電荷と電流

ジュール熱
抵抗と電流
ジュール熱
発熱のイメージ
物質に電気を流すと発熱する
ジュール熱
自由電子(電子) が分子(原子)に衝突し、振動を与えて熱となる。
イメージ図
熱
分子(原子)
自由電子(電子)
電流:I
抵抗:R
物質(電線)の中の様子(イメージ)
発生する熱量Qは、電流の2乗に比例し、求められる。
Q  I 2 Rt[ J ]
t は、電流を流した時間
ジュール熱
発熱量
この式は、次のようにもなる。
Q  I 2 Rt[ J ]又は[Ws ]
1[J]=約0.24[cal](=1[Ws])
4.2[J]=1[cal]
Q:熱量[J]
I:電流[A]
R:抵抗値[Ω]
t:時間[s]
Q  0.24I 2 Rt[cal]
J:ジュール
W:ワット
cal:カロリー
s:秒
ジュール熱
例題
3[A]
10[Ω]
10[Ω]の抵抗に3[A]の電流を1分間流した。
このときの抵抗の発熱量を求める。
Q  0.24I 2 Rt  0.24 32 10 60