PowerPoint プレゼンテーション

温度並列シミュレーテッドアニーリングにおける
重要温度と改悪エネルギー
知的システムデザイン研究室
16970128 吉田武史
Intelligent Systems Design Lab.
研究背景
実社会での最適化問題
スケジュール管理 荷物運搬の効率化
問題の複雑化
ヒューリスティック手法の適用
シミュレーテッドアニーリング(SA)
遺伝的アルゴリズム(GA) -etc
膨大な計算量
ヒューリスティック手法の並列化
様々なアルゴリズムの研究が行われている
Intelligent Systems Design Lab.
Simulated Annealing (SA)
Intelligent Systems Design Lab.
SAにおける温度スケジュール
温度の移り変わり
=温度スケジュール
解の精度と密接に関係
パラメータの設定が困難
膨大な計算時間
SAの並列化
Intelligent Systems Design Lab.
温度並列SA(TPSA)
•
•
各プロセスが一定温度でアニーリング
確率的に解交換を行い温度スケジュールを自動化
Intelligent Systems Design Lab.
重要温度とは
SAにおいて重要温度が存在する
解探索を最も効率的に行う温度
Intelligent Systems Design Lab.
重要温度とは
激しく活動する人
冷静かつ活発な人
SAにおいては効率的に解を探索できる
消極的な人
Intelligent Systems Design Lab.
重要温度とは
解探索を最も効率的に行う温度
TPSAにおいて,この温度を含むことで
良好な解を得る
Intelligent Systems Design Lab.
重要温度の確認
解交換を行わないTPSA
最も良好な解を得たプロセスの温度が重要温度
Intelligent Systems Design Lab.
巡回セールスマン問題(TS
P)
代表的な組合せ最適化問題
すべての町を一度通過する経路を導く
最短の経路長を見つける
TSPのスケールや形が
異なる問題を選択
eil51
kroA100
pr76
通り
Intelligent Systems Design Lab.
重要温度の確認
eil51
eil51における
重要温度は2付近
Intelligent Systems Design Lab.
各問題での重要温度
問題名
最適解 重要温度
eil51
429 1.8~2.2
kroA100 21282
pr76
eil51
40~60
問題のスケールや形に
よって重要温度が異なる
重要温度には幅がある
108159 250~400
kroA100
pr76
Intelligent Systems Design Lab.
研究目的
SAにおける重要温度の原理を解明
TPSAにおいて重要温度付近で多くの解探索が
行えるパラメータ設定に
Intelligent Systems Design Lab.
温度とΔE
改良では受理して状態遷移
改悪ではΔEと温度より受理判定
EX)
exp
温度が10の時
-(120-110)
10
= 0.367
この受理確率で改悪を受理する
温度を用いない受理基準
受理するΔEによる解の精度の比較
改悪エネルギー(ΔE)と温度
は密接に関係
Intelligent Systems Design Lab.
実験結果
特定の大きさ以下のΔE
を受理することで良好な
解を得る
Intelligent Systems Design Lab.
重要温度と改悪
温度と共に受理確率が変化する
重要温度は重要ΔE周辺まで
の改悪を適度に受理する温度
重要ΔEを適度な確率で受理
する温度を用いてTPSAの
パラメータ設定が行える
Intelligent Systems Design Lab.
最後に
まとめ
TSPを解くためには,ある大きさの改悪ΔEを
受理しなくてはならない
重要温度はそれぞれの問題における重要な改悪を
適度に受理する温度である
今後の課題
適応的なパラメータ設定方法を用いた
TPSAの精度を検証する
TSP以外の問題において重要温度が存在するか確認する
Intelligent Systems Design Lab.
Intelligent Systems Design Lab.
SAにおける温度スケジュール
高い温度から低い温度へ
ゆっくりと冷却して
良好な解を得る
パラメータの設定が困難
膨大な計算時間
重要な温度
最も解探索を
効率的に行う温度
一定温度の解探索で
良好な解を得る
Intelligent Systems Design Lab.
TSPにSAを適用
①解を生成
②状態を変えるか判定(受理判定)
③温度を下げる(クーリング)
問題点
経路長
パラメータの設定が困難
計算時間が膨大
一定温度で良好な解が見つかる
重要な温度が存在する
大
温度
小
Intelligent Systems Design Lab.
重要温度の確認
450
対象問題 eil51
51
429
445
440
経路長
都市数
最適解
435
430
重要温度 2
最適解
425
1.E-01
1.E+00
1.E+01
各プロセスが持つ温度
Intelligent Systems Design Lab.
実験結果
ある大きさ以下の改悪を受理する
ことのみで最適解を見つける
500
Method-1(h=0.2)
Method-1(h=2)
Method-2
経路長
480
460
440
最適解
420
0
2
4
ΔE
6
8
10
0 の大きさ
Intelligent Systems Design Lab.
受理確率と改悪ΔE
Intelligent Systems Design Lab.
ΔEに関する検証
受理基準の異なるアルゴリズム
Metropolis基準 exp
-ΔE
温度T
Method-1 ΔE
Method-2
ΔE 0
<
0 < ΔE
<ΔE 0+h
0 <ΔE < ΔE
0
ΔE 受理
各TSPでΔE 0を変化させて
解の精度を比較する
Intelligent Systems Design Lab.
TPSAのパラメータ設定
考察より 重要温度と改悪が密接に関係する
ある大きさの改悪を受理すれば,良好な解を得る
研究目的 重要温度を割り当てるプロセスが多いパラメータを設定する
最高温度
各プロセスのΔEを検証する
生成するΔE
受理するΔE
重要温度
受理する改悪ΔE
最低温度
Intelligent Systems Design Lab.
SAにおける温度
受理判定に温度は影響
改良方向
次状態を受理して解を遷移
100
改悪方向
Metropolis基準で受理確率を出す
その確率で次状態を
受理するか決定する
経路長 110
現状態
120
次状態
exp
-ΔE
温度T
= exp
-(120-110)
温度T
Intelligent Systems Design Lab.
温度によるΔEの比較
770
12
温度が低いプロセス
温度が高いプロセス
8
700
経路長
ΔEの大きさ
4
630
0
560
-4
eil51の最適解
490
-8
420
-12
1.E-02
1.E-02
1.E+00
1.E+00
1.E+02
1.E+04
1.E+06
各プロセスが持つ温度
生成するΔE
受理するΔE
受理する改悪ΔE
Intelligent Systems Design Lab.
局所解からの改悪
最適解
局所解
最適解と局所解の形が近似してる
局所解を脱出するための改悪を検証
局所解からの最大改悪ΔE
経路長として
半径の2倍大きくなる
半径は平均経路長
(経路長/都市数)に近似
局所解からの改悪ΔEの最大値は
平均経路長の2倍に近似できる
Intelligent Systems Design Lab.
TPSAのパラメータ設定
最高温度
効率的なパラメータ設定
最高温度と最低温度の間に
重要温度が幅広く設定される
平均経路長
最低温度
Intelligent Systems Design Lab.