目的、柱立てについて - 三浦市

議題1 三浦市まちづくり条例の背景、目的、柱立てについて
【背景1
【背景1】地方自治をめぐって
【背景2】まちづくりをめぐって
【背景2】まちづくりをめぐって
【背景3
【背景3】開発事業をめぐって
1.地方分権一括法の施行(平成 12 年)により条例制定権がひろ
1.まちづくりの基本方針である都市マスと、人口減少をはじめと
1.本市をはじめ、多くの自治体では、開発指導を要綱に基
がっている。
した現状との乖離が著しく、都市マスを見直す時期を迎えている。
づいて行ってきたが、平成 5 年にできた行政手続法によって、
2.市民が積極的に市政に関わっていくことが益々重要視されてき
2.まちづくりに関する計画とともに、その実現方策の充実が求め
行政指導は相手方の任意の協力によってのみ実現されるもの
ている。
られる。
であると定められたことにより、要綱という行政指導により
3.官民協働の時代がきている。
3.開発事業はまちをつくっていく大きな動きの一つだが、まちづ
開発指導にあたることの効力が次第に薄くなっている。
くりに関する計画との整合がさらに求められる。
2.近隣・地域住民とのトラブルは依然として多い。
3.人口増加策という面からは規制の緩和が期待される。
【問題点の解決に向けて】
市民協働によるまちづくり
市民協働によるまちづくり
市民の意欲的な取組みを推進し、市民参加型
から市民協働型のまちづくりへと発展してい
くための仕組みづくりを図る。
実効性あるまちづくりの
実効性あるまちづくりの仕組みづくり
まちづくりの仕組みづくり
都市像やまちづくりの理念を打ち出し、ま
ちづくりに関する計画を体系的にまとめるた
めの仕組みづくりを図る。
厳格なルールの下での開発行政
開発指導要綱を条例化し、現行の手続き
や整備基準を見直すとともに、まちづくり
に関する計画との整合を図る。
実現のための手法
都市計画法・建築基準法等、関係法令による整備
三浦市まちづくり条例の
三浦市まちづくり条例の組み立て
条例の組み立て
【 目 的 】
まちづくりの基本理念、市・市民・事業者が良好なまちづくりに関わっていく責務等について規定する。まちづくりに関する計画とこの計画に基づいた住みよい生活環境の確保を目指す開発事
業、さらにこれらを対象に市民がまちづくりに積極的に関与できる仕組みについて定める。以上により、総合計画や都市計画マスタープランがめざすまちの将来像の実現に寄与する。
【柱1】市民協働に
【柱1】市民協働によるまちづくりの仕組み
市民協働によるまちづくりの仕組み
【柱2】まちづくりに関する計画づくり
【柱2】まちづくりに関する計画づくり
【柱3】開発事業を進める際のルール
【柱3】開発事業を進める際のルール
・まちづくりに関する計画への関わり
・市がまちづくりに関する構想をもつことを規定
・現行の手続き、整備基準の再検討
・地区単位のまちづくり計画への関わり
・都市像、基本理念等から全市、地域、地区の計画まで、
・丁寧な市民周知等の手続き
・開発事業への関わり
まちづくりに関する計画の体系を構築するための仕組
みをつくる。
・紛争解決に向けた仕組み