アスクルについて

アスクルについて
E12121 – 深尾 肇
2013年11月30日
株式会社アスクル
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所在地: 東京江東区
事業内容: 事務用品の通信販売
設立年: 1963年11月
創業年: 1993年3月
従業員数: 915名(2012年5月20日現在)
沿革
アスクル公式サイト内から重要な部分を抜粋
• 1963年11月: (プラス株式会社のステープル
製造子会社としてプラス工業株式会社を設
立)
• 1993年3月: アスクル事業開始(プラス株式会
社アスクル事業部において事業開始)
• 1997年3月: インターネットによる受注を開始。
沿革
• 1999年7月: プラス株式会社よりアスクル事業
の営業を譲受け、東京都文京区に本社を設
置しアスクル株式会社として営業を開始。
• 2000年11月: JASDAQ市場に上場。
• 2003年9月: 法人向けインターネット一括購買
システム 新「アスクルアリーナ」サービス開始。
• 2004年4月: 東京証券取引所市場第一部へ
上場。
• 2012年10月:一般消費者向け(B to C)イン
ターネット通販サービス「LOHACO」提供開始。
アスクルモデル
アスクルのビジネスモデル(通称アスクルモデ
ル)の特徴は主に以下の3点である。
1. 中小事業所への新規開拓
2. 流通システムの簡素化
3. エージェント制度
中小事業所への新規開拓
• 日本の約600万事業所のうち95%が従業員
数30人未満の中小事業所である。
• 従来の事務用品の販売は従業員30人以上
の事業所と個人向けの店舗での小売りが中
心であり、業員数30人未満の中小事業所は
空白のマーケットであった。
• アスクルは通信販売で新たなマーケットを開
拓。
空白のマーケット
流通のシステムの簡素化
• 従来の流通システムではメーカーの製造品
がエンドユーザに届くまで多くの卸売業者が
位置していた。
• メーカー → 一次卸 → 二次卸 → 小売 → エン
ドユーザ
• アスクルは流通を中抜きし以下のように改善
した。
• メーカー → エージェント → エンドユーザ
エージェント制度
• エージェント: 顧客の新規開拓、債権管理、代
金回収
• アスクル: カタログ発送、注文受付、配送、問
い合わせ
• 全国各地に存在する町の文房具店をエー
ジェントとして組織化。
• エージェントとアスクル役割を分離することに
よって効率的な流通システムを実現。
エージェント制度の図