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障がい者の暮らしやすい鳥取プロジェクト
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障がい者の暮らしやすい鳥取
プロジェクト 第2回PT会
議
日時 : 平成26年9月8日(月)11:00~12:00
場所 : 特別会議室(議会棟3階)
報告事項
・ 障がい当事者・家族、事業者・関係機関等からの意見・要望
・ 各課の取組状況
議題
・ 今後の取組方針
・ テーマごとの具体的な施策、取組案
障がい者の暮らしやすい鳥取プロジェクト
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出席者
(チーム長)
野川統轄監 生活環境部 中山部長
未来づくり推進局
岡﨑局長
商工労働部 小林雇用人材総室長
危機管理局
城平局長
農林水産部 安養寺次長
総務部
末永部長
県土整備部 宮本次長
地域振興部
小倉部長
会計管理者 田中課長(会計指導課)
文化観光スポーツ局 森谷局長
教育委員会 小椋教育次長
福祉保健部
警察本部
松田部長
山下次席(通信指令課)
(事務局:障がい福祉課)
障がい者の暮らしやすい鳥取プロジェクト
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障がいの有無に関わらず誰もが暮らしやすい地域社会(共生社会)の実現
~ 障がい児・者の地域生活の充実、社会参画が進むための社会環境の充実 ~
【スケジュール】
【既に取り組んだもの】
4月
5月
■ 施設のバリアフリー化補助金の拡充
■ 芸文祭会場のトイレ等の改修
■ 鳥取・倉吉・米子の各駅~芸文祭会場間の
歩道段差解消、点字ブロック連続性確保等
■ 鳥取空港ハートフル駐車場の屋根設置
■ バリアフリーマップ(ホームページ版)の内容更新
■ 鳥取・倉吉・米子の各駅・バスターミナルにタブレット
端末を設置し、遠隔手話通訳サービスを実施
■ 遠隔手話通訳サービスを休日にも拡大
■ タクシー・宿泊・観光の関係者を対象に「あい
サポーター研修」を実施
■ 県庁各部局で「あいサポーター研修」を実施
・第1回PT会議
・第1回合同幹事会
→ 情報共有、課題共有
5月
・障がい当事者団体等から意見を聞く会
・情報アクセス・コミュニケーション研究会
→ 当事者等の実態把握、意見・要望とりまとめ
6月
・障がい者への配慮に関する庁内説明会
・市町村と福祉保健部との意見交換会
→ 県庁内、市町村との情報共有
6月
8月
・人権尊重の社会づくり協議会
・福祉のまちづくり推進協議会
・事業者・関係機関から意見を聞く会
→ 事業者等の実態把握、意見・要望とりまとめ
9月
・第2回合同幹事会
・第2回PT会議
→ 検討状況確認、具体的施策のとりまとめ
1月
3月
・第3回合同幹事会
・第3回PT会議
→ 施策への反映結果、次年度以降の方向性の確認
当事者・関係者等の意見を反映
【検討テーマ】
①公共施設等のバリアフリー化
②県の手続き等の点検・見直し
③情報アクセス・コミュニケーション支援
④障がい者優先調達の推進
⑤障がい者計画の策定
テーマごとの幹事会(関係課) 構成案
障がい者の暮らしやすい鳥取プロジェクト
テーマごとの幹事会(関係課)の構成
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テーマ1
テーマ2
テーマ3
テーマ4
テーマ5
検討分野
公共施設等のバ
リアフリー化
県の手続き等の
点検・見直し
情報アクセス・コミュニ
ケーション支援
障がい者優先調
達の推進
障がい者計画の
策定
検討項目
公共・集客・観
光・宿泊施設、
道路、公共交通
等のバリアフリー化
促進
県における行政
手続等の見直し
情報アクセスやコミュ
ニケーションに困難
を抱える方への
支援の充実
県による障がい
者就労施設から
の物品・役務の
調達量の拡大
障がい者計画の
策定
幹事会
(関係課)
危機管理政策課
消防防災課
人権・同和対策課
交通政策課
文化政策課
観光戦略課
福祉保健課
障がい福祉課
住まいまちづくり課
道路企画課
教育環境課
県民課
業務効率推進課
人権・同和対策課
障がい福祉課
広報課
危機対策・情報課
消防防災課
交通政策課
障がい福祉課
長寿社会課
医療政策課
特別支援教育課
通信指令課
業務効率推進課
障がい福祉課
会計指導課
障がい福祉課
※優先調達について
は全所属で取り組
んでいただく
※計画策定に係る関
係課には別に協力
をお願いする
福祉保健課
総括・人材担当
障がい福祉課
社会参加ライン
障がい福祉課
情報アクセス・コミュニ
ケーション支援ライン
障がい福祉課
就労ライン
障がい福祉課
生活支援担当
とりまとめ
担当
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障がい当事者・家族、事業者・関係機関等からの意見・要望
障がい当事者・家族等の団体から
【バリアフリー(ハード整備)関係】
○介助者なしで一人で自由に移動できる環境がよい
