情報モラルの有効活用

テーマ別解説
「安全への知恵」の内容と指導
岐阜聖徳学園大学 教育学部 准教授
石原 一彦
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1 「安全への知恵」のねらい
電源
投入
いきなり
スタート
ネットワーク
に参加
ネットワーク参加者全員(大人、子ども、性別、
職業の区別なし)
◆恩恵だけでなく、危険な情報も降りかかる
情報社会の危険から身を守り、危険を予測し、被害
を予防する知識や態度を養う
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2 小学校における「安全への知恵」
◆小学校の3つの柱
・情報社会の危険から身を守るとともに、不適
切な情報に対応できる
・情報を正しく安全に利用することに努める
・安全や健康を害するような行動を抑制できる
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3 小学校における学習内容
・危険なものには近づかない、もし不適切な情
報に出会ったら、大人に相談するなど適切に
対応する態度を学ぶ
・個人情報の大切さを知り、保護する態度を学
ぶ
・インターネットやパソコンの使いすぎに注意し、
健康に留意できる
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4 小学校での授業のねらい
◆例
・情報の真偽を確かめる
・インターネット上の不適切な情報への対応
・個人情報の保護
・安全で健康な使い方
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5 中学・高等学校における「安全への知恵」
◆中学・高等学校の3つの柱
・危険を予測し、被害を予防するとともに、安
全に活用する
・情報を正しく安全に活用するための知識や
技術を身につける
・自他の安全や健康を害するような行動を抑
制できる
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6 中学・高等学校における学習内容
・情報社会の特質を意識しながら、安全に行動
する態度を学ぶ
・情報の信頼性を吟味し、自他の情報の安全な
取り扱い方を学ぶ
・健康に配慮した、情報メディアとの関わり方を
学ぶ
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7 中学・高等学校での授業のねらい
◆例
・情報の信頼性の吟味
・トラブルに遭遇した際の主体的な解決法
・自他の情報の安全な取り扱い
・安全で健康な情報メディアとの関わり方