総合科学専攻 2年 諏訪田 和佐 研究目的 伊豆東部火山群ならびに九重火山は活火 山で、両方とも最新の噴火から15~20 年が経過。行政ならびに住民の防災意識 の低下が懸念されている。 ◎火山噴火に対する認識の現状を把握 ◎今後の普及啓発のあり方について検討 研究方法 伊豆東部火山群ならびに九重火山の 地元自治体の防災担当者および地域 住民を対象とした防災意識に関する アンケート調査を実施 ※自治体と住民では、アンケート内 容は違う 得られたデータをExcelを使ってグラフ 化し、分析する アンケート ~九重住民用~ ●九重山が活火山であることを知っていますか? ● 1995年の噴火を知っていますか? ●九重山火山防災マップの存在を知っていますか? ●次の噴火に備えて、日頃から準備していることはあり ますか? ●火山噴火に対してあなたは危機感を感じますか? ●火山に関する説明会があった場合、あなたは参加した いと思いますか? etc… アンケート ~九重行政用~ ●1995年噴火時に災害対策本部が設置されたことを 知っていますか? ●九重山火山防災マップを見たことがありますか? ●九重山の噴火に備えて、噴火対策マニュアル等が 準備されていますか? ●噴火対策マニュアル等が準備されている場合、そ の更新は定期的に行われていますか? ●九重山が噴火した場合、現在想定されている火山 防災対策で十分だと思いますか? etc… 伊豆東部火山群とは ◎およそ15万年前か ら噴火場所をあちこ ちと変えながら、伊 豆市・伊豆の国市・ 伊東市・東伊豆町・ 河津町とその沖合い の海底に、合計100 個ほどの小火山を 次々と生じさせてき た。 ◎1989年7月13日、伊 東市の沖合三キロメー トルの場所で海底噴火 が起こり、手石海丘 (ていしかいきゅう) という海底火山が誕生。 九重火山とは ココ! ◎大分県に、東西15km にわたって分布する20以 上の火山の集合。 ◎火山の多くは急峻な溶 岩円頂丘で,一部は成層 火山。山体の周囲を主に 火砕流からなる緩傾斜の 裾野がとりまく。 ◎星生山(ほっしょうざ ん)の北東側山腹には活発 な硫気孔群があり,有史 後も噴気活動の活発化, 水蒸気爆発,マグマ噴火 が記録されている。 今後の方針 アンケート結果が届くまで、伊豆東部火 山群と九重火山について勉強する アンケート結果が届き次第、Excelで集 計し、データのグラフ化・分析をする ⇒今後の普及啓発のあり方について検 討していく 参考文献 日本の活火山(気象庁) 火山がつくった伊東の大地と自然 ~火山の恵みを生かす文化構築の提案~ 伊東沖海底噴火20年 ~火山観光と防災を融合~
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