○民間施設のバリアフリー化を促進してほしい
○障がい特性に応じたトイレの整備が必要
○災害時に避難所となる学校のバリアフリーも必要
○施設の表示をわかりやすくしてほしい など
【手続き・取扱い関係】
○障がい特性を理解して対応してほしい
○あいサポート運動を推進してほしい など
【情報・コミュニケーション関係】
○音声情報だけ、文字情報だけに偏らず、様々な形態
で情報を提供してほしい
○緊急時の情報が得られるようにしてほしい など
【その他】
○災害時の対応(情報伝達、避難、避難所、備蓄等)
について不安がある など
事業者・関係機関から
○改修費用が負担、補助を受けないと難しい
○建物の構造上バリアフリーが難しい場合もある
○ハード整備が困難な場合はマンパワーで対応する
○補助制度や具体的な活用例を紹介してほしい など
○法令や制度の周知が必要
○介助の方法など実践的な研修が必要 など
○障がいの特性に応じた情報提供が必要 など
○障がい者の意見・要望を聞かせてもらいたい
(困っていることなどが分かって良かった) など
障がい者の暮らしやすい鳥取プロジェクト
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障がいの有る無しにかかわらず、誰もが・・・
❖
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安全・安心に生活できる
行きたいところに自由に出かけられる
自由に情報を得られ、思いを伝えられる
自分らしく、いきいきと生活できる
特性・個性を理解され、人格を尊重される
そういう地域社会(共生社会)をつくること
【今後の取組方針】
動く・見る・聞く・伝える・理解する
ことに困る障がい者が暮らしやすいと
感じる地域社会
↓
高齢者、子ども、外国人など
にも暮らしやすい地域社会
施設等のバリアフリー
情報のバリアフリー
◇民間施設のバリアフリー化促進の仕組みづくり
◇交通・宿泊・観光施設の利便性向上
◇公共施設の更なるバリアフリー化
◇避難所を想定した学校施設等のバリアフリー化
◇県立施設の緊急情報伝達設備の整備
◇災害・防災情報のわかりやすさ向上
◇点字・音声・視覚による情報量アップ、ICT活用
◇情報アクセス・コミュニケーション困難者支援の充実
サービス (対応) のバリアフリー
自立に向けた支援
◇障がい者等への配慮の徹底(ルールづくり)
◇障害者差別解消法施行に向けた体制整備
◇あいサポート運動の更なる推進、内容の充実化
◇就労系事業所への発注手続きの簡素化
◇就労系事業所での大量受注体制の整備
◇就労系事業所の商品・サービス、活用事例の周知・広報
●当事者・家族等
の意見を聞いて取
組を検討
●福祉分野に限ら
ず、様々な分野で
取組を実施
障がい者計画に反映
今後の
環境
変化 ⇒
(予
障がい者アートやスポーツの取組、
あいサポート運動等により、障が
いへの理解が広がる
障害者差別解消法施行(2016年4
月)に伴い、施設等のバリアフリー、合
理的配慮が必要となる
2020年オリンピック・パラリンピックに向け、
都市だけでなく、地方でもバリアフ
リーのニーズが高まる
人口減少社会の中で障
がい者・高齢者等の活
6
躍の場が広がる
障がい者の暮らしやすい鳥取プロジェクト
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テーマごとの具体的な施策、取組案 (新規・拡充事業の案)
テーマ1:公共施設等のバリアフリー化
(1)民間施設のバリアフリー化促進の仕組みづくり
【案①】施設整備基準(福祉のまちづくり条例)の見直し <H26年度中に見直し>
→ 施設利用者(福祉団体等)、施設提供者、建物設計者から意見を募り、問題点等を改正する。
【案②】バリアフリー化に対する補助制度の拡充の検討 <H27年当初~>
→ H26年当初、H26年6月補正で拡充した補助制度の活用状況を点検し、更なる拡充策を検討する。
【案③】事業者向け制度活用説明会の開催 <H26年度から開催>
→ 整備基準、補助制度、制度活用事例等を事業者に紹介し、周知を図る説明会を開催する。
(障害者差別解消法に関する説明会とあわせて実施する。)
従来からの取組も継続
○バリアフリーマップ(ホームページ掲載)により施設の対応状況を公表する。
(2)交通・宿泊・観光施設の利便性向上
【案④】障がい者へのおもてなし向上支援(ハード) <H27年当初~>
→ 宿泊・観光施設等における入浴用車いす、施設・設備に対応した車いすなどの購入助成を行う。
【案⑤】障がい者へのおもてなし向上支援(ソフト) <H27年当初~>
→ 交通機関、宿泊・観光・商業施設等の従業者向けに、実践的なバリアフリー接遇研修を実施する。
→ 宿泊施設に対する刻み食等の対応についての講習会を実施する。
【案⑥】バリアフリー認証制度 <H27年当初~>
→ 宿泊・観光施設等のバリアフリー状況(ハード・ソフト両面)に関する認証制度を検討する。
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(3)公共施設の更なるバリアフリー化
