共有ホワイトボードを用いた

共有ホワイトボードを用いた
協調学習支援システムの開発
日本教育工学会 第18回全国大会
伊藤清美 酒井三四郎 赤堀侃司
鈴木研究室3年 柴田大樹
概要
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共有ホワイトボードを用いてネットワーク上での
協調学習を支援するシステムを開発。
システムを用いて簡単な協調作業を実施し、評
価を行った。
操作性、議論支援機能に改善すべき問題点が
認められた
図を用いた説明を行いやすくし、議論の構造が
わかりやすくなるという結果が得られた。
背景1
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CSCL
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Computer Supported Collaboration Learning
コンピュータに支援された共同学習
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この「共同学習」にはホワイトボードに
図を描いたり、考えをまとめたりと言った作業が多い
背景2
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この「共同学習」にはホワイトボードに
図を描いたり、考えをまとめたりといった作業が多い
今までのツールを使うと
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矢印を用いて複数の意見の関係を明示的に表し、他の参加者
との間でその意見の構造を共有する
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図を描いて説明することができない
ホワイトボードとチャットシステムの複合利用
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図を描いて説明するときに非常に便利であるが、発言部分
と絵を描く部分が離れている。
どちらかのツールに集中してしまう傾向がある。
背景3
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どちらにも言えること
協調作業は同じ時間に行われ、時間的制約を
受けることが多い
途中参加の人は内容の把握に時間がかかり、
途中参加しづらい
システム