蚊に刺されやすい原因を考える

私が非常に蚊に刺されやすい
蚊に刺されやすい人の特徴
1、A型の人
2、女性
3、新陳代謝のいい人
⇒はたして本当にそうなのか、検証を行う
 A型の人は刺されやすい
 女性は刺されやすい
 健康的な生活をする人は刺されやすい

使用するデータ
友人34人にとったアンケート
(男性17人 女性17人)

アンケート内容
1性別
2血液型
3運動はしますか?
4睡眠はしっかりとっていますか?
5食事はしっかりとっていますか?
6蚊に刺されやすいですか?






はい
はい
はい
はい
いいえ
いいえ
いいえ
いいえ
血液型
21%
35%
A
AB
29%
15%
12人
5人
B
10人
O
7人
血液型 と 蚊 のクロス表
蚊
刺されや 刺 さ れ に
すい
血液型
A
度数
期待度数
蚊の %
AB
度数
期待度数
蚊の %
B
度数
期待度数
蚊の %
O
度数
期待度数
蚊の %
合計
度数
期待度数
蚊の %
くい
合計
9
3
12
8.1
3.9
12.0
39.1%
27.3%
35.3%
2
3
5
3.4
1.6
5.0
8.7%
27.3%
14.7%
8
2
10
6.8
3.2
10.0
34.8%
18.2%
29.4%
4
3
7
4.7
2.3
7.0
17.4%
27.3%
20.6%
23
11
34
23.0
11.0
34.0
100.0%
100.0%
100.0%
カイ 2 乗検定
漸近有意確率 (
値
Pearson のカイ 2 乗
尤度比
有効なケースの数
両側)
自由度
3.093a
3
.378
3.011
3
.390
34
a. 6 セル (75.0%) は期待度数が 5 未満です。最小期待度数は 1.62
です。
結果
漸近有意確率が0.378と0.05より大きいため
血液型と蚊にさされやすいかは関係ない
男女比
50%
50%
男
17人
女
17人
性別 と 蚊 のクロス表
蚊
刺されな
刺される
性別
女
度数
期待度数
蚊の %
男
度数
期待度数
蚊の %
合計
度数
期待度数
蚊の %
い
合計
13
4
17
11.5
5.5
17.0
56.5%
36.4%
50.0%
10
7
17
11.5
5.5
17.0
43.5%
63.6%
50.0%
23
11
34
23.0
11.0
34.0
100.0%
100.0%
100.0%
カイ 2 乗検定
値
Pearson のカイ 2
自由度
漸近有意確
正確有意確
正確有意確
率 (両側)
率 (両側)
率 (片側)
1.209a
1
.271
.538
1
.463
1.221
1
.269
乗
結果
漸近有意確率が0.271と0.05より大きいため
連続修正b
尤度比
Fisher の直接法
性別と蚊にさされやすいかは関係ない
有効なケースの数
.465
34
a. 0 セル (.0%) は期待度数が 5 未満です。最小期待度数は 5.50 です。
b. 2x2 表に対してのみ計算
.232
運動はしますか?
41%
睡眠はしっかりとりますか?
はい 14人
32%
はい 23人
いいえ 20人
59%
いいえ 11人
68%
食事はしっかりとりますか?
この3つに当てはまる数
24%
32%
はい 26人
いいえ 8人
0~1 11人
76%
2~3 23人
68%
総計 と 蚊 のクロス表
蚊
あてはま
0
度数
る数
または
蚊の %
刺されや
刺されに
すい
くい
合計
5
6
11
21.7%
54.5%
32.4%
18
5
23
78.3%
45.5%
67.6%
23
11
34
100.0%
100.0%
100.0%
1
2
度数
または
蚊の %
3
合計
度数
蚊の %
カイ 2 乗検定
結果
漸近有意確率が0.056と0.05より大きいため
健康的な生活と
蚊にさされやすいかは
関係ない
値
Pearson のカイ 2 乗
自由度
漸近有意確率 (
正確有意確率 (
正確有意確率 (
両側)
両側)
片側)
3.659a
1
.056
連続修正b
2.314
1
.128
尤度比
3.563
1
.059
Fisher の直接法
線型と線型による連関
有効なケースの数
.114
3.552
1
.059
34
a. 1 セル (25.0%) は期待度数が 5 未満です。最小期待度数は 3.56 です。
b. 2x2 表に対してのみ計算
.066
 仮説1:A型の人は刺されやすい、
 仮説2:女性は刺されやすい
 仮説3:健康的な生活をする人は刺されやすい
⇒検証により
成り立たないことが判明した
仮説1と仮説2
漸近有意確率が非常に大きい
蚊に刺される条件としては全く関係ないといえる
仮説3
漸近有意確率が0.056と0.05に近い数字
全くの無関係であるとは言えないと思う。
今回のアンケートはすべて主観で答えてもらったため
もっと精密に大規模に調査を行った場合
違う結果が出てくる可能性もある。