【案⑦】当事者視点による施設のバリアフリー状況の点検 <H26年度中に点検>
→ 障がい者の意見を踏まえたチェック項目により施設を点検し、バリアフリー整備に反映させる。
従来からの取組も継続
○障がい者の意見を踏まえて、誘導ブロックの設置、車いすが通行しやすい縁石への改修、
段差解消、利用しやすいバス停の整備等、歩道のバリアフリー化を進める。
○施設の整備・改修の際には、障がい者に立ち会ってもらうなど、意見を聞きながら進める。
(4)避難所を想定した学校施設等のバリアフリー化
【案⑧】学校施設の計画的なバリアフリー化 <H27年当初~>
→ 避難所としての利用が想定される体育館を中心に、車いす対応トイレ・スロープ等を計画的に整備する。
従来からの取組も継続
○学校からの要望に基づき、学校施設のバリアフリー化に取り組む。
テーマ2:県の手続き等の点検・見直し
(1)障がい者等への配慮の徹底(ルールづくり)
【案⑨】障がい者への配慮の取組状況の点検・公表 <H26年度から実施>
→ 手話通訳・要約筆記等の配置、資料の点字化・音声化等の状況について、定期的に点検・公表する。
(2)障害者差別解消法施行に向けた体制整備
【案⑩】法施行に向けた検討組織、準備組織の設置 <H26年度中に設置>
→ 県の対応要領作成の庁内検討チーム、民間事業者を含めた関係機関との連絡調整会議を設置する。
【案⑪】事業者向け説明会の開催 <H26年度から開催>
→ 障害者差別解消法について事業者に周知を図る説明会を開催する。
(バリアフリー整備基準、補助制度、制度活用事例等に関する説明会とあわせて実施する。)
障がい者の暮らしやすい鳥取プロジェクト
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(3)あいサポート運動の更なる推進、内容の充実化
【案⑫】障害者差別解消法等を反映した研修メニューの新設 <H27年当初~>
→ 交通機関、宿泊・観光・商業施設等の従業者向けに、実践的なバリアフリー接遇研修を実施する。
→ サービス業向けの研修テキスト等を作成する。
従来からの取組も継続
○研修、企業認定、メディアによる広報等により「あいサポート運動」を推進する。
テーマ3:情報アクセス・コミュニケーション支援
(1)県立施設の緊急情報伝達設備の整備
【案⑬】県立集客施設等における緊急伝達設備の整備 <H27年当初~>
→ 各施設に防災行政無線戸別受信機や災害情報を表示するディスプレイ、フラッシュライト等を設置する。
(2)災害・防災情報のわかりやすさ向上
【案⑭】あんしんトリピーメールの配信例文のユニバーサル表記化 <H26年度中に見直し>
→ メールの文章をわかりやすく、伝わりやすい表記に見直す。
(3)点字・音声・視覚情報による情報量アップ、ICT活用
【案⑨:再掲】障がい者への配慮の取組状況の点検・公表 <H26年度から実施>
→ 手話通訳・要約筆記等の配置、資料の点字化・音声化等の状況について、定期的に点検・公表する。
【案⑮】ICT活用術講習会の開催 <H27年当初~>
→ 情報アクセスが困難(苦手)な聴覚障がい者向けに、ICT活用術の講習会を開催する。
従来からの取組も継続
○中古パソコンをリサイクル活用し、視覚障がい者向けのパソコン講座を開催する。
○タブレット端末を活用した遠隔手話通訳サービスを本格導入する。
○特別支援学校にタブレット端末を配備し、使用環境を整備する。
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(4)情報アクセス・コミュニケーション困難者支援の充実
【案⑯】点字・音声・手話による県政情報の提供 <H27年当初~>
→ 県民生活に直結する大きな制度改正やお知らせ事項について、点字版・音声版資料の作成・配付や
手話による説明動画のホームページ掲載などを行う。
従来からの取組も継続
○県政だよりの点字版・音声版を作成し、希望者に配付する。
○県公式ホームページ(とりネット)の音声読み上げサービス、アクセシビリティ向上。
○知事会見、県議会のインターネット中継、県政番組(テレビ)に手話通訳者を配置する。
テーマ4:障がい者優先調達の推進
(1)就労系事業所への発注手続きの簡素化
【案⑰】3号随意契約の公表手続きの簡素化 <H26年度中に実施>
→ 情報登録のみで自動でホームページに掲載し、公表に代えるシステムを開発する。
(2)就労系事業所での大量受注体制の整備
【案⑱】大量受注案件を処理する仕組み・体制の整備 <H27年当初~>
→企業・官公署からの大量受注案件に関する調整、進捗管理、工程・品質管理等を行う体制を整備する。
(3)就労系事業所の商品・サービス、活用事例の周知・広報
【案⑲】県立施設の指定管理者に対する周知・広報 <H26年度から実施>
→ 指定管理者に就労系事業所への発注を促すとともに、具体の商品・サービスと活用事例を紹介する。
【案⑳】就労系事業所の活用事例の紹介 <H26年度から実施>
→ 企業・官公署における就労系事業所の具体の活用事例をホームページ等で紹介する。
従来からの取組も継続
○は~とふるTOTTORI(ホームページ)により就労系事業所の商品・サービスを紹介する。