運営会議報告 「新たな10年を見据えて」 運営会議(戦略企画部) ・企画委員会 ・調査委員会 ・第25回医療情報学連合大会準備委員会 運営会議議長 坂入 実 1 運営会議報告(1/13) 平成16年度の活動成果 2 運営の方針 1. 情報の的確な収集と伝達 2. 事業環境の改善と市場拡大 3. 共通基盤の確立 4. 公的使命への責任 運営会議報告(2/13) 運営会議 戦略企画部 総務会 企画委員会 調査委員会 医事コンピュータ部会 医療システム部会 国内標準化特別委員会 保健福祉システム部会 3 事業推進部 国際標準化特別委員会 運営会議報告(3/13) 平成16年度JAHIS中期計画の策定 ~IT活用による保健医療福祉サービスの 飛躍的発展を目指して~ 1. 2. 3. 4. 5. 4 JAHIS全体としての中期重点方針を明示 各領域の重点課題について3ヶ年の見通し 中期的課題の次年度事業計画に反映 部門間で協同して改善すべき課題の調整 統一した広報活動と事業環境改善 運営会議報告(4/13) 平成16年度JAHIS中期計画の方針 1. 2. 3. IT費用再配分の社会的合意獲得 IT活用手法の普及促進 標準化の推進 予算の改善 年度収支差額赤字予算を段階的に改善 平成17年度 収支差額ゼロを目標! 5 事例:相互運用性・標準化関連の一部分 運営会議報告(5/13) 標準化・医療 システム関連 課題 標準ベース のシステム構 築 取組みテー マ 相互運用性 の実証事業 JAHIS 標 準 化活動の推 進 目標 医療情報システ ムの相互運用性 確保 標準化ロードマッ プに従った標準 化活動の推進 施策 スケジュール 平成16年度 平成17年度 平成18年度 ・データの互換性 最小データセット データフォーマット策 定 実証実験 ·利用者情報(除く権 限) ·患者情報(基本情 報)· オーダ情報(処 方)· 検査結果(検体 検査) · 患者情報(感染症、 アレルギ情報、入 退院歴、受診歴) · オーダ情報 ・病名情報、電子紹 介状· 実証実験 · 利用者情報(権限) · 検査結果(レポート 、参照画像) · 実証実験 ・データの閲覧・利用性 問い合わせメッセージ 設計 実装ガイドライン策定 実証実験 ·患者情報(基本情 報) ·検査結果(検体検 査) · 病名情報 · オーダ歴(処方) · 実証実験 · 患者情報(感染症、 アレルギ情報、入退 院歴、受診歴) · オーダ歴(検体検 査、放射線) · 検査結果(レポート 、参照画像) ・システムの相互接続性 データ交換規約 実装ガイドライン 実証実験 ·放射線検査ワーク フロー · 臨床検査ワークフロ ー · 実証実験 ・患者紹介ワークフ ロー · 外来診療ワークフ ロー ・手術・処置 · 実証実験 ・ステム共通基盤 · シングルサインオ ン ・I/F仕様策定 · 病理検査ワークフ ロー · 内視鏡検査ワーク フロー · 循環器検査ワーク フロー、・注射 · 実証実験 · シングルサインオ ンの接続実証 · 属性認証基盤の策 定 · 相互運用性実証事業と の連携 · 経済産業省相互運 用性実証に必要な 標準規約の策定(セ キュリティも含む) · 経済産業省相互運 用性実証に必要な 標準規約の実装と評 価、相互運用性実証 範囲の拡大 · 相互運用性実証に 必要な標準規約の 拡張 · 中核 医療 機 関 、 か かりつけ医、福祉施 設の連携に必要な · 属性認証基盤対応 シングルサインオン 接続実証 ・監査証跡 運営会議報告(6/13) 対外団体との渉外活動の実施 7 厚生労働省、経済産業省、MEDIS-DC、医療情報学会と本会との 5者会議実施 厚生労働省、経済産業省、MEDIS-DC、医療情報学会の主催す る委員会への委員派遣、産業界の意見提言 経済産業省「相互運用性実証事業」の受託、MEDIS-DC,JIRAとの コンソーシアムで推進 医療情報学会との連携強化、共同パブリックコメントの発信、 第2 5回医療情報学連合大会合同準備会推進 EHRについての海外動向把握とその伝達 JAHIS/JIRA情報交換会(JJI)の再開、JIRAと連携した活動推進 運営会議報告(7/13) 第25回医療情報学連合大会準備委員会活動 産業界から初の大会長→金杉 明信(JAHIS副会長) 準備委員会立上げ ・プログラム、実行、総務の各委員長の選出 ・総務、展示、プログラム企画の各WGの設立 全体統括の運営委員会立上げ ・準備委員会との合同委員会で企画検討/決定の場 会場レイアウト、予算計画、プログラム大綱の決定、 開催趣意書の作成、寄付金の募集活動策定など 8 運営会議報告(8/13) 平成17年度の運営方針 9 対外団体との関係を密にし、事業環境の改善 本会の社会的認知度向上のため広報の積極実施 IT政策パッケージ2005やEHRの世界動向を踏まえ た標準化・相互運用性の推進と普及 活動の基本となる情報収集、統計・調査活動の実 施 組織間調整の推進 運営会議報告(9/13) 国の政策・手段 ・IT政策パッケージ2005→医療のIT化促進の診療報酬のあり方、電 子レセに関するインセンティブ、電子カルテの標準化推進、 医療機関間での相互運用性確保のための措置など。 ・厚生労働省のグランドデザイン→最終(H18)年度まで2年弱 JAHIS活動の課題・方針 ・医療IT費用負担の社会的合意獲得(制度・経済性など) ・システム技術基盤の整備 (標準化・相互運用性、セキュリティ、標準マスターなど) ・人材育成・体制基盤の整備(教育事業の推進など) 10 運営会議報告(10/13) 今年度の主な事業概要(1) ・対外団体との渉外 厚労省、経産省、MEDIS-DC、JAMI、JIRAとの連携等 ・第25回医療情報学連合大会の企画・運営 準備委員会軸に大会運営企画→運営→決算・引継ぎまで ・IT効果再配分推進(費用負担問題) 制度・経済性検討グループによる対外委員会との合同検討 ・EHRの世界動向把握と日本モデルに対するJAHISの提言 9月、本邦でのISO/TC215国際会議での協力や海外医 療IT先進国要人の招聘 11 運営会議報告(11/13) 今年度の主な事業概要(2) ・行政動向の調査と会員への情報提供 厚労省を中心に行政動向の収集と情報提供 ・平成17年度JAHIS中期計画策定 本会全体としての中期重点方針の明示 ・国のモデル事業の活用による標準化推進・普及 経産省「相互運用性実証事業」を核に推進→JAHIS標準 化ロードマップと連携 ・企画委員会活動 ・調査委員会活動 12 第25回医療情報学連合大会 運営会議報告(12/13) 医療におけるITの戦略的活用・・・・質の向上と効率化の両立 ◇会 期 ◇場 ◇ 13 所 平成17年11月24日(木)~26日(土)※23日から一部プログラム開始 パシフィコ横浜・会議センター 大会役員 大会長 金杉 明信 (保健医療福祉情報システム工業会) 大会長補佐 尾崎 忠雄 (保健医療福祉情報システム工業会) プログラム委員長 宮本 正喜 (兵庫医科大学) プログラム副委員長 大江 和彦 (東京大学大学院) 実行委員長 星 久光 (保健医療福祉情報システム工業会) 実行副委員長 中村 清吾 (聖路加国際病院) 総務委員長 木村 通男 (浜松医科大学) 第25回医療情報学連合大会 運営会議報告(13/13) ◇プログラム 特別講演:「日本経済の動き」 岡村 正 ㈱東芝 社長 「世界の中の日本」 岸本周平 中央大学客員教授 大会長講演:「ITの現状と将来」 金杉明信 JAHIS副会長 特別鼎談:『オーダリングシステム黎明期から学ぶ、電子カルテ 時代に向けての提言』 シンポジウム ワークショップ 一般演題、ポスター発表、HyperDEMO、チュートリアル等 展示・広告・ランチョンセミナー等協賛会社・団体募集中!! 14 企画委員会(1/4) メンバー 委員長 副委員長 委員 15 浅野 新里 富田 木谷 相田 泥谷 武井 後藤 鈴木 桑山 和彦 雅則 茂 一隆 聡 滋 光明 浩司 淳夫 芳和 企画委員会(2/4) 指名委員制で組織 第一線の営業責任者で構成 ・制度や仕組み ・営業面での課題 これらを的確に、行政或いはユーザに伝えていくこと 16 マーケットの将来方向を決める大きな要素 企画委員会(3/4) 平成16年度活動結果報告 (財)日本医療機能評価機構との連携 「医療安全」テーマに共同検討会設置 IT費用再配分の検討 制度・経済性検討メンバーを選定 個人情報保護法施行への対応 パブリックコメント発信、JAHIS会員への説明会開催 「ITを利用した医療革命」(原著名:Revolutionizing Health Care Through Information Technology) 翻 訳 、 関係省庁ほかに配布 17 企画委員会(4/4) 平成17年度活動計画 18 (財)日本医療機能評価機構(IT化情報機器検討会) 「医療安全」などで検討会(4回/年程度:2年間) 医療ITの費用負担についての検討 本会制度・経済性検討メンバーとJAMI,JIRAと個別 に実施予定 ITの経済的効果について 適切な研究者の協力を得て調査を実施予定 IT広報パンフレット製作 調査委員会(1/4) メンバー 委員長 委員 19 岡田 真一 小澤 泰幸 武田 芳郎 青山 弘 大島 義光 斎藤 太美男 前田 利勝 調査委員会(2/4) 1.売上高調査の実施(統計調査) ・平成15年度売上高調査の実施(約2900億円) ・平成16年度上期売上高調査の実施(新調査項目対応) ・平成9~平成14年 直接売上高推移 の9ケ年売上高 3000 調査報告書配布 2500 2000 全直接売上高 病院・診療所情報 健康管理 地域医療・福祉 その他 1500 1000 500 0 20 99年度 00年度 01年度 02年度 03年度 調査委員会(3/4) 2.病院情報システムの導入状況分析(市場調査) 累積導入案件数推移 3500 3000 2500 2000 オーダリング 1500 電子カルテ(病院) 電子カルテ(診療所) 1000 500 0 2000年 2001年 2002年 2003年 2004年 導入数:オーダリング1236、電子カルテ389(病院)/3234(診療所) 21 データ出展: 新医療2004年8、9、10月号データ及び月刊新医療偏「電子カルテ白書」より 調査委員会(4/4) 平成17年度活動計画 ・統計調査 平成16年度、平成17年度上期売上高調査の実施 ・新統計調査項目と報告内容整備 新調査項目での実施、過去からの売上高連続性の検討 ・市場調査 公開資料の分析および市場調査 ・JAHIS・新医療 「医療情報システム導入状況調査」 覚書締結による共同調査・・・(厚労省への協力) 22
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