青山学院大学社会情報学部 「統計入門」第1回 『統計入門』ガイダンス 寺尾 敦 青山学院大学社会情報学部 atsushi [at] si.aoyama.ac.jp Twitter: @aterao 出席について • 原則として,欠席しないこと.毎回の授業は, その前までの内容を前提として進める. • 出席は Course Power でとる.教室に来たらロ グインしておくこと. • 授業を6回以上欠席すると,最終試験の受験 資格を失う. – 出席・欠席の記録は Course Power で確認 成績評価 • 成績評価は試験(2回)の点数でのみ決まる. – 出席の記録は取るが,成績評価には入れない. – 第5章を学習後に,中間試験を1回行う.これは 最終成績のおよそ15%を占める. • テストの問題はすべてのクラスで同一. • 身につけるべきスキル(テストで測定される) の一覧は,「学習項目のリスト」(stat_lu.xlsx) にある. 授業の進行 • 講義と演習 – テキストにそって,解説講義と演習を行う. • スライド(PowerPoint)を使用して講義 – 板書を「写経」しているだけにならないようにとい う配慮.ぼんやりしないこと.理解に全力! – わからないときに授業を聴かなくなるのは最悪. あとで自習しなければならないのだから,そのと きのための手がかりを少しでも集める. 演習の内容 • 2時間連続の授業時間のうち半分程度は演 習にあてる. • エクセルを使って,シミュレーションやデータ 分析を行う. – IT 講習会(情報スキルI)は終了していることを前 提に授業を進める. • 演習問題を解く. 授業ウェブページ • 資料は授業ウェブからも入手できる. http://homepage3.nifty.com/~terao/lecture/aoyam a/intro_stat/intro_stat_top.html • 授業動画は YouTube で配信している. – 前期の3年生再履修クラスで使用したもの – 欠席した場合には講義配信を見て自習すること. 演習問題も必ず自習しておくこと. – 基本はライブ講義である. 学習の進め方 • 予習をすることが望ましい.特に第4章以降. – スライドやテキストを読む.何を学習するのか,ど こは難しそうかぐらいは把握しておく. • 授業中は少しでも説明を理解しようと努力す ること. • 演習にしっかり取り組む. – 毎回,赤ペンを持ってくること. – 残った問題は次回の授業までにやっておく. – 難しかった問題は復習しておく. 学習方略:自己説明 • 教科書を読まない(読めない)のでは,単位を 取ることは難しい. • 自己説明:教科書には明示されていない情報 の生成 – 教科書の記述のギャップを自分で補う – 関連情報を補う – 教師になったつもりで説明してみる • 自己説明を行う学習者は学習成績が良い 学習方略:学習内容の構造化 • 自分が教員になったつもりで,各章の内容を 構造化する. – 学生に習得させたいことは何か? – それらをどのような順序で話すか? – ポイントは?どのように説明するか? – トピックの間の関連は?章全体の構造は? 学部ミッションとの関係 • 論理的思考力の基礎としての統計学 – 統計学は critical thinking の基礎 – 社会の見方が変わる • 社会や組織の問題解決に不可欠な統計学の 基礎を習得 – データに基づいた問題解決 – データから有益な情報を取り出す 教員の決意 • 適切な学習方法で努力すれば,統計学の基 礎がきちんと身に着くようにする. – 1回の授業につき,2時間から4時間の予習と復 習が必要. • 学習意欲のある人を満足させる. • 学習につまずいた場合には個別援助も行う. – 認知カウンセリング 質問への対応 • 統計入門の内容に関して質問がある場合に は,寺尾を訪ねるか(研究室はB605),数学 質問部屋を利用する. 2013年度の成績分布(N = 69) 25 22 20 度 数 15 13 12 10 10 5 6 5 0 X XX C B 成績 A AA 授業に関する連絡 • 授業に関する連絡は Course Power の「お知 らせ」で行う.お知らせを頻繁に見るか,転送 設定をしておくこと. 来週 • C-Learning への登録作業を行う. – 携帯端末を持参すること. • テキスト『初等統計学』を購入しておくこと.授 業はテキストに沿って進める. • 赤ペンを毎回持参すること.
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