都市計画実習 生活安全環境班 中間発表 ５月２０日 Ecoタウンつくば ～まだまだ減らせるCO2～ 吉野 邦彦（担当教員） 田中 圭（TA) 竹鼻 紫（班長） 菴木 嶺 鎌田 将彰 柴田 悟志 島崎 和樹 田村 俊和 背景 地球温暖化が世界的問題に ↓ 日本は２０５０年までにCO2を５０％削減することを 「Invitation to 『 Cool Earth 50 』」として提案 これを受けて 「つくば市３Eフォーラム実行委員会」はつくば市内 におけるCO2を２０３０年までに２００８年比で半減 させることを宣言した つくば市のCO２排出量の推測 万t 万ｔ 250 250 215万3801トン 宣 言 200 を 実 150 二酸化炭素排 何も対策をしないと、 現 出量は無対策 二酸化炭素排出量は 化 の時より約１/3 増加するす 100 に れ ば 50 ・ ・ ・ 200 150 100 50 0 2002 年 2030 年 0 つくば市地域新エネルギービジョン策定報告書より作成 139万 5982トン 75万7819トン 2002年 2030年 全体の流れ つくば市全体のCO２排出量の実態を知る 背景・目的 つくば市におけるCO2排出量５０％削減の実現可能性の評価 つくば市のCO2削減計画外のプランの思案 文献・資料 現状把握 ヒアリング アンケート つくば市CO2削減状況 学生の省エネ行動に関する調査 つくば市全体のエネルギー消費の把握 アンケート調査 調査・分析 提案・検証 家庭に目を向けて、CO2削減可能な箇所を 探す 家庭でCO2削減可能な箇所を提案 実施したときどのくらいCO2を削減できるか検証 結 論 家庭から○％CO２を削減すること ができる CO２の５０％削減の実現性に対する疑問 つくば市3Eフォーラム実行委員会 CO2を50％削減する つくば市では しかし、 本当に削減可能なのか？ 2030年には人口が27万人に増加する という推計を立てている 実際は一人当たりCO2排出量を 70％弱削減しなければならないことになる CO2を７０％削減するって・・・ 2002年つくば市,一人当たりの 電気使用量は 18,005kWh 70%に直すと 12,603ｋWh 省エネルギーセンター 省エネ大辞典に載っている家 庭に関する省エネ活動を全て実行したと仮定 • 冷房を28度に設定にする • テレビをこまめに消す etc… 削減できるのは1,708.63kWh これは、つくば市 が掲げる削減量の14％にしかならない 調査の目的 1. つくば市全体のCO2排出量の実態を知る 2. つくば市におけるCO2排出量５０％削減の 実現可能性の評価 3. つくば市のCO２削減計画外のプランの思案 して、その結果どのくらいCO2が削減できる かを推計する 調査方法 文献・資料→調査方法を探る -資料→３Ｅの詳細調査・つくば市のCO2排出の現状調査 関連機関へのヒアリング →資料だけでは不透明な部分を探る －市役所 学生に対するアンケート →省エネ行動に関する調査 つくば市全体のCO2排出量の実態を知る 文献調査１ つくば市エネルギービジョン つくば市の部門別CO2排出量（２００２年） 万t 90 80 民生 産業 運輸 7 7 .4 大きな割合 5 8 .3 を占める 70 60 50 4 0 .4 40 3 5 .7 30 20 1 9 .0 3 0 .7 2 4 .8 3 .1 1 .6 10 0 焼却 合 計 家 業 庭 務 用 用 合 計 農 建 製 林 設 造 水 業 業 産 合 旅 計 客 用 5 .9 3 .1 貨 物 用 合 計 文献調査２ つくば市エネルギービジョンとGIOの比較 つくばは業務 の割合が その他 全国より高い １３％ 焼 却 ２％ 運輸 ２０％ 旅客 貨 家庭 １３％ 物 つくば 製造 業務 ３８％ 家庭 １３％ 民生 ５１％ 運輸 ２０％ 産業 ２７％ 貨物 旅客 全国 業務 民生 ３１％ １８％ 製造 産業 ３６％ 家庭：民生 つくば市エネルギービジョンより作成 １３％：３８％ ＝ １：３ GIO温室効果ガスインベントリオフィスより作成 １３％：１８％ → ２：３ 文献調査２ 各研究機関環境報告書 つくば市業務部門排出先の内訳 CO2排出量（％） 小数の施設 のみで排出 量の大半を 埋めてしまっ ている。 全国平均と比 べて全体に占 める業務の割 合が約２割多 い つくば市へのヒアリング調査 実施日 5月13日 つくば市 谷田部庁舎 市長公室 環境都市推進室 小林様 つくば環境スタイル 低炭素新交通体系の構築 推計で6％削減可能！！ 低炭素化意識にかかる環境教育 低炭素田園空間の創出 推計すらされていないのが現状… それでは、どの位ならCO ２を 44％削減可能なの！？ 実験低炭素タウンの展開 削減できるのだろうか？ つくば市のCO2排出実態調査はこ れから行います 2030年までにCO2を 50％削減は難しいか もしれません 問題の発見 つくば市 ３Eフォーラム 家庭のエネルギー消費量や消費内訳といっ た詳細は、つくば市としても把握できてない 市単位の提案は多く見受けられるが、 個々の家庭に対しての提案は少ない 現状… CO2削減を見る上で家庭という単位は、 運輸や産業よりも未知な部分が多く、 明確な対策を立てるのが難しい 提案 「家庭」のエネルギー消費に目を向け、 生活上いかにしてCO2の削減を成し得て行くか エネルギー消費に関するアンケート • • • • • 日時 5月16日 場所 3C403 対象 学生（社会工学類） 45人 目的 学生の省エネ行動に関する調査 調査項目 身近な家電・照明についての使用 状況と省エネ意欲について アンケートの結果と考察 照明について 照明の点灯時間に関する意識 心がけて短く している 31% これから照明を短くするか 身近にある家電の省エネについ ては意識が高い 47% 22% 心がけている が実行できな い あまり気にし ない 13% 20% 今と変わらない 心がけて実行し たい 67% なかなか難しい テレビについても同じことが言えた まとめ • つくば市のCO2排出量は民生（業務）が多い →しかし業務部門は既に削減成功 →家庭への取り組みはなされていない 家庭は！？ →身近 →家庭のエネルギー消費については未知 →削減の余地！？ 家庭に着目して調査 今後の予定 1.調査・分析 家庭に目を向けて、CO2を削減可能な箇所を探す 2.提案・検証 家庭においてCO2削減可能な箇所を提案し 実施したときどのくらいCO2を削減できるか検証 3.結論 家庭から○％CO２を削減することができる
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