(10:25まで)
付箋に、
「気付きを与える質問」や
「改善・工夫のヒント」を。
×「感想」 ×「一刀両断」
×「励まし・ねぎらい」
コメントをもとに対策を磨く!
別の色を使って記入(09:30まで)
その本当の原因は、
本当は○○でありたいのに ・・・・・・
現実は××。。。
・・・・・・ ← 他にも○○!
・・・・・・ ← 他にも△□!
団体名・おなまえ
です。
これまでにも、
・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・ ← 他にも□○!
という工夫をしていました。
そこで今年度内に、
・・・・・・、・・・・・・、・・・・・・、
来年度から、
・・・・・・、・・・・・・、・・・・・・、
時期と目標を明確に!
という対策を始めます!
「ニーズ」と「資源」を結び付けましょう
私の活動のニーズ!
・△▽で困っている人に
○○を届けたい!
・◇□川の自然と
安全を守りたい!
行政や企業は?
・県福祉課:○支援制度
・市福祉課:担当なし。。
同じ分野の他団体は?
・A会:A町で実績30年
・B会:相談ボランティア
・Y会:上流で清掃活動
・Z会:川下り体験活動
そこで自分たちは!
・当会単独で・・と・・を!
・A会で研修+B会連携
・◇□川事務所:関心あり ・県と同行して市に説明
・スーパーA社:清掃Vo ・Y会・Z会と連携して、
・ビールS社:森林作業 県・A社・S社に支援要請
来年度の活動のポイントをまとめましょう
来年度前半に
来年度後半に
活動・事業として
当会単独で
・・・・(4月)、・・・(6月) ・・・(10月)、・・(12月)
他団体と連携して
他団体と連携して
A会と・(5月)、・(6月) B会と・・(10月、12月)
組織の基盤づくりとして 組織の基盤づくりとして
当会単独で
・・・・(4月)、・・・(5月) ・・(10月)、・・(11月)
他団体と連携して
A会と募集・研修(4月) A会・B会と研修(10月
理事会を育てるプロセスを決める!
 理事会は、年間に何時間あるか?
 重要な案件を決めるために必要な時間
は、どれだけか?
 重要な案件を、いつ、どういう流れで、
判断してもらうか?
 「理事会育成担当理事」は、誰か?
 部会・委員会制や担当制で、誰に何を
担当してもらうか?
 お願いするのは、いつ? 誰から?
思いか、思い込みか?
感じる→気付く→思う
↑調べる
↑確かめる
「思い」なら、「ことば」に
思ってるだけじゃ、伝わらない
伝わらないと、広がらない
事実に基づくニーズだから
「参加・協力したい」「伝えたい」
3つの課題に、「100の目標」をつくる
△△を○○にする
プロジェクト!
・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・・
□□を◇◇にする
プロジェクト!
・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・・
▽▽を☆☆にする
プロジェクト!
・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・・
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・・・・・・・・
・・・・・・・・
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・・・・・・・・
・・・・・・・・
プレゼンテーションとは
相手が良い判断をできるよう、
協力・貢献すること
大切なのは、知ってもらう・押し倒すことではなく、
相手が本気になって動くよう支援すること。
 相手が本気になれないのは、なぜか?

相手が本気でも、動き出せないのは、なぜか?
 足りないもの・足りないことは、何か?


相手が、プレゼンテーションする相手は誰か?
その人の価値・判断基準は?
 その人の懸念点・制約条件は?

お話しした事例
 うらほろスタイル教育プロジェクト(北海道)

「NPOマネジメント」第63号をご参照ください!
 子どもの貧困撲滅プロジェクト

ブレーンヒューマニティー(兵庫県西宮市)
 神奈川子育てネットワーク(市町村の調査)

「NPOマネジメント」第60号をご参照ください!