多職種連携研修会 (口腔ケアと摂食嚥下について)

多職種連携研修会
(口腔ケアと摂食嚥下について)
■肺炎による死亡者数
皆様もご存じの通り、肺炎による死亡者
数が急増中となっています。その中でも、
誤嚥性の肺炎が増加しております。
・今回は、先日開催させて頂きました講演
会(口腔ケアについて)時にお問い合わせ
のあった、口腔ケアの実技を実際の介護
保険施設にて出前講座‐意見交流会を実
施させて頂きました。
(厚労省資料を基に作成)
■研修会の様子
・今回は“介護老人保健施設 ライフハーバーいちき様”の職員約35名の方に参加
して頂きました。内容と致しましては下記の様なものを行いました。
●内容
①事前アンケートから見えてくるもの
②口腔ケアの実際(方法、使用物品、実施時間帯など)
③摂食時に注意する点
④日々の介護を楽にする姿勢作り
口腔ケアの方法は少しず
つ変化してきております。
是非、介護される方も、す
る方も楽な方法を知って頂
ければと思います。
まずは、日々の業務で行っていることを
やって頂きました。
ただ今、重曹を使って口腔ケアを体験中。
あまり美味しくないはずが・・・。
これは、みんなで摂食に関する注意点の再
確認中です。
『食べる』ことは人が生きていく中でと
ても大切なことです。しかし、一歩間
違えると“不幸な結果”となり得ること
でもあります。ですので、日々の業務
の中でこそ注意して頂ければと思い
ます。
ベッド上での姿勢について実演中です。
『日々の姿勢』は介護を受ける方の
安楽のためはもちろん、介護を行う
方の日々の業務を楽にしてくれます。
例えば、食事やオムツ替え、口腔ケ
ア等です。
今回は、医師会の言語聴覚士が口腔ケアと摂食について、理学療法士が日々の姿勢作り
ついての話しと実技を行わせて頂きました。
終了後のアンケートにおいて、大多数の方が方法の違いなどを実感して頂き、明日からの
業務に少しでも活かしていただけるというご意見を頂きました。きっと今後も益々素晴らしい
ケアに取り組まれていかれるのだと感じました。
この様に私達、在宅医療推進事業事務局では、このいちき串木野市市内にお住いの
方の生活をより良いものにするために、介護施設等での研修会も積極的に行っていき
たいと思っております。是非、何か実施したい内容など有りました遠慮なくご連絡頂け
たらと思っております。
【連絡先】
いちき串木野市医師会 在宅医療推進事業事務局
電話:0996-32-0180 E-mail:[email protected]
医師会HP:http://www.kushikino-da.jp/