リージョナルガバナンス論B 第８週６月１０日（火）２限伊藤裕一前回の復習  CFSP ＝共通外交安全保障政策  JHA 司法内務協力  プロポーザルの提出本日の内容  EUの将来像を考える  EU拡大２５カ国体制へ機構・制度改革  コンベンション  Convention on the Future of Europe  加盟国１５カ国の政府代表・国内議会代表加盟候補国の政府代表・議会代表欧州議会の代表欧州委員会の代表議長＝ジスカール・デスタン（Giscard d’Estaing）     コンベンションのテーマ  EUの役割＝５０年前と変化→再定義が必要   EUの憲法   期待される役割と消極論のパラドックス TreatyからConstitution EU大統領  欧州委員会委員長でも、欧州理事会の議長国でもないワーキンググループ       補完性の原理 EU基本的人権憲章法的位置付け各国の議会補完的能力経済面でのガバナンス補完性の原理   マーストリヒト以降導入 EUが行うのがベストな場合だけEUがやる  それ以外は従来どおり国や地域レベルで →「ベスト」かどうかの検証は？それは政治的な決定？法的に決定？ EU基本的人権憲章２０００年１２月に合意・採択 →EUの条約に取り込む場合、一体どのような影響が各国にあるのか？（配布資料参照）法的位置付け    マーストリヒトでEUの誕生い欧州共同体（EC=第一の柱）の代表は欧州委員会第2（CFSP)、第３の柱（JHA)があってEU →EUとしての代表？資格は？安保理の議席は取れる？各国の議会欧州統合のプロセスは民主的手続きによる正統性が重要なので、各国の議会がもっと加わるべき →現状は欧州議会との潜在的な対立。今後どのような意思決定プロセスに？補完的能力  EUの仕事は条約で定められたもののみ  EUだけのもの、同時並行で行うもの、加盟国の行動をEUがサポートするもの＝補完的能力 →今後、加盟国とEUの役割分担は？EUは統合を推進することが目的に内包されてる？経済面のガバナンス良好な政策運営・効率的な組織・透明性・責任の４つの側面から定義 →ユーロ導入がもたらす今後の経済ガバナンスの姿は？  本日の議論おしまい。４回の授業、ありがとうございました。どうでした？感想とご意見、お待ちしてます。 [email protected] 授業評価もお忘れなく！来週から香川先生・